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2014年5月26日　月曜日の朝一、一本の電話

「山路さんが亡くなった・・・・・」

何言ってんの？というのと、まさか、というのと、時が来てしまったのか・・・・・・
いろいろな想いが頭の中をぐるぐるとまわって、目の前真っ暗になりました。
そのあと電話で何を話していたかも覚えていません。

みんなに知らせなきゃ、と思いながらもとてもブログを書ける状態ではありませんでした。

夕方になると、ニュースなどで訃報を知った皆さんから、メール、ライン、電話で皆さんから連絡が入ってきた。


水曜日、いてもたってもいられなくなり、ボスに話して、山路さんの自宅に会いにいった。
僕は今まで、死ということに関してとても冷静に受け止めるタイプだと自分で思ってた。
 
眠ってる山路さんの顔を見て、いつもみたいに「カメちゃん何しに来たの？」って起き上がってくるんじゃないか？って思えるくらいいい顔してた。
でも、そのあとお線香あげたら、涙が止まらなくなった。

山路さんの奥様とお話しても、一言発するごとに涙がこぼれてきて、会話できない。
一緒に行った、山路さんのフォーミュラートヨタ時代のチーフ、うちの金子が話をし、僕はうつむいてこらえるだけしかできなかった。


山路さんとは、僕が入社した時から25年以上の付き合いでした。

当時は週に1回はうちの店に来てたから仲良しになるのも早かったし、歳も2つ差なので話も合った。

一緒に食事に行くこともしょっちゅうだった。
山路節・・・・僕らはそう呼んでた独特の視点の説教風の語りも、魅力の一つ。
ドライビングや、セットアップの話をしだすといくらでも話は続いた。

山路さんは、JSSの頃から、FT（フォーミュラートヨタ）、FTの監督、そしてGT選手権と、うちのレーシングドライバーとして活躍してくれた。
ずっと僕らの兄貴分だった。

僕が「Ｓ１４シルビアでＲＥＶ　ＳＰＥＥＤの筑波で１番取りましょうよ。」
って話したら、
「やるからには本気でやろうぜ！」って夜中までずっとサスペンションジオメトリーの測定とか一緒に付き合ってくれたりしてくれた。

ECR33でアタックしようって言ったら
「重いしでかいしきついな・・・・」
とか言いながらもS14に匹敵するタイムで回ってくる。
 

実力つけて有名になっても、
「たまには俺にもデモカー乗せてよ～～」って普通に電話してきた。
 

昨年のＨＫＳプレミアムデイで86乗ってもらった時もそんな感じだった。
うちの車に乗ったのは、その時が最後になってしまいました。
「じゃ、これから86一緒に作ろうか？」
って言ってた山路さん。
 

ずっと病気と闘ってきた。
僕らの前ではつらい素振りなんか絶対見せないでいた山路さん。
 
復活した時には、入院してた時のことを、笑い話のように話してた。


お疲れ様でした。
って、言って送ってきます。

最後に山路さんの写真を

 

うちのJSSのSA22Cをドライブしていたころ




 タイムアタックのＳ１４
 


タイムアタックのECR33




タイムアタックのS15





FTの監督時代




GT選手権



いくら書いても、書きつくせない・・・・・・・・・・・

ありがとうございました。
 
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 
 

フロア下に付着？する青い物体・・・・・・・。

これが今流行りのフューエルクーラー♪

これはSARD製のものですので、リターンする燃料を冷やすタイプ。
リターンしてる低圧の燃料を冷やすので、万が一の時の危険度は低いかと・・・。
高圧のプレッシャー側の燃料を冷やすタイプをフロントにつけてクラッシュしたら・・・・・・。
ということで、うちはこれを使います。

（でも、プレッシャー側を冷やしたほうが効果ありそうな気がする・・・・。）

車両はECR３３の２．８L仕様。
コレクタータンク内の燃料の温度が上がるのでつけました。
あまり上がると、セッティングが大きく変わってしまうので・・・・。

じゃ、燃料の適正な温度はどれくらいなんだよ！
という突っ込みされても、わかりませんｗ　

が、

昔、聞いた話だと、F1などでは外気温マイナス10℃までというレギュレーションがあった気がする。
今はわからないですが・・・・・。

ということは、低ければ低いほどパワーが出るのでしょうか？
あまり低いと霧化が悪くなるんじゃないのか？
とか、疑問なことがでてくる。

ただ、計算上では４０度差があると、5％くらい体積が変わるから
単純計算で　11.2：1　でセッティングをとった車両の燃料が40度変化すると、
11.7：1くらいに変化する。

