2009年06月08日
温室ガス削減目標について
日本の削減目標に関する政府指針が出たようですね。
1990年比△7%だそうで。
かなり厳しい目標というか…
実現可能性が限りなく低いような気がしますけどね。
元々世界トップの環境対策が行われてきた日本が、
家電や自動車などの環境対策がなお一層進んできた日本が、
チーム・マイナス6%と銘打って企業がいろいろな取り組みをしている日本が
現在1990年比9%増であるという現状を考えると
経済そっちのけで温室ガス削減に躍起にならないと
九分九厘達成できないような気がします。
もちろん、だからといって排出規制をかけずに
経済のためだからといってどんどんやってもいいだとか、
私を含む一般市民が闇雲に温室ガスを増やす要因である
電気・ガス・ガソリンなどを消費しまくっていいだとか
そういう話をしている訳ではないんですけどね。
それにしても、なぜある一時点からの削減目標だけを
掲げたがるんでしょうかね?
どうせなら、実際に使用されるエネルギーと
それによって生み出されるものを数値化して共有し、
このレベルにまで世界として削減しましょうという方が
良いような気がしますがね。
それに対する技術協力は、同じ地球人として惜しまない、
(お金は別としてもね…)
というガイドラインを作れば、より実効性と即効性が
高いような気がするんですが。
ま、そのためには日本の環境対策に関連する技術が
全世界の白日の下にさらされるので、
ある意味では日本の経済的損失にも
つながるのかもしれませんがね。
いずれにせよ、政府の掲げる△7%は
排出取引?頼りのような気がしてならないし、
世界としてみても自国の利害ばかり考えているようでは
実際の環境対策は進まないような気がするんですよね。
もっと公平な目線における同じ土俵が
準備されることを個人的には希望します。
と、高燃費車に乗る人間が言っていても
説得力がないのかな(笑)
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Posted at
2009/06/08 22:49:41
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