
プリウスのシートベルトバックルのリコール作業をやってもらう間に、ヤリスのハイブリッドG(中間グレード)に試乗させて頂きました!
すぐに、ディーラー店舗から公道へ出る瞬間から、旧型ヴィッツハイブリッドやアクアとの差を感じられました。 モーターによる押し出し感と言いますか、アクセルを踏むとグイグイ走ってくれる感覚がとても楽しいです。
あれ?もしかしてもうパワーモードになってるのか?と思ってメーターをよく見てみるも、ノーマルモードでした…
トヨタのハイブリッドといえばエコで地味でつまらないというイメージでしたが、それはもう過去の話ですね。
リチウムバッテリーが新たに採用されて、モーターを積極的に使えるようになったのと、モーター自体の出力アップが効いているのでしょうか
システム総出力も15%、先代ハイブリッドよりも上がっているそうです。
今回の新型からエンジンが3気筒に変更になっていますが、特にネガティブな点は気にならず、高回転まで回しても不快感はありませんでした。
カタログ燃費ではリッター36㎞/Lとなっていますが、実燃費的にはディーラーの方の話によると、リッタ25~28くらいとの事でしたので、それってプリウスとほぼ同じじゃん…と
因みに、物は試しと思ってパワーモードにしてみると、昔乗っていたインプレッサ(2000cc)を思い出すような加速感でした。
プリウスより軽快に走るのに、プリウスと同等以上の燃費を叩き出すとは…

ディーラーに来店されているお客が少なくて時間があるせいか、名四国道も走らせてもらい、70~80㎞/hの速い流れでも試乗することができましたが、下から来るロードノイズなどの騒音が…アクアや旧ヴィッツとは全然違って静かでした。
ディーラーからの帰りで試乗コースと同じ道を走ったのですが、もしかして車格が上のプリウスの方がロードノイズ大きい…?と思うくらいです。やっぱりプリウス要らないやんけ
TNGAが導入された車両の進化度合いがすごいです。現プリウスに初めて乗った時も、おぉ結構いいじゃん!と思ったものでしたが、後発とはいえコンパクトクラスでもここまで変わるとは…
安かろう悪かろう、コンパクトカーならこんなもんでしょ?という時代は終わったんですかね、右左折の際に歩行者を検知して緊急停止してくれる機能や、新しい駐車支援システム等、安全装備の充実っぷりも驚きました。トヨタの本気を感じますね。
ほぼ同時期に出てきた新型フィットも気になるところですが、あれは外装デザインがなんか変だし、内装のハンドル回りも気持ち悪いし、ヤリスの方がかっこいいかな…
ヤリスは今回のモデルチェンジで後部座席が狭くなって、マツダ2やスイフトに近い感じの前席重視パッケージになったので、そこが問題ないのかという事と、更に追従クルコンが全車速対応ではない事。
この2つが全然気にならないよ~ということであれば、ヤリスを選ぶ価値はとてもあると思います。
自分的には、全車速追従クルコンが絶対必要なので、ヤリスの元気な走りは諦めてプリウスにするしかないですけど…
Posted at 2020/03/13 22:32:58 | |
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試乗 | クルマ