
下町のナポレオンといわれるいいちこ。
それの原酒を今夜はたしなんでいます。
以前、友人からいただいたまま
チョビチョビとしか飲んでいなかったものを
今日は結構ガッツリとあけています。
いいちこ日田蒸留所で作られた
全麹常圧蒸留原酒44度。
これを常温の水割りで。
割合は1:1。
この割合にはちょっとしたこだわりというか…
愛読書(?)からの影響があります。
愛読書というのは美味しんぼ(爆)
これに、ウイスキーは常温の水割りを
1:1で飲むのが一番おいしいと
書いている話があったり、焼酎は焼酎:水が
2:1がおいしいと書いていたんですよね。
(70巻4話、95巻2話参照)
濃度で言うと…15度~20度くらい、
ってことなんでしょうね。
それを見てから自分でも試してみたんですが、
本当にそのお酒のおいしさがわかるような気がしました。
それまでは焼酎にしろウィスキーにしろ、
ロックが一番良いのだと勝手に思いこんで、
またこれが大人の飲み方なんだと勝手に解釈して、
馬鹿の一つ覚えみたいにロックばっかりで飲んでいましたが、
それを読んで以降、ロックでも飲みますが、
水割りの楽しみ方もわかるようになりました。
さて、今日のこのお酒の話。
水割りの前にストレートをたしなんだときに感じたこと。
お酒の素性としては高いレベルで良い感じです。
甘みが口の中にふわっと広がり、
麦の香りがフッと鼻に抜けてきます。
同時に、この44度をロックで飲むと
口当たりとして刺す部分があったり、
風味が無骨な印象を受けたりしました。
翻って、1:1の水割り。
ストレートに比べて、さらに格段に
麦の風味と甘みが豊かに口の中に広がり、
香りを鼻だけでなく口の中でも感じられ、
安っぽさもいやらしさもない
柔らかさがある優しい口当たりになっていました。
お酒好きの方に、是非一度試していただきたい飲み方ですが、
これの問題点が一つ。
お酒の消費量が通常考えられている4:1より水が多い
水割りからすると増えてしまうこと、かな?(笑)
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食日記 | 日記
Posted at
2007/12/08 23:04:36