• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

bimo大好きのブログ一覧

2011年05月29日 イイね!

トレジャー・ハンター その5  でかっ! 4/4

トレジャー・ハンター その5  でかっ! 4/4トレジャー・ハンター その5  でかっ! 1/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 2/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 3/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 4/4


 惜しかった。最後のセーフティー・カー介入がなければ,あのレッドブルのマーク・ウェバーを抑え切って,4位は確実だったので残念だ。
レースに「たら・れば」は禁物。チェッカーくぐった時が全ては重々承知なのだが,やはり肩入れしたくなる。

狭くてクネクネ,きついヘヤピン,短い直線,路面も滑り易く,抜き所の少なさでは随一のモナコ。そんなコース・レイアウトからは小パワーに有利な印象を受けるが,実際には加減速が激しく,パワー差がモロに響くコースだそうだ。
タイヤ交換を控えた作戦と,セーフティー・カーの介入が味方したのもあるが,非力で飛び跳ねるマシンを駆って,あのモナコでの5位は立派と思う。

今年で契約が切れるウェバーの後釜にレッドブルからや,フェラーリからも声が掛かるかも知れない夢に,さらに一歩近付いたかと思う。・・・まぁ,仮にそうなっても,彼の性格からして,お寿司屋さんに戻る所を拾ってくれたザウバー御大に仁義を通し,契約満了まで留まる道を選ぶだろうが。


 ところで,世界中から富裕層が集まる華やかなモナコに,さらに豪華さを引き立たせているのが,コース脇にひしめき合うヨット群。
まるで「これぞヨット!」という正統派の展示会のようだ。
早い話が「007」シリーズで美女がさらわれ,悪者の所へ連れて行かれる場面で登場する類の船だ。
 もしこの場にいられたら,言葉は嫌いだが目出度く世界的な「セレブ」に仲間入りではないかと思う。
上甲板のプールサイドでおネータンを傍らに,シャンパンを飲みながら,F1観戦。この世の天国で,自分に対するご褒美としてもきっと最高に違いない。

 このクラスになると小さいながらもプールは当たり前,ヘリポートすら珍しくない。もちろんオマケのジェット・ヘリ付き。船内は5階建てぐらいで,エレベーターもある。


 話は変るが,F1レースのパドック周辺でよく見かける不思議な光景。お腹が出ていようが,オツムが少々寒々としていようが,オッサンは必ずと言って良いほど,若くて上品で飛びっきり綺麗なオネータンを侍らせている。

幸いそんなお腹やオツムだけは真似できる自信はあるが,私では全く相手にして貰えないだろうな・・・

 テレビ番組でオキニの若いタレントへのインタビュー。

「相手の年齢層の上限は?」

「そんなのないです。離れていても気持ちさえ若ければ」

「容姿は?」

「全然関係ないです。要は中身です」

勝手にテレビの前で「ヨシッ!!」と,力強くガッツポーズを決める自分がいる。まるで自分も候補になったかのように,勘違いして喜ぶ姿,我ながら可愛いものだと思う。

この類の「いい玉」にとって,「中身」という言葉の意味は「財力・地位・バック」が大半を占め,「人の良さ」はあれば良い程度で微々たるもの。

「どれだけ自分を楽しませてくれ,恩恵を自分にもたらし,もし離れたら多大な逸失利益を被り,後悔させる存在」

という,冷酷な真実が込められている。

現実は厳しいもんだ。
それにしても裏山鹿。世の中,不公平過ぎる。
Posted at 2011/05/30 23:08:41 | コメント(1) | トレジャー・ハンター | 旅行/地域
2011年05月22日 イイね!

トレジャー・ハンター その5  でかっ! 3/4

トレジャー・ハンター その5  でかっ! 3/4トレジャー・ハンター その5  でかっ! 1/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 2/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 3/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 4/4


 目的地は大きな湾を挟んで対岸であった。教えてもらったこの場所と同じ地名だが,ざっと30kmは離れている。道理でいくら探しても見つからなかった筈だ。

普段なら「クソッ!」と悪態をつくところだが,お陰で思わぬ拾い物をした。
古くから栄えた港町にあるヨットクラブの岸壁であるが,とんでもない船が並んで停泊している。
形だけを模したものではなく,紛れもない年代物。ペリーの黒船よりもさらに古い世代ので,まるで18世紀以前にタイム・スリップしたかのようだ。
いくら帆船の歴史が深いとは言え,ありえない光景だ。
セーリングが盛んな国民性とは知ってはいたが,まさかこんな船にも乗っているとは・・・
毎週末動かすとなると苦行に近い。木造船はとても手がかかるが,普段の手入れを想像するだけでも気が遠くなる。

蛇足:
 写真下段に写っているのは,パラグライダーとサーフ・ボードが合体した物。
風は上空になるほど強いので,その風を掴もうとすれば,ヨットでは高いマストが立った馬鹿でかい船体になる。
ところがこの方式だと,手軽に上空の強い風を利用できる。初めて見た代物だが,合理的な滑走体だ。

元々風が強い地方,10m以上は吹いていたと思うが,みんなとても上手い。いや上手すぎた。20人以上いて,しかも半数は女性。
波頭をバンバン飛び跳ねながら,かっ飛んで行くが,誰一人とてバランスを崩さない。
上空の凧には30mぐらいのロープが繋がっているが,多人数で競り合いながらも絡まない。これも凄いことだ。
この国のセーラーの半端でないレベルの高さに舌を巻いて,砂浜から,ただただポカンと口を開けて眺めていた。

