
JAIAが発表した11月の輸入車新車登録台数速報では、メルセデスベンツが前年同月比5.7%増加の5,171台で相変わらずの1位、2位はBMWで同25.3%増加の4,387台、3位はVWで同9.4%減少の3,295台でした。

VWは10月は前年同月比で増加でしたが、11月は再び減少に転じ、販売はじり貧状態に陥っていますね。ディーゼル排ガス問題によるブランドイメージ悪化ということよりは、今年1月のトゥーラン発売以降、新型車の発表が途絶えていることが販売が芳しくない大きな理由だと個人的に思います。
新型ティグアンの日本導入は、いったいいつになることやら・・・遅れに遅れて来年早々なのかな?
メルセデスはコンスタントに新型車、特に新型SUV系の投入効果で活気があるし、BMWは1&2シリーズが販売好調を維持しているとともに、新型エンジンの搭載も話題になっています。もしかしたら、3気筒エンジンの318iも売れているのかも!?

VWにとって、更に苦しいのは未だにディーゼル仕様車をリリース出来ないでいることでしょう。メルセデスとBMWではディーゼルの販売比率が相当に高いと言われているし、輸入車中位ブランドのボルボやプジョーでもディーゼル仕様車は好調の様で、両ブランドの販売台数底上げに大きく寄与しています。
2位のBMWとの差が単月だけでなく年間累計でも広がっているので、VWは年間累計販売台数でも3位転落がほぼ確定的ですね。
先日ドイツ本国で発表されたマイナーチェンジ版ゴルフ7の日本投入を早く実施してくれ!と販売店からの悲鳴が聞こえてきそうですσ^_^;
我がディーラー「VW滝の○」の店長さんによれば、早くても来年5月頃がゴルフ7Sの登場時期だろうとのことでした。
一方、VWグループのアウディは前年同月比18.6%増加の2,279台と11月は案外好調です!
BMW MINIに単月販売台数で抜かれはしましたが、A4の販売(1.4TFSIのFWDモデル)が好調なのか?それともモデル末期でフェイスリフトが来年早々に予定されているA3の在庫車が大幅値引きで売れているのか?など理由は分かりませんが、少なくともVWよりは販売状況は復調している様ですね。
2016年は、メルセデスとMINIブランドを含めたBMWの好調ぶりがとても際立った年になりそうです。
Posted at 2016/12/06 21:29:32 | |
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