※前章
九州遠征2016 ③(二日目)
今日は、父の出身地である荒尾界隈
(ホテルは福岡県大牟田市)から、自分が就職直前の春休みに 父に連れられてきた思い出がある福岡へ移動します。
モーニングバイキングで朝食を摂った上でチェックアウトします。
このホテルは、まぁ色々とイマイチな点が散見され、「もう二度と使わない」というほどではありませんが、「ぜひ また利用したい」という気にもなれませんでした。
今日もR389はスカスカです。祝日の朝9時半前くらいだというのに。
まだ厳戒令は解除されないのでしょうか?(笑)
南関ICから九州道へ。
亡き父の故郷に別れを告げます。
まずは 父が車で伯母家族をよく連れて行っていたという 大入の海水浴場を目指します。
九州自動車道→福岡都市高速 と乗り継いでいきます。
太宰府JCTで福岡都市高速へ
前原ICで一般道に降ります
海岸沿いに車を走らせていたところ、右手に良さげなビューポイントが。
しかし、ひとまずはスルーします。
JR筑肥線 大入駅に到達。
ここまでに、それっぽい海水浴場は見つかりませんでした。
暫く先へ進んでから引き返し、海辺へ向かえそうな道に入り込んでみたりもしましたが、それらしい海水浴場は見つけられませんでした。
仕方ないので引き返している道中 先ほど見掛けた 良さげなビューポイントへ向かってみる事に。
フォトスポット&パーキング「とるぱ」だそうです。
安全に駐車できる駐車場と、そこから歩いていける撮影スポットがセットになった場所だそうです。
自分みたいなドライブの仕方をする者にとっては、実に素晴らしい企画です。
車を前へ移動して。
この雲の感じを見て、
SFC某ゲームのオープニングを連想してしまいました。
むろん、悪しき三柱の兄弟神など 現れよう筈もありませんが。(笑)
暫く走った先に『深江海水浴場』を発見。車を入れます。
JR大入駅から 大分 離れてしまっているので、父が伯母家族を連れてきた海水浴場とは異なると思われますが、まぁ そこには目を瞑りましょう。
大事なのは亡き父を悼む気持ちです…と自分に言い聞かせます。(汗)
シーズンオフな上に、台風接近中で天気も悪く、当然ながら閑散としたものです。
ざっぱぁ~ん。
海水浴場を後にし、次の目的地へ向かいます。
自分の就職直前に 父に連れてこられた中華料理屋がありました。
しかし、店の名前も その位置も、さっぱり覚えていない事から、今回の旅行で そこへ行くのは諦めていました。
しかし、若い頃から父は従兄姉達(父から見れば 甥・姪)を可愛がっていたそうで、父に連れられて その店を訪れた事があったそうです。
更に、自分が 今回の旅の計画を打ち明けて情報を求めたところ、その店が 元々あった場所から移転している事まで突き止めてくれました。
その店の名は『福寿飯店』。
元々は中洲の下川端にあったのが現在地に移転してきたそうです。
店の名前と所在さえ分かれば、あとはナビ任せ。
まるで図ったかのように正午に到着。
(本当は昼食のピークを避けて13時頃に到着したかったんですけどね。)
この店には駐車場がないので、すぐそばのコインパーキングを利用します。
店は 結構 混み合っていましたが、一人なので円卓に相席で案内されました。
そして、注文したのは皿うどん。
うん、美味しい。
美味しいんだけど、何か記憶してたのと違う。
これは麺を焼いたもので、ところどころはパリパリしているんだけど、昔 父と食べたのは もっと麺が全体的にパリパリしていて、堅焼きそばのような…
…などと思いながらメニューを眺めたところ、皿うどんには「(焼いた麺の上にあんかけ}」との説明があり、よくよく見ると これとは別に「炒麺(揚げたパリパリ麺のやきそば)」なるものが有るではないですかっ! 何たる不覚っっ!!
