私はマツダ3を残価設定ローンで購入しているため、あと一年ちょっとで残額払うか新しくローン組み直して乗り続けるか、返却かを選ばなくてはなりません。
なので、今からその時に迷って慌てなくて良いように、他の車も見始めています。
サイズ感的にはマツダ3の属するCセグメントはなにかと使いやすく、基本はこのサイズの中から考えようと思っています。
3シリーズやCクラスのDセグメントは昔と比べると巨大化しすぎました。昔のEセグメントとほとんどサイズは同じです。
そこで、新しくフルモデルチェンジされたA3を試乗してきました。グレードは30の素のグレードです。
【試乗の印象】
◆パワー感
以下に記す内容はマツダ3との比較感になります。
まず、30では非力さを感じます。ステアフィールとブレーキフィールと違い、加速感はスペックは基本的には嘘をつかないと思っていて、いつも欧州のサイトに掲載されている0-100のタイムを参考にしています。
A3の30のStronicのタイムは10.6秒。マツダ3の2.0Lの非SkyactivXモデル(150馬力)のATは9.5秒。122馬力モデルは10.8秒。1.5Lモデルはラインアップにないですが、おそらく11秒台半ばではないでしょうか。
正直、街中でのパワー感はMazda3の15Sとそれほどの差は感じませんでした。
トランスミッションは、マツダはやや時代遅れの6AT対比、7速DSGのアウディのほうが明らかに上回っています。シフトショックも少なくつながりもスムーズです。トランスミッションの性能差から0発進ではアウディが有利ですが、エンジンそのものの性能を感じる中間加速では大差を感じません。同じトランスミッション同士ならば、カタログスペックはさらに縮まりそうな気がします。
A3はフルモデルチェンジでベースグレードは1.0L、110馬力、トルク200Nmにスペックダウンとなりましたが、正直それが表れていると感じます。
◆ステアフィール・ブレーキフィール
ステアフィールはこれはもう人の好みなので何ともですが、マツダ3の方が好みで、ブレーキフィールもマツダ3の方が好みです。
なんというか、車との一体感はマツダの方が上に感じます。私はマツダがすごく好きというわけでもないので、ひいき目はそれほどありません。しかしオーナーなので少しはひいき目はあるとは思いますが、それを差し引いてもマツダ3の方が好みかな。
◆静粛性や乗り心地など
静粛性はほぼ互角、乗り心地も路面が荒れていない大通りでは大きな差は感じず、A3が大きく上回っていると感じたのは左後方の視界w
後部座席は若干A3の方が広いですが、それほど大きな差は感じません。
180㎝の大男のタンデムスタイルでもなければ、マツダ3の室内空間は割と十分だったりします。
◆内装
内装は営業マンもおっしゃっていた通り、マツダ3の圧勝です。質感に驚いていて「マツダ3のほうが全然勝ってますね」と仰っていました。ダッシュボードのプラスチッキーさはA3のほうが全然あります。マツダ3は使用素材も同じようなポリプロピレン系だと思いますが、革のような質感があり、非常に質感が高いです。
【A3は次期車になるか?】
正直言うと、30では選択肢にならないと思います。
安楽に乗る分にはよいですが、すぐに飽きそうな気がします。
それに価格差です。Slineで色々装備をつければ450万円を上回ってしまいます。かたや、マツダ3はLパッケージでも300万そこそこ、15Sならもっと安い。
買うときにも思いましたが、マツダ3は本当にコスパが高いと思います。
40ならば200馬力近いパワーがあるので印象は全然違うでしょうが、値段が高すぎですね。Sky-X対比200万円高の価値は正直よくわからない。
この価格差だったらXを選ぶかな。しかし、Xはもうちょっと頑張って200馬力に乗せてほしいな。
マツダの安さを改めて認識した試乗なんだけど、このことはあまり世の中に受け入れられてない気がするね。
Posted at 2021/07/24 13:55:50 | |
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