4月7日に、三重県鈴鹿市にある荒神山観音寺の火渡りの祭りに行って来ました。
荒神山観音寺は、寛治元年(1087年)堀河天皇の時代に建てられたもので、真言宗御室派仁和寺に属し十一面観世音菩薩をお祭りしてあります。
また、正保四年(1647年)に徳川家光の乳母春日局より銘入りの釣鐘と五体の仏像の寄進がありました。
慶応二年(1866年)4月8日ばく徒の神戸の長吉と桑名の穴太徳が縄張り争いから寺の裏山で死闘をつくし、神戸の長吉に味方した吉良の仁吉が亡くなったことで有名です。
毎年4月7、8日は、本尊十一面観世音菩薩の会式で、7日は、大護摩祈願の後、火渡りが行われました。
下の写真は、三宝荒神が祭ってある奥の院での大護摩祈願です。
下の写真は、護摩祈願後に、火をならし、炭の状態にして、その上を素足で歩くのが火渡りの
神事です。
今年の無病息災、家内安全、開運勝運等を祈願するため、多くの人が火渡りをしていました。
境内では、カラオケ大会もあり、ゲストとして、鈴鹿出身の小沢真彩が出演していました。
下の写真は、本堂です。
徳川家光の乳母春日局が寄進した銘入りの釣鐘
浪曲師の広沢虎造が寄進した碑
荒神山の血煙りと題した浪曲で、荒神山観音寺の名をいっそう広めました。
神戸の長吉に味方した吉良の仁吉が亡くなった場所
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2015/04/09 19:00:47