明日 大阪へ向けて出発する前に、再度この店を訪れるとしよう。
チェックインの18時には到着出来なそうだけど…(汗)
続いて向かうは、福岡市東区の香椎です。
自分の出生の地です。
但し、3歳になる前に引っ越してしまっているので 当時の記憶は何一つありません。
更には、当時済んでいた団地は取り壊され、新しいマンションに建て替えられています。
なので、此処では そう長居せず 軽く流す程度にします
…が、ドラレコのmicroSDが足りません。
64GBでおおよそ 8時間程度 録画できますが、手持ちが4枚しかありません。
仕方ないので、現地調達する事にしました。
かくして、向かった先は ヤマダ電機テックランド福岡香椎本店。
ちょうど決算セールをやっていて、東芝製の64GBが、一枚 \2980(税別)。
現在 使っているTranscendのが 大正義Amazonにて \2000くらいだったので、明らかに高値にはなりますが、まぁ仕方ありません。3枚購入しました。
ちなみに、他メーカーのが概ね \5000~7000くらいで、この品だけが群を抜いて安値だった事から 店員を捕まえて訪ねたところ、「安く仕入れる事が出来たため」との説明でした。
粉飾決算事件の影響で買い叩かれてるんですかねぇ。
さて、しばらく香椎界隈を走り回った末、ホテルへチェックインしました。
利用したのは、ソラリア西鉄ホテルです。
今日は もう車は使いません。
総走行距離1560.8km - 前日時点1383.8km = 本日の走行距離177.0km
景色が悪いため宿泊費が安くなっている部屋をチョイスしました。
貧乏って辛いよね
部屋自体は まぁ良い感じです。
この後、父に連れられていった焼鳥屋を目指します。
チェーン店で、どの店であったかは覚えていませんが、
HPの
店舗案内の外観写真と 自分の僅かな記憶と 推定される地域を突き合わせて、行き先を決定。
『戦国焼き鳥 家康 5号店』を目指します。
道中、『味の明太子 ふくや』の直営店をみつけました。
亡き父が 此処の明太子がお気に入りで、自分も大好きです。
今回の旅でも 土産物屋で探して買うつもりでしたが、直営店が目の前におあるのであれば此処で買わない理由などありません。
喜び勇んで店内へ。
応対してくれた店員は非常に感じが良く、商品の説明や 試食などに快く応じてくれました。
そして、買ったのが『
重宝セット・笑』。
100g x 3箱で、入れる品を選択する事が出来ます。
自分は3つともレギュラー(辛口)の無着色タイプをチョイスしました。
店を出て ほどなく、目的の焼鳥屋『戦国焼き鳥 家康 5号店』へ到着。
父に連れられてきた時は 開店直後で 食べ物の準備が出来てなく、キャベツを摘みながら冷酒をカパカパ呑んでいたら、最後に酔い潰れて自力で立ち上がれなくなってしまいました。
自力での行動不能に陥るほど酔い潰れたのは 後にも先にも この時だけです。
そんな事を思い起こしながら、お任せ20本と冷酒を ちびちびやりました。(写真はありません。)
その帰り道、某百貨店地下の土産物売り場で買いたい品があった為 立ち寄りました。
それは、『
鶏卵素麺』
今回の前 最後に九州へ赴いたのは 父方の祖母の葬儀の時です。
道中 利用した特急列車の座席に置いてあった冊子に この品が紹介されていて、土産物屋で それを見つけたので買いました。
一方、その時 同行していた兄は 先述の冊子を見ず、鶏卵素麺も買いませんでした。
帰りの道中 土産物の話になった際、自分の鶏卵素麺を見て 兄が買った品との交換を強く求められました。
当時 自分は 兄には頭が上がらない事情を抱えていた事もあり 交換に応じました。
その時は あまり深く考えませんでしたが、後日になって 交換に応じた事を後悔しました。
そんな背景から、今回の旅では この鶏卵素麺を買って帰ると心に決めていたのです。
ふくやの明太子といい、この鶏卵素麺といい、目的を達する事が出来て上機嫌です。
今回の旅では もう一点 ターゲットにしている品がありますが、それは明日探します。
接近中の台風16号は、この日の晩 自分を追い越して太平洋上を東へ向かいました。
※
九州遠征2016 ⑤(四日目) に続きます。