
早くから予想されていた通り、日本の輸入車市場において、年間登録台数でVWが16年ぶりに首位から陥落し、メルセデス・ベンツが首位に立ったことが確定しました。
JAIAが発表した12月の輸入車新車登録台数速報では、VWの新車登録台数が前年同月比で60.8.2%すなわち39.2%の減少でした。11月より減少幅は拡大しており、VWグループのアウディも前年同月比71.0%すなわち29.0%の減少と11月実績より悪化していますね。
メルセデスとBMWも12月の登録台数は前年同月より減少していますが、VW/Audiの減少幅は上位10ブランドの中では突出しており、排ガス不正スキャンダルの影響は依然販売に影響しています。
2015年間トータルの登録台数では、VWが前年対比-18.8% 、Audiが-6.2%という結果ですので、Audiの販売台数の減少幅は相対的に小さかったとみることも出来そうですが、メルセデスとBMWは着実に年間台数を増やしているので、昨年9月以降のイメージ悪化による販売不振の状況が続いていることは間違いありませんね。
尚、VWグループの高級スポーツカーブランドであるポルシェは年間台数で24.2%増加しているところは流石というか、排ガス不正問題はあってもポルシェだけは別格というべきでしょうかね(^^;;
ちなみに名古屋市内のY社系列アウディディーラーでは、年末に相当な値引き販売をしていました。AJから大型の販促支援策が出ていて、在庫車の年内納車を条件にかなりの値引き販売をした様ですが、販売台数減を食い止めるまでには至らなかったということでしょう。まあ、VWディーラーも推して知るべしという状況だったと思います・・・σ(^_^;)
2016年は、いよいよ日本に導入される新型A4の売れ行きがどうなるか注目ですが、正直不安の方が大きいですね〜〜ブランドイメージが毀損した中、ライバルのメルセデスCクラスと伍して戦えるのか???
一方のVWは、今年目立った新型車の投入はあるのでしょうか!?パサートTDIの発売は既に中止されましたし、あるとすれば年前半に新型トゥーランそして年後半には新型ティグアンか?
もし噂されているゴルフ8(ゴルフ7のビッグMCでしょう)が年末あたりに発表されるのなら、注目度は高まるでしょうが(*^^*)
Posted at 2016/01/08 14:49:05 | |
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