
地元で駅伝大会があった。
中1の長男は陸上部として一般コースに
小4の次男は同級生と組んで小学生コースに出場。
ここの駅伝は他とはちょっと違う。
全区、アップダウンだらけ
距離は短いけれどとにかくキツイ。
長男は3回目だが次男は初出場
そして一番きついといわれる山越えの区を走ることになった。
次男はやせっぽち。
そのため爆発力はないが不思議と同じペースで長く走れる。
しかしこの区はやはりきつそうだった。
練習してもタイムはのびず
前日まで気持ちが弱気になっていた。
前日の夜
「リトル ランナー」という映画を見せる。
お母さんの病気を治すには奇跡を起こすことが必要と考えた少年が
ボストンマラソンの優勝を目指すという話だ。
それを見て少しは気持ちが入れ替わったみたい。
そして当日を迎える。
いつもはボーッとしているが多少緊張しているよう。
メイン会場で
「がんばれよ」と声をかけ
私は次男のゴールする地点に向かいゴールを待った。
トップのランナーが来る。
そして2番手3番手・・・
最後の方だろうなと思っていた私は
他の子を応援したり写真を撮ったりしていた。
そうしたらいきなり次男の姿が目の前に。
油断していた私はふいをつかれ肝心の次男の写真は撮れなかった。
8番目くらいだったと思う。
しかし練習のときとは比べものにならないくらい
力強い走りだった。
がんばれ!
一声かけるとラストスパート
きびしい坂をのぼり、ちょっと下って最後のダラダラのぼり坂。
きついはずなのに最後の力をふりしぼった。
結果
長男はベストタイム。
次男はベストを30秒縮めた。
記録が伸びたのも嬉しいが
走り終えた時の笑顔、それが最高だった。
Posted at 2006/12/17 22:00:55 | |
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