2月の11日(木曜日)は前々日から仕事で秋田に来ていて
この日は夕方郡山で仕事が入っていたので、午前中だけ空いた時間で市内観光をしました!
午前中だけの短い時間でしたが、秋田駅前からは市内を循環する
”ぐるる”と言う1回100円で乗り降り出来るバスが定期的に走っています!
このバスに乗りますと、市内の主要な観光スポットが回れるようになっています!
まずは、《 秋田県立美術館 》です!
今回、ここだけは行ってみたいと思っておりました!
パリにおいて乳白色の裸婦像で画風を確立した、藤田嗣治(レオナール・フジタ)が
1937年(昭和12年)に、制作依頼主である平野政吉の米蔵で描いた
大壁画『 秋田の行事 』は展示されています!
縦3.65メートル、横20.5メートルの大きさがあり、制作当時世界一と言われました!
しかも、藤田は僅か15日間という驚異的な速さ、集中力でこの作品を描き上げたそうです!
藤田は「秋田の全貌」を漏らさず描くという意図を持って壁画を描き、
画面には昭和12年当時の秋田の冬の日常生活、夏の竿灯祭り、冬の太平山三吉神社の
梵天祭り、秋の日吉八幡神社山王祭などが描かれ、人々の生き生きとした情景が
描かれています。
とにかく見ごたえのある絵をみまして、久しぶりに感動しました!
次は、秋田の民俗芸能が展示されている、《 民俗芸能伝承館 》~ねぶり流し館~に
立ち寄りました!
入り口をすぐ入りますと、ホールには1月に開催される”梵天祭り”の展示がありました!
そして、8月の”竿燈”が展示!実物を見たのは初めてで、大きさにビックリです!
昔は”ねぶり流し”と呼ばれ、明治14年から”竿燈”と呼ばれるようになったそうです!
お祭りとなると、今は260本近くの”竿燈”があがります。
ホールには実際に展示されている”竿燈”をかつぐ体験も出来ます!
展示されている”竿燈”は実際にお祭りで使われていて右から・・・
○幼若 (提灯24個) 重さは5Kg 小学生低学年の子供が演技!
○小若 (提灯24個) 重さは15kg 小学生高学年の子供が演技!
○中若 (提灯46個) 重さは30kg ここからは一般が演技!
○大若 (提灯46個) 重さは50kg
体験できる”竿燈”の提灯は数を少なくしているみたいです!
”竿燈”のかつぎ方にもいろいろな種類があります!
又、”竿燈”のちょうちんも、町紋と言うのがあり秋田市内の各町によって
いろいろなデザインがあり、とても興味深いものでした!
伝承館に隣接する、”旧金子家”は江戸時代の質屋と古着屋!
昭和57年まで商いが行われており、秋田市内の有形文化財に指定されています!
昔の風情が残っており、昭和初期の店の様子など当時のままでした!
それでは、又次回③に続きます・・・!!
Posted at 2016/02/13 10:19:48 | |
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