素晴らしいスピードを中心にした全体的な能力の底上げに加え時には難しいほどの強い気性を産駒に伝える。
何より特筆すべきはその遺伝能力で、配合された牝馬が良ければ良いほど良質な産駒を出した。
それゆえに産駒の特徴は牝系と母方種牡馬(特に母父)の影響を強く受け、スプリンターからステイヤーまで幅広くGⅠを輩出。
クラシックディスタンスに活躍馬が多くダート馬が少ないのは、そういう使われ方や配合をされることが多かった為と思われる。
前者の例で代表的なのはSS×NT(ノーザンテースト)で高い素質を持ちながら、当初クラシックでは結果が出ずSSにあって七不思議と言われたほど。
種牡馬として中長距離の産駒を出したNTも現役当時はスプリンターで、晩年に名短距離馬デュランダルが活躍し、後に代表産駒の一頭ダイワメジャーもマイルから中距離で圧倒的な強さをみせた。
クラシックに強いのも、傾向にあるように、素質に物を言わせて完成度の高さで春の牡牝二冠を勝ちまくった。
成長力自体は母系に頼るところも多く、古馬になってからや、早ければ3歳秋以降に伸び悩むクラシックホースも時に出る。
SS産駒としては特に得意としたコースは無く、万遍なく活躍馬がいるが、スピード指向が強い為、どちらかというと直線に急坂があり瞬発力が要求される中山が向くタイプではない。
主な産駒(○数字はGⅠ勝利数)
フジキセキ①
ダンスインザダーク①
ステイゴールド①
スペシャルウィーク④
アドマイヤベガ①
アグネスタキオン①
ネオユニヴァース②
ハーツクライ②
ディープインパクト⑦
ダイワメジャー⑤