以前書いた、
ボツになったエアダクトを
再び製作・装着しようと考えた。
使用する材料に関しては
色々と思うところがあるのだが、
前回ボツってそのまましまってあった雨どいと
台所の排水パイプを使う。
先ずは、雨どいと台所の排水パイプの接続である。
雨どいの径と排水パイプの径はバッチリ合うのだが、
ただ接触するというだけで、
はめ込んだり金具でつなげたりができるようなものではない。
そこで、2液を混合するエポキシ系の接着剤を
たっぷり使ってガッチリと接合した。
それにしても排水パイプは、たったの30φ。
果たして意味があるのかどうか・・・。
次に、車体側の加工である。
ブレーキダクトへの空気の取り入れ口である
バンパーの網を外して、
そこにエアダクトのエアの入り口として雨どいを付ける。
網は、外側からは容易には脱着できないような
造りになっているようで、ブレーキダクトを外して
内側から網を外した方がイイようであったが、
ちょっと面倒に感じて網が再利用不能になっても
諦める覚悟で、外側から強引に取り外した。
外してみると、やはりこの網の脱着は、
内側からする方が無難であることが分かった。
そして、前回エアダクト装着を
断念した大きな理由であるブレーキダクトの加工である。
バンパー開口部の網から入ったエアは、
ブレーキダクトの壁に当たり、
沿うようにして下部に送られタイヤハウス内に流れる。
そのブレーキダクトの壁があるために、
エンジンルームのエアクリーナーへ、
ダクトが送り込めないのである。
そこで、今回は覚悟を決めてこのブレーキダクトの
上部を切り取り、ダクトの通り道を作ることにした。
やはり、iRの一部を切り刻む行為は
気が引けたが思い切って切り取る。
ブレーキダクトを金ノコでギコギコと切るつもりだったが、
意外にハサミやカッターでサクサクと切れる素材で出来ていた。
もちろんブレーキダクトを外すことはせずに、
全て穴からハサミやカッターを差し入れての作業である。
今回作ったエアダクトは
バッテリーの横に開いている穴を通すことにしたので、
仮にホースを通して雨どい部分を
バンパー開口部に合わせてみながら、
少しずつブレーキダクトを切り取っていった。
こうして適当な穴が開くと、
バッテリー横の穴へのエアの通り道ができた。
そうして見ると、もう改めてエアダクトを
引く必要が無いようにも思えたが、
エアクリーナーへの確実な道を作るということと、
バンパーに取り付けたエアダクトの
後付けパーツ感が欲しくてエアダクト装着の作業を続ける。
そして、雨どいをバンパーに固定するために、
バンパー開口部の中をのぞくと、
上側の金属部分に適当な穴が開いていたので、
部屋にあったエーモン製のステーを適当に折り曲げて、
雨どいダクトを止めるようにバンパー外側に出し、
雨どいダクトの位置決めをして、
ステーに開いている穴に合わせて雨どいに穴を開けた。
雨どいの位置は、
バンパー開口部から飛び出ないように、
きっちりと収めることもできるが、
目立たせたいので敢えて横に飛び出すような位置に
取り付けることにした。
ボルトでステーと雨どいを止めて、
iRにエダダクトを仮装着してみると、
なかなかイイカンジである。
次に、エアダクトに塗る色を考える。
やはり無難なところでは、
黒、シルバーといったところであろうか。
だが黒色は車体色に溶け込んでしまうし、
シルバーはありきたりである。
ブルー、レッドといった目立つ色という選択もあるが、
あまり印象が軽く、おもちゃっぽくなってもマズイ。
良い色はないかと考えて、
以前から気になっていたホンダのS-MXのオレンジに決めた。
しかし、ホームセンターに行ってみると、
その色は元々作られていないのか、
その店に置いてないだけなのか、
S-MXのオレンジ色のスプレーは無かった。
置いてある色は、黒、シルバー、ゴールド、
ブルー、レッドといったようなよくある色しか無かった。
そこで、店で迷うこと数分・・・。
どうもピンと来る色が無いが、
塗らないことには始まらないので、ゴールド系に決めた。
そして、あまりにも黄色がかったゴールドよりは
渋めのゴールドにしようということで、
薄めのゴールドにした。
で、単純に名前が気に入り「シャンパンゴールド」に決めた。
早速、エアダクトを塗装する。
あとは装着するだけだが、
網を付けてゴミなどが入らないようにであるとか、
ホース部分を補強しようかなどと考えたが、
とりあえず今回はこのままいくことにした。
装着して、気になる点は・・・。
まず、風圧で、バンパー外部に飛び出した雨どい部分が
吹っ飛んで外れないかというコトがある。
これは今のところ問題ないようである。
あとは、「空気の流れ」である。
現在はとりあえずゴミや水分が入ってくることを考えて、
ダクトの出口の位置・向きを
直接エアクリには向けていないが、
果たしてこれでイイのだろうか?
ヘタな空気の流れで、
逆にエアクリが空気を取り込むことを
邪魔をしているのではないだろうか?
というより、
ホントに空気は流れて入って来ているのであろうか・・・。
Posted at 2018/11/10 15:41:55 | |
PULSAR GTI-R | クルマ