行ってきた、その4の続きになりますが30日は、大関ヶ原展、ボッティチェリ展、マグリット展とルーブル展の4展を梯子で見てきました。
最初に東京都江戸東京博物館で開催中の大関ヶ原展を見ましたが、見応え十分です。関ヶ原合戦随時屏風、絵巻、各種書状、特にかの有名な直江状も展示してあり又、その当時に使用されていた鎧、兜、太刀、刀、そして三大名槍の一つ本多平八郎忠勝が愛用していた蜻蛉切の美しくさは見事の同じく一言につきます。他にも各武将の像とかも展示されているので歴史好きには堪らない展示内容でした。
次は渋谷Bunkamuraで開催中のボッティチェリ展を見に行きました。ルネサンス期を代表する画家の一人ボッティチェリの作品は前半と後半で画風が大きく違います。大雑把な説明をすると前半は絢爛豪華なこれどルネサンスの画風ですが、後半は質実剛健的な画風になります。これに関しては当時の政治体制も考えなくてはいけませんが、それらの事は専門家に任せるとして展示内容はこれも又素晴らしいです。フィオリーノ金貨に始まりボッティチェリの「ケルビムを伴う聖母子」、「大天使ラファエルとトビアス」、「受胎告知」、「聖母子と洗礼者ヨハネ」、そしてかの有名な「ヴィーナスの誕生」からヴィーナスだけを描いた「ヴィーナス」背景は黒一色でヴィーナスだけが描かれている絵ですけど、それだけにヴィーナスの表現力が圧倒的に凄いと感じ、「聖母子と6人の天使」は、思わず貴婦人と一角獣のタペストリーに似ていると思いました。他にも数々の名画、レリーフ等か展示されているので興味があるならばでひとも見て下さい。
次に国立新美術館のマグリット展を見ました、ダリのシュルレアリストは見ていて精神面がガリガリと削られようで苦手でしたが、マグリットのシュルレアリストは見ていて分かりやすく不思議と親しみやすく、変な言い方ですが初心者がシュルレアリストを安心して見られる作品が揃っておりますのでお勧めです。
最後に同じ美術館内で開催中のルーブル展を見てきました。2回目のルーブル展ですが、お目当ては当然フェルメールの「天文学習」ですが、ルーブル展を見ていたら驚いた事が有りました、渋谷Bunkamuraで開催中のボッティチェリ展に展示されていた「高利貸し」という絵ががルーブル展にも展示されていました、此方の題名は「徴税吏たち」という題名でしたが、細部が微妙に違うように見受けられました。そして本命の「天文学習」は、見るのは二回目ですが何度見ても飽きない素晴らしい名画でした。
長々とした文章に最後までお付き合い、ありがとうございました。次回のブログ内容は、暇潰しの方法というなの小説を書こうと思います。
Posted at 2015/05/10 11:57:16 | |
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