
いろいろ調べているうちに、購入したとある製品が日本の電波法へ対応できていなかったことに気付いて、使用を諦めて返品手続きをしました。
調べる労力で疲れたり、手続きの手間や送料が無駄になったり、悲しいできごとだったので、参考までにこの記事を書きました。
▼不正商品販売の温床となるEC通販やオークションサイト・アプリ
改めて利用した大手EC通販サイトで問題の記載内容を再確認しようと見たら、返品手続きするや否や、商品の紹介文や画像が差し替わってしまって、キツネにつままれたような状況で困惑しています。返品する前に記録しておくべきだった。。。
他にも同じ商品でいろいろな出品者が居ますが、他の出品者は、まだ問題となる商品の紹介文が残ったママだったので、EC通販サイトの運営者に通報しました。
EC通販サイトやオークションサイトは、残念ながら、いろいろな不正商品販売の温床になっているので、注意喚起のため、★1つの最低評価でのパーツレビューの記事を公開しようかと悩みましたが、不正商品販売者に住所を知られた状態で逆恨みされても困るので、やめました。。。
▼疑わしい商品があるカテゴリー例
・TPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)
・ELM327 ODB2アダプター(車載用自己診断機能の通信機器)
・助手席パワーシート増設スイッチのワイヤレスタイプ
・FMトランスミッター
などなど
▼命に関わる乗り物で、不正電波を撒き散らしたくない…
仮に動作に問題がないものだとしても、法規制に違反することは不本意ですし、万が一の事故の際に後悔したくないので、事実を知ってしまった以上は、BluetoothやWi-Fi、あるいは独自規格等のワイヤレス機器を買う際は、多少面倒でも「技適マーク」や「ELPマーク」取得済みの商品を買おうと改めて思いました。
それにしても、適合しているか調べるのが大変とちう状況なのが、そもそもおかしいですね…
対応している商品はきちんとアピールしていただけたらと。
国内のEC通販サイトやオークションサイトの運営者には、日本で使用すると違法となる商品の出品をしにくい環境を作ってほしいです。
▼適合品には、技適マークやELPマークがあるそうです。
総務省:技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/
総務省:微弱無線局の規定(ELPマーク)
https://www.tele.soumu.go.jp/j/ref/material/rule/
元を正せば、技適マーク(特定無線設備の技術基準適合証明等)の制度がきちんと機能していないのが悪い気もしますが、いつの世も法規制をかいくぐる人は居るので仕方ないんでしょうか…
啓蒙する努力は、鬼太郎、ウルトラマンなどでしているようですが…
(今回初めて見ました…)
海外製品は良いものもたくさんありますが、品質や法令対応に問題があるものもまだまだ多いかと思われます。みんなが安心して買い物ができる世の中になりますように願いを込めつつ、このあたりで失礼いたします。
※画像は関係機関からお借りしました。
Posted at 2021/10/05 19:50:23 | |
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雑記