2024年06月14日
i4で2回目の泊まり旅に妻と行ってきました。
一日最大350km程走る必要があるのですが、前回と違い勝手が分かってきたので特に省エネ運転とすることなく走ってみました。
・高速道路は最大110km/hのACC走行
・一般道はBレンジ走行
・山道はSPORTSモード(楽しいから)、他はEco Proモード
・エアコンはつけっぱなし(22°Cぐらい)
です。
前日:
自宅で6kW普通充電して100%に。走行可能距離は359km。
1日目:
高速313km、一般道12km走って残り39%(61%消費)。
この日は宿泊地1への移動のみ。
2日目:
都会の休日の渋滞に巻き込まれ、当初の目的地への到着を諦め、BMW Tokyo Bayで充電。
ここまで、高速28km、一般道23km走って残り28%(11%消費)
BMW Tokyo Bayでは駐車場の入り口でEVだと分かると、「無料充電できますよ」と声が掛かり、充電用駐車枠に誘導してくれ、別のスタッフが充電プラグ持って待ち構えているという歓待ぶり。
受付でナンバーと連絡先などを記入するだけで、無料充電できました。
途中一度充電が止まってしまったようで、スタッフに言うと再開してくれました。暑い日は止まってしまうことがあるみたいです。
ここで、90kW急速充電48kWして85%(57%補給)、走行可能距離は417kmに。85%なのに昨夜出発前100%の時より増えています。
BMWアプリで確認すると、70%ぐらいまでは60kW程度出ていました。
BMW Tokyo Bayは展示場としても素晴らしく、家族で7シリーズの素晴らしいレザーシートに着座してなかなか本格的なマッサージを受けながら説明を聞き、「幾ら?1800万?もう少し出せば買えたじゃん!」などと妄想トークに花が咲きました。
目的地を田舎方向に変更し、
高速30km、一般道7km走って残り78%(7%消費)。
高速3km、一般道19km走って残り74%(4%消費)。宿泊地1で2泊目。
3日目:
高速112km、一般道9km走って残り52%(12%消費)。
高速ほぼ上り32km、一般道14km走って残り37%(15%消費)。
一般道46km(山登りと山下り)走って26%(11%消費)、走行可能距離102km。
宿泊地2の宿にて6kW普通充電66kWhして100%(74%補給)、走行可能距離は395kmに。
この宿は駐車一泊500円ですが、予約するとチェックインからチェックアウトまで充電料金800円で占有できます。40kW以上充電できれば、自宅充電より安くなります。
8kWのポルシェ用普通充電器したが、i4の設定を32A制限のままにしていたので、6kW充電となってしまいました。それでも十分な時間があったので満タンにできました。
ここでは、スタッフに車の鍵を渡して充電スポットの移動や充電はオマカセで行われ、宿泊者は充電のことを気にする必要がない、素晴らしい方式でした。当初すんなり充電が始まらなかったのですが、BMWアプリに警告が出ていたので、夕食のスタッフに伝えると、別のスタッフと連携して対応してくれました。「リーフにしか充電したことない」と言われました、、、
4日目:
一般道54km(山登りと山下り)をSPORTSモードで走って残り90%(10%消費)。
一般道16km(ほぼ山下り)をSPORTSモードで走って残り87%(2%消費)。
宿泊地3の宿にて6kW普通充電12kWhして100%(13%補給)、走行可能距離は468kmに。
この宿は予約するとチェックインからチェックアウトまで充電器を占有できます。
Terra Chargeという課金システムでアプリからQRコードを読んで充電するという方式でした。6kWは400円/hとのことで807円の支払いとなりました。自宅充電の3倍近い単価です。
5日目:
一般道66km(山登りと山下り)をで走って残り88%(12%消費)。
美術館に無料急速充電器がありましたが、i4は85%以上急速充電できないのでパス。
一般道29km(ほぼ山登り)、高速6km(ほぼ山下り)を走って残り82%(6%消費)。
高速221km、一般道29km走って残り39%(43%消費)。
帰宅後:
自宅で6kW普通充電して100%(52%補給)に。走行可能距離は558kmになりました。
合計:
走行距離:1073km
平均車速:53.7km
消費電力:161.9kW
電気料金:推定2954円
電費:6.63km/kWh、2.75円/km、18.2円/kWh
電費関連以外を含めた感想
・充電器の競合
宿泊先の充電器は1ヶ月半ぐらい前に予約したが、平日ということもあり、競合はなくすんなり予約できた。
土曜日のBMW Tokyo Bayは無料だし混んでいるかと思ったが、待っている車はなかった。
こんなものなのでしょうか?
・Bレンジ走行
山道をBレンジで走ると踏み換えが不要となり運転が楽、不連続的な加減速が減らせるので同乗者も乗り心地が良く、さらに電費も良いようです。
ただし、高速走行などでACC利用時にBレンジにしたままだと、ランプを降りる際などに自分でブレーキを踏んだ時に急激に減速するのでびっくりする(させる)ことになります。ACC入れたらBレンジ解除するような設定が欲しいと思いました。
・BMWレーザーライト
夜間走行時、BMWのレーザーライトは明るく、確実に見るべき所を照らしてくれて心強いです。道路標識や看板は前車走行状況に関わらず、すごく明るく照らしてくれます。まるで、標識や看板を認識してそこを照らしているように感じます。道路前方は前車や対向車を避けて照らせる範囲を照らしてくれているようで、前車、対向車が無くなるとスッと遠くまで明るい世界が開けます。高いだけあります。
4日目の山下り時に濃霧となり、フォグランプのスイッチを探したが、、、「見つからない」。そういえば、BMWレーザーライトはフォグランプやコーナリングランプなどの機能もまとめて一体化していると聞いたような、、、。濃霧下でのBMWレーザーライトは通常のフォグランプより良いのかどうか、はっきり分からないというのが正直なところでした。
・運転の疲労感
5日間を通して1人で、1回2時間または200kmぐらいを目安に走りましたが、これまでの車に比べて疲労度が格段に少ないと思います。前々車(エスティマハイブリッド)、前車(BMW218dグランツアラー)では500kmの帰省を繰り返しましたが、その時は翌日かなり疲れが残っていたので、今はかなり楽です。静かで揺れ・振動が少ないこと、これまでの車になかったレーン・キープ・アシスト等ADAS機能の高度化による運転負担軽減、シートが良い(サイドサポート、ランバーサポートで自分に合わせられる)からなのでしょうか。
・総括
強い冷暖房が不要な時期では、無給電で500kmは確実に走れそうなことを再確認できました。
表示される走行可能距離は、「直前の」走行状況を反映していると思われるので、「長距離走行開始前には」あまり当てになりません。
それよりも、これまでの経験として
・高速走行でも(110km/h程度までなら)電費が大きく落ちることはない。寧ろ一般道より相当良い。
(高速のみなら仕様通り600km以上走れそう)
・山道走行でも上り下り合わせれば、電費が大きく落ちることはない。寧ろ一般道より相当良い。
・真冬(の東北地方)では2割減ぐらいは覚悟する
といったことを前提に遠出の計画を立てていこうと思います。
電費も平均2.75円/kmなので、ガソリン車の4分の1、ディーゼル車の2分の1程度にはなっていると思います。
充電場所をうまく探せば、航続距離的にも電費的にも長距離走行を恐れる必要はなさそうです。
Posted at 2024/06/14 10:54:30 | |
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