
第一印象は、アグレッシブなデザインで存在感のある堂々としたサイズから「プジョーもこんなスタイリッシュなスポーツサルーンを造るんだ」というものでした。
この新型508は、テールデートのあるファストバックスタイルの4ドアクーペと呼ぶんでしょうかね。プジョーだから駆動方式はFFしかないけれど、アウディA5スポーツバックやBMW4シリーズグランクーペと車格やコンセプトが近いという感じです。
プジョーDには閉店間際の平日夜に立ち寄ったので、展示車の外観を一通り見て、運転席に座ってインテリアの雰囲気を確認しただけですが、
ファーストインプレッションとしては、個人的にはエクステリア60点、インテリア90点という採点でしょうか。
Dセグメントだから全幅が1,860㎜と大きいのは仕方ないけれど、後席ドアを開けるとサッシュレス・サイドウィンドウの後端エッジが出っ張っているので身体に当たりそうで気を使いそうです。
A5や4シリーズグランクーペの様に、リアクォーターウィンドウをCピラー内に埋め込んだ6ライトキャビンデザインにしなかったことの弊害ですね。
ただ、特徴的なLEDヘッドライト&DRLは実物を見るとなかなかカッコいいし、低いルーフラインはスタイリッシュだと思いました。
テールライトのデザインは、どことなくアメ車っぽくてあまり好感は持てませんでしたが。
インテリアは素晴らしいです!安っぽいところはほとんどなく、随所にステッチの入った合皮がダッシュボードやドアトリムに張られていて高級感があります。
ちなみに、レザーシートは、電動グラスルーフなどと合わせて65万円のセットオプションとのこと。
あと、フルデジタルのメーターパネルは、308系のものより上質感がありました。
プジョーのi-cockpitは見慣れてきましたので、小径ハンドルもほとんど違和感はなかったです。
最上級モデルがディーゼルエンジン仕様のGT(ほぼフル装備で490万円くらい)ですが、1.6ℓガソリンターボエンジンを搭載したGT-Lineの方が40万円程割安なので個人的には関心が高いです。
新型508は、ダンパーを電子制御するアクティブサスペンションが装備されているみたいなので、乗り心地も期待出来そうですね!

近々試乗車が用意されるそうなので、折をみて、ディーゼルとガソリンターボ仕様の両方に試乗してみるつもりです。
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2019/03/29 20:49:05