
18年以上前に我が里の車に装着されていた紅蠍の木製シフトノブ。
昔は紅蠍印といえば、かなりもてはやされましたが今では巷で見ることもなくなりました。
ずっと保管してましたが70購入後、当時の車と同様トヨタ車同ピッチの為、リフレッシュして装着してみるのも一興と思いコツコツ作業してみました。
酷使により剥げたニスを綺麗に落とし、トノ粉やペーパーを使い木目をリフレッシュ。
仕上げは銃器の木部などのメンテナンスに使う亜麻仁油を染み込ませて木目に潤いを与えます。
亜麻仁油は私の別ブログでも書いたことがありますが、木部に浸透させると潤いを与えつつ油分凝固し耐水&耐久性を上げることが可能です。
私が手塩(笑)にかけて製作した電動カラシニコフカスタマイズ数丁も亜麻仁油で仕上げています♪
また総仕上げには、やはり木製銃床(ストック)などに使う米国製液状ワックス(巷ではなかなか入手困難)を塗り込み、乾布で磨きあげてます。
この液状ワックスは例の趣味関係の先輩から頂いたものですが、とても重宝しています。
硬化するとクリア層のような美しい被膜が木目や表面処理をしっかりと保護します。どちらかいえば、今の木製品の表面をそのまま封じ込める感じです。ニス剥げしても現在の色調を大事にしたい方に向いています♪
かくて、現代に蘇える紅蠍。流行のシフトノブもよいですが、シンプルな古いものをリフレッシュして使うのもオツなものです(*^-^)b

Posted at 2007/03/24 10:32:55 | |
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