
「いつでも思い出し笑いできるような出来事が、
確かにいくつもあったんだけど・・・、」
舞台 「墓場、女子高生」を観ました。
おや、チケットが2枚あるぞ??
そうです、2回観ました・・・
なぜか、一度では理解できないような予感がありました
そしてその予感は的中です(汗
私の頭では、感性では一度では理解できなかった・・・
一度目、観終わって、モンモンとしている自分がおりました
モヤモヤなのかもしれません
なぜ、日野(まりか)は自殺したのか?
その明確な理由は劇中では明かされない・・・
なので、日野に感情移入できないし、この舞台のテーマがよくわからない、何を伝えたいんだ?
と、思っていた。
パンフレット買って帰ろうかと思ったが、モンモンとしていて一度目は買い忘れた(笑)
明確にはされていないが、理由らしきことも話されてはいる。
「世の中は腐っている」「でも腐っているのは自分のほうなのか」「大人になっていくと腐臭をまき散らす」
綺麗なまま、美しいままでいたい、だから死を選ぶのか?
死は美しいもの・・・
美しく散る (だから、自殺の木を銀杏では無く桜の木を選んだのか、花は美しく散る)
銀杏の実はくさい、だから桜の木でないとダメだ、腐臭で発見されるのだからと日野は言っている
皮肉なものだ、美しくいたいがための死のはずなのに現実には腐って腐臭によって発見されるのだ。
と、いろいろ考えて、はたと思った、
明かされない自殺の理由を考えさせるのもこの舞台の仕掛けなのかもしれないと。
そう、仕掛けだ、理由なんてなくてもよかったのかもしれない。
舞台上ではすでに
日野の死の理由が自分にもあるのではないかと、登場人物たちは心の中で思って、毎日墓場に来る、口には出さないがその理由を探して実はモンモンとしている
日野の死の理由にこだわると観客としてはしっくりこなくなると思い、2度目はモンモンとしている登場人物目線で観ることに・・・
すると、物語が腑に落ちるのです
ようやくです(笑)
コメディ要素が満載の舞台です、その点では面白いですよ
合唱部という事で、歌もハモリで歌ってます
ゆったん(ナカジ)、歌大丈夫なのかと心配でしたが大丈夫でした(笑)
絢音さん(ジモ)は舞台映えする顔だなと改めて思いました
純奈さん(武田)は美味しい役ですね、出てくるだけで笑えます
ジョーさん(メンコ)、泣き顔が素敵です、そして吐しゃ物も(笑)
ひなちま(チョロ)、ちょっとヤンキーぽい役ですがお見事なりきってます、ダンスもキレてるな~
まいちゅん(ビンゼ)、女子高生役お疲れ様です、合唱部に引き込まれるところが二推し感でてました。
さゆ(西川)まりか(日野)は役でもコンビ感ありました。
2回も観ることになりましたが、2度目はより面白く観ることが出来ました。
今回は勉強させてていただきました2000円出してパンフレット買いました(笑)
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舞台 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2016/10/21 21:59:07