
1泊2日で静岡へ出張した際、せっかくクルマで出掛けたのだから少し観光をしてみたくなり、静岡市内の訪問先へ出向く前に、大井川にかかる「蓬莱橋」へ立ち寄ってきました😊

蓬莱橋は、ギネスブックに登録されている世界一長い木造歩道橋であることは知っていましたが、これまでなかなか訪れる機会はなく、所在地の島田市周辺はいつも東名高速や国道1号線で素通りしていました。

平日であり連日の猛暑の中だから、蓬莱橋で見かけた観光客はごくわずかで、台湾からと思われるインバウンド旅行者が数人いるくらいでした。
通行料100円を支払うと、世界一長い木造歩道橋を渡れます。でも、帽子や日傘を持たずに、猛暑の中全長約900メートルの橋を汗だくになって歩くのは辛いと考え、30メートル歩いてすぐに引き返しました💦

結局、橋は渡らず橋入口付近にある土産物屋&カフェで涼みながら景色を眺めました。この後すぐに仕事を控えていなければ、無理しても木造歩道橋を渡ったことでしょう。

お茶うけにちょうどいい「大井川もなか」をお土産に買いました♪

なぜか勝海舟の銅像があり、この橋と一体何の関係があるのか?と近寄ってみると説明文が土台に刻まれていました。

咸臨丸で渡米した際、お茶が世界的な商品価値を秘めていることを認識した勝海舟の命を受け、明治初期、旧幕臣たちが牧之原で1,425haの茶畑の開墾を始めたとのこと。
明治政府の要職を歴任した勝海舟は、官職を辞した後も牧之原開拓士族を物心両面で支援した。
茶畑の開墾事業はその後も発展し、牧之原から大井川を渡って島田と交流を持つ旧幕臣が増えた。当初、彼らは小舟を使って大井川を渡っていたが、水量が多く流れが速い川を渡ることはあまりにも危険で大変だった。そのため、人が安全に渡れる「蓬莱橋」が架けらることが許可された。
「蓬莱橋」誕生のきっかけを作ったのが勝海舟ということなので、島田市茶業振興協会によって彼の銅像がつい最近の平成30年3月に建てられたというわけだ。
蓬莱橋には専用の無料駐車場が2箇所あり、合計で30〜40台は駐められるみたいですが、薄雲の日とはいえ猛暑の中だったので、私は専用駐車場は利用せず、すぐ近くにあるアピタ島田店の立体駐車場にクルマを置いて蓬莱橋まで歩きました。

買い物ついでなら、アピタにクルマを駐めて橋まで3分程歩いた方が賢明でしょうね。
真夏のシーズンを避け春や秋の時期であれば、気持ち良い風を感じながら木造橋をゆったり渡れることでしょう。

「渡ると一生元気で長生きできる!?」と言われている橋なので、別の機会にまた訪れたいと思います。
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kairyo/houraibasi.html
ブログ一覧
Posted at
2018/07/25 12:20:40