
ラゲッジフック/カーゴフック/荷室フック、呼び方は様々ですが、何故かセダンのトランクには装備されていないんですよね。ワゴン、ハッチバック、ミニバン、キャブバンなら標準か、少なくともショップオプションで手に入ります。GJアテンザでもワゴンなら4つ付いてきます。
肝はボディに予めフック取付け用のナットが溶接さてているかどうかで、フック部品を買ってきてもナットが無ければ取り付けられません。当然GJアテンザセダンには無し。
しかし固定していない荷物が走行中に暴れるのはセダンでも同じこと。前車ミレーニアではトランクマットの隅をめくると、フックを掛けられる「穴」や「ブラケット溶接部」があったので、ラチェット式荷締めベルトで荷物を固定していました。しかしGJアテンザの場合はそのような都合の良い作りになっていないので、多少の加工をしてラゲッジフックを取り付ける事にしました。
アテンザ納車後に色々な所の構造をチェック。利用することにしたのは、リアシートを倒し、トランクマットをめくると現れるクロスメンバーで、沢山の穴が開いています。その内の矢印を付けた穴を利用する事にしました。
フック取付け構造は、当初
ポップウェルナット(穴に嵌めてボルトを締めつけると、ゴムないしパラシュート構造のナット部品が穴の中で広がって、物を固定できるナット)を考えましたが、耐荷重があまりない事(数キログラム)、ボディ側が傷つき錆びる懸念があること、何かの時の原状復帰に懸念が残る事から、シンプルなロープによる固定にしました。クレモナは特に耐荷重に優れたロープで100kgぐらい大丈夫です。
フックは丈夫なリングなら何でも良いと思いますが、荷物固定ロープやラッシングベルトを簡単に掛けられるようにカラビナにしました。注意点はアルミ製は耐荷重が無いので、必ずスチール製かステンレス製(耐荷重数十キログラム~100㎏越え)にすることです。ステンレスは結構値段が張るのでスチールにしました。
カーペットにフックを通す穴を開けるので、その位置決め方法です。穴の所にテープを粘着面を外側にO型に巻いて置き、トランクマットを一旦戻してからめくると、穴のあった位置にテープが付きます。そのあたりを発泡スチロール、カーペット共にカットします。
カットした様子。右上の図にあるように、私はクルマの前側を残してコの字に切り、フックがカーペットの下から顔を出すような構造にしましたが、フックに何も付けていないとカーペットの下に落ちてしまう事に気づきました(手遅れ)。
だから皆さんがカットする時には、右下の図にあるようにクルマの後ろ側を残してコの字に切り、カーペットの「ベロ」がフックを拾い上げるようにした方が良いですよ。
ロープを使って、カラビナを取りつけます。クロスメンバーの穴に指は入らないので、ロープを通す際には針金等が必要です。
トランクマットを戻し、カラビナを出して出来上がり。
フック取付け構造の注意点として、車両リア周りの整備の際にはトランクマットを外す必要があります。だからフックを取り付けてもトランクマットの着脱に影響を与えない事が大切です。今回の構造もその点を考慮しています。
またリアシートを倒して長尺物を積む際には、フックをカーペットの下に落としてしまえば邪魔になりません。
次に荷物固定ベルトの作成です。ミレーニア時代にはラチェット式荷締めベルトを使っていましたが、扱いが結構面倒だったので、ワンタッチバックルで荷物を簡単に取り出せるようにしました。
写真はベルト一本分の部品で、実際には二本作ったので、この倍の部品が必要です。ベルトはナイロン製が一般的ですが、アクリル製の方が柔らかくしなやかで、荷物の傷つきの心配も無く、お勧めです。
完成形。私は箱に入れた荷物をトランクの奥に固定するのでこれでOKです。注意点として、現状ではフロアの高さからベルトが出ているだけなので、振動でベルトがフロアに落ちてしまうと荷物を固定できなくなります。だから荷物側にもベルトを受け止める工夫(振動で外れない為の構造)が必要です。私は箱にもカラビナを一つ付けて、ベルトを通す事で対処しています。
カーゴルームネット等を使う場合は、トランク後端にもフックが必要ですが、私にはニーズが無いので開拓していません。どなたか開拓者になって下さい(笑)。
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整備手帳にも同じ内容で掲載しました。
Posted at 2015/04/22 22:46:02 | |
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