
ジュネーブモーターショウで正式発表される予定の新型クリオ(日本名ルーテシア)が28日にルノーから公開されたみたいです。

前日からインテリアのティザー画像のみが公開されていて、エクステリアがどうなるのかが待ち遠しかったのですが、期待を裏切らない現行モデル同様スタイリッシュな外観です。

新型クリオのフロントマスクは、兄貴分のメガーヌ顔そのまんまにも見えますが、バンパー形状は独自デザインで、一回り小さいことから塊感のあるカッコいいハッチバックに仕上がっていると個人的には思います。
⚫︎全長:4048mm(従来型比マイナス14mm)
⚫︎ホイールベース:同マイナス6mm
⚫︎車高: 同マイナス30mm
⚫︎重量:従来型比マイナス22kg
デザインや機能面で素晴らしいポイントは沢山ありますね!
✔︎電動パーキングプレーキの採用
Bセグメントなのに、サイドブレーキは電動タイプでブレーキホールド機能も装備されている。
✔︎フルデジタルメーター
インパネ内のメーターはフルデジタルで、様々なモードに切り替えられて、ナビ画面も大きく表示される様です。この分野で先駆的立場のアウディ・バーチャルコクピットは追い抜かれてしまった感がありますね。
✔︎インフォテインメント画面が大きい
iPadをそのままセンターダッシュに貼り付けた様な形でナビ画面や各種車両設定は格段に見やすいでしょうね。ただし、ポン付けしたみたいでデザイン的な収まりは微妙かも。また、日本市場に導入されるモデルに、本国と同じ仕様のナビ&インフォテインメントシステムが付くかどうかは分かりません。

✔︎ダッシュボードやドアトリムの素材・質感が高い
グレードによって色や素材が選べるのでしょうが、Bセグメントでは考えられない高級感がありますね。
✔︎後席ドアノブの隠し方が秀逸
現行モデル同様、5ドアモデルなのに、後席ドアのノブがCピラー付近に綺麗に隠されたていて、ぱっと見は3ドアモデルに見える
✔︎6ライトキャビン・デザインではなくなった!?
現行モデルでは、小さながらもリアクォーターウィンドウをCピラー内に配していているため、デザイン性が高く、僅かながらも斜め後方視界の確保が図られています。新型のCピラー付近をよく見てみると、クォーターウィンドウは無くなっている様です。でもショルダーラインが後方に向けてキックアップしているので、後席サイドガラス内にみっともない仕切りピラーが入っていません、デザインが素晴らしく機能的ですので、サイドガラスも充分に開きそうですね。
欧州本国では販売開始がは2019年中と予想できますが、日本市場への導入は1〜2年くらい遅れるでしょうか。
気になる動力性能は、スペック情報がまだ伝わってこないので分かりませんが、現行モデルに準拠するのなら、0.9ℓ〜1.2ℓの3気筒もしくは4気筒ガソリンターボが主要グレードに搭載されるのか?
やはり、ルノースポール/RSグレードが注目されるところですが、噂によると新型クリオからはRS仕様車は導入されないという残念な情報もあります。
ゴーン氏逮捕事件で、ルノー・日産の事業アライアンスの先行きが不透明になっている中ですが、新型クリオ(ルーテシア)は、エクステリア・インテリアともに魅力的なクルマであることは間違いないでしょう。そういえば、現行モデルはプラットフォームを日産ノートと共有していましたが、新型で採用されるシャシー(CMF-Bプラットフォーム)もアライアンス内でコストダウンを図るため、日産の小型車たちへ流用されるのでしょうね。
モデルチェンジの度に横幅が拡大するクルマが多いので、次はBセグメントのホットハッチがいいのかなあと個人的には考え始めています。 なので、新型クリオ(ルーテシア)は有力候補になりそうです。
新型クリオが素晴らしいのなら、クロスオーバーSUVのキャプチャーの新型も期待できますね!
Posted at 2019/01/30 01:10:43 | |
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