きっとめちゃくちゃ詳しい人がいると思うので、是非コメントを希望します。


以前コレクターなしのBNR34をセッティングした時もタンク内燃料が少なくなるとリーン方向に振れることがあった。
給油口を開けると、気化した燃料の湯気（というのか？）が給油口からでてくる。

このECR３３は、先日Nistuneに変更してセッティングしているときにこの症状が出た。
ポンプが壊れたので、純正タンクのポンプと、コレクター内のポンプを両方とも交換したのですが、
コレクターの温度が上がってきたときには、明らかにリーン方向に振れていた。

実際は、11.2：1くらいでセットした空燃比が走行を重ねてタンク内の燃料が減ってくると、12..0：1くらいまでリーン方向に振れくる。

さすがに壊れちゃう・・・・
ということで、今回装着。
これでけっこう変わるのかな？

結果は、僕が忘れなかったら後ほど♪

さて、これは多くを語るのはやめましょうｗ


naoさん曰く

いじられてる時は目が輝いてるな～～～ｗ

ということです。







ミスターが居たら大変なことになってた気がするｗ

久しぶりにセッティングネタでも♪

今回はBNR３２のGTRです。
HKSのGT-SS仕様。

エンジン、インジェクターはノーマルなのでそれほどのハイブーストにはなりませんが・・・・。
お客さんが慣らしを終えて入庫。

今回もNistuneを使います。

もともとROMは変更されていたようです。
外したROMはポイっとゴミ箱へ行きますｗ



ダイノでのセッティングはいつもの感じで終了♪
ブーストはお客さんの要望で、0.9と1.0でセット。
もうちょっと上げたいけど、距離も走ってるから安全圏でということです。

しかし、Nistuneはセッティングがスムーズ。
最近メニューの項目がさらに追加されたけど、明らかにつかわんだろ？みたいな項目もすごく増えてきたｗ
誰かが追加要望でも出したのか？
という僕もかなり追加要望でアドレス送りましたが・・・ｗ


そして実走行♪

実走行は低回転のドライバビりティの向上を主に修正を重ねます。
って、自動車評論家じゃないんだからｗ
アクセルのツキとかトルク感とか乗ってて楽になるようにね。
これはいつもチュー太郎に運転させてやるんですが、今回はTfourから12年ぶりに送還されたかっちゃんのドライブでやりました。

ダイノのF2（負荷）とかF3（回転）とかでシャーシ上でもやってますが、最終的には走ってみないとね。

ということで、こんな感じでとか指示しながら、いろいろな速度、アクセル開度で走らせて少しづつ変更してると、

かっちゃん　「なんか変えました？モワ～って感じがなくなってきたっす。」

カメ「それをセットしてるんだから、黙って言ったとおりに走るんだ～～～！！」
とは言いませんがｗ
助手席に乗ってても変化がわかるくらいじゃないと「お？よくなったな」って感じにならないですからね。
週末で忙しくてすべて終わらなかったので、翌日最後の仕上げに行きます。


さて、翌日。
最終的に全開走行して、（あ、もちろん法定速度内です。念のため）

すると、ん？
加速するとリヤのウオッシャーが出てくる・・・・・・？？？
ダイノ上で回してた時は異常がなかったし、ウオッシャーモーターのカプラーはずして走っても変わらないから、電気系ではないらしい・・・。

ウオッシャーのチェックバルブが具合悪いのかな？
と思ってシートはずして見てみると、あれ？本来あるはずの場所についてない？？
部品図を確認してみるも、そこにあるはずだし・・・・。

ん～～。
察するに前のオーナーが、リヤワイパーをはずして乗ってて、戻すときに省略したんのではないかな？
しっかり１本もののホースで引きなおした感じ（笑

さすがに手持ちはないので部品発注しました。
いや～～、いろいろあるな・・・・・。

いや～

はしかのブログで最後だったので、そのままくたばってしまったと思ってる方も多数いたようで・・・（おぃ

やっと少し仕事も先が見えてきましたｗ
とてもブログ書いてる時間がなかったです。
忙しいと写真を撮るという行動が無くなりますね。

ブログ犬スタンでも飼わないと・・・・・ｗ（知らないか？ｗ）


ということで、もうどうにもセットが難しいということで、フロントのダンパーをふなっし～に改造しましたｗ
あ、フルタップね♪
車高の自由度が広がりました。

まだ、走ってないからわからないですが、よくなっていく予感♪
頑張ってセットアップしましょう♪