・・・後日気付いたのであったが,ここは世界有数のヨット・レースが開催される会場であった。そう言えばあったな「キール・ウィーク」ってのが。
ここしばらく海の雑誌を購入していなかったので失念していた。まっ,廃刊が相次いでいるのもあるが。

世界中からオリンピック・レベルの選手が集まり,大小さまざまなクラスのレースが週をまたいで催される。すっかり忘れていた。
それの出場選手の練習に出くわした次第であった。上手くて当たり前。
ちなみに正体不明だったものは「カイト・サーフィング」というそうだ。

 これも後日調べた結果だが,こちらでは昔の帆船もチャーターできる。
料金は同サイズの現代ヨットより1桁以上安価なようだ。
ただし付録は船長のみで,船員は抜き。つまり船長に怒鳴られながら,船上作業を担う必要がある。訓練所に入るのに近い覚悟が要りそうだ。

それにしてもマリン・スポーツの裾野の広がりと深さが,極東の島国とはかなり違うようだ。
Posted at 2011/05/30 23:14:38 | コメント(1) | トレジャー・ハンター | 旅行/地域
2011年05月15日 イイね!

トレジャー・ハンター その5  でかっ! 2/4

トレジャー・ハンター その5  でかっ! 2/4トレジャー・ハンター その5  でかっ! 1/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 2/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 3/4
トレジャー・ハンター その5  でかっ! 4/4


 これも意図せず偶然出会った。
1本マストの帆船のことを「スループ」と言うのだが,スループとしてはほぼ世界最大級。
全長:54m(177フィート),排水量:305トン。乗客10名,乗組員7名。
甲板や上屋の外壁はチーク張りやマホガニーなどで,意図して古風なデザインだが,建造は2009年と新しい。船体はアルミ製で,装備や快適設備も最新鋭のものとなっている。帆船なら老舗のオランダ製で,昨今では無機質なグラスファイバー船が多い中,やはり味がある。

今後も当分,厳しい節電を強いられる日本だが,このヨットには90kwの発電機が2機あり,日本の一般家庭のざっと40軒以上の電力を賄える。

 これだけのサイズでも,たった7人で操船できるのは,各所が電動・油圧化され,省力化されている恩恵だ。実際には7人と言っても,24時間航行なので,シフト勤務のため,航行中は2,3人で動かせるようになっている筈だ。帆の上げ下ろしも全て電動化されている。

 羨ましいのは前後に「スラスター」という油圧駆動の別スクリューが設けられており,水流の方向を自由に変えられる。つまり通常なら人手を要する出港時と着岸時にも,船体を横方向に移動できるし,強風時には厄介な風に流される現象も防げる。

極めつけはマストに登る,かご付きの電動リフトまである。帆船ではトラブル時にマストに登る機会が結構多い。
一般的にはブランコのような板きれ1枚かオムツみたいな布きれ1枚に座って,マストの頂点に付いた滑車から垂れたロープに結び,下にいる数人に引っ張ってもらって上がるのだが,これが凄まじく怖い。
この数人というのが曲者で,「誰かが引っ張っているだろう」と,全員が力を抜くと,落ちてしまう。余程慎重で信用できる人間でないと任せられない。
しかもそういうトラブルは,往々にして海が荒れている夜中に起こることが多い。
洋上で激しく揺れる中,上から見ると船体は箸ぐらいにしか見えない。
船体に落ちれば全身打撲,海に落ちればそのままバイバイか,ロープに引きずられたり絡まったりして溺れる。

ステンレス・パイプでがっちりと組んだ,「かご付きの電動リフト」なら安心感と楽珍さは全然違うだろう。


 写真のニーチャンは若き日のロバート・レッドフォードを彷彿させる容姿で,メチャクチャかっこ良かった。やはり悔しいけどヨットにはアングロ・サクソン系が似合う。どうしてもアジアンは「セーラー」より「ボート・ピープル」と言った風情になってしまう。
ハリウッド・スターの風情でリッチに見えたが,私の問いかけ

「今日はこの後何するの?」に,

「船体にワックスかける」

「そらえらい大変やな」

「ほんまや」

だったので,客ではなくクルー(乗組員)だった。勿論,クルーでも好きで乗っているリッチな方も多いが。

 船籍は毎度のごとくカリブ海のバーミューダ諸島で,ニュージーランド・日本経由でアラスカまで行くとのこと。
このヨットも,ネットで予約画面に希望日と行き先をパチパチ打ち込むだけで,誰でもチャーターできる。

私にも今世のうちに「パチパチ」できる日が訪れれば嬉しいのだが・・・
Posted at 2011/05/30 23:15:47 | コメント(1) | トレジャー・ハンター | 旅行/地域

プロフィール

好奇心の塊で物事を知れば知るほど己のアホさを知る,通りすがりのオッサン。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/5 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

愛車一覧

その他 その他 その他 その他
巡航速度:4,000m/h 戦闘速度:15,000m/h 戦闘出力:370mPs 上昇限 ...
その他 その他 その他 その他
出力:毎度のごとく説明書は厳重保管し,行方不明につき不詳 巡航速度:1,200m/h 最 ...

過去のブログ

2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation