煩悩寺有恒のブログ一覧

敬愛してやまない理論派ドライバー「清水和夫」氏の記事を拝読し、HANS deviceについて再び考えるようになりました。

←そもそもHANS deviceなんてご存知でしょうか？
　左画像のような、ヘルメットに固定する「頭頚部過伸展防止デバイス」と言う言い方になるでしょうか？

さて、
素人のサーキット遊びにHANS deviceなんて本当に必要なのでしょうか？

HANS deviceは非常に高価です。我々がプロのレーサーで無い限り「恐らく必要ないだろう」と思っておりました。
「脊髄損傷や頭蓋骨骨折を起こすような激しいクラッシュの可能性は少ないだろう」、「車を壊すほど無理する事は無いだろう」と思っていました。

HANS device（以下HANS）に対する考え方は色々あるかと存じますが、HANSは「頚部過伸展を抑制し、頭頚部の保護に力を発揮する」ものであり、特にステアリングを交換しエアバックを無効にしているクルマの場合、HANS装着により「クラッシュ時」の安全性が飛躍的に向上するであろうと言われています。
脊髄損傷について語れば長くなるので語りませんが、その後の厳しい人生といったら・・・

幸いにも、今までサーキットでは大きな事故も無く過ごしていますが、公道では事故にもあっています。
その時の事故も「たままた軽症だったのが不幸中の幸い」と言う訳です。

「たかが素人のクルマ遊び」なのですが、「されど危険の伴うクルマ遊び」なのです。
「運転技術の未熟な小生（素人）のサーキット遊びにこそHANSの様な安全デバイスは必須なのでは？」と思ったりします。

昨年のF1カナダGPでBMWのロバート・クビサが起こした大クラッシュを覚えている方もいるのでは無いでしょうか？
素人である小生も、TVを見ていたあの瞬間「クビサは助からない」と「セナのクラッシュ場面」を思い出しました。

ところが、クビサは軽度の脳震盪で済み、次のアメリカGPは欠場しましたが、その次のフランスGPには出場し、4位入賞を果たしたのです！

その時、彼の命を救ったのが「強固なF1モノコックボディ」と「頚部過伸展を抑制したHANS」だと言われています。

よく、「車はまた買えばいいけど、命は買えないから・・」と事故後慰める会話を耳にします。
まさにその通りで、HANSは高価ではありますが、「命を救うデバイス」としてこれ以上安いものは無いのでは無いでしょうか？

「20ME」と言う通常モデルで15万ほどします。
決して安くはありません。しかしながら、購入を考えたくなる今日この頃です・・

この記事は、生きててよかった！ について書いています。

各誌・各方面で話題のE90・M3セダンが正式発表されました。
これで、M-DCTが登場したら、M5の立場がどうなっていくのかが・・・

以下抜粋
BMWジャパンは2008年3月17日、BMW3シリーズの高性能バージョン“M3”に、セダンモデルを加え、販売を開始した。

M3セダンは、M3クーペの優れた動力性能や運動性能を受け継ぎながら、4ドアの実用性を兼ね備えたモデル。ボディサイズは、全長4585mm×全幅1815mm×全高1435mm。車重は1640kgとなる。

エンジンは、クーペ同様に、排気量4リッターのV8を搭載し、最高出力420ps、最大トルク40.8kg-mを発生する。組み合わされるトランスミッションは6速MT。0-100km/h加速は、4.9秒。10.15モード燃費は8.4km/Lだ。

ルーフがカーボン製ではなく、一般的なスチール製になるほかは、Mならではの装備は、クーペ同様。根本から専用チューンが施されたサスペンションや空力パーツ類、Ｍディフェンシャルロック（LSD）などにより、走行性能が高められている。

価格は、973万円。同価格で右ハンドル仕様と左ハンドル仕様が選べる。

これで、Dからのプッシュが強まること間違いないですね！
でも、買うなら2ペダルのM-DCTですが・・

さらに、実はC63の方が（ルックスは）好みだったりして～爆