サイモン・シンという作家をご存じでしょうか?
みんから にブログを掲載するような人は、
科学技術に対して何らかの興味がある人が多そうに思います。
もしあなたがそうなら、とっても勧め。
この人は約10年の間に3冊の本を書いています。(発行順)
・フェルマーの最終定理
・暗号解読
・ビッグバン
いかにも科学オタク向けメジャーアイテムではありますが、
本の内容は 各アイテムそのものに対する説明に、ではなく、
それぞれに取り組んだ人々の格闘を描くドラマ(壮大)に重点を置いています。
教科書で教わる歴史には全く興味が湧かなかった私ですが、
ドラマとして語られる歴史は大好き。
数学は大の苦手ですが、サイモン・シンの語る真理探究のドラマはもう、、
おもわずこんな所に書き込みたくなるほどおもしろいです。
☆ ☆ ☆
余談
私はサンデープログラマなので、暗号に興味を持っていました。適当な入門書かも、、と思って「暗号解読」を本屋で手にしたのがサイモン・シンとの出会い。
「暗号解読」はすばらしくおもしろかった。その作家のデビュー作がフェルマーの最終定理に関する本だとは知っていたけれど、いかにも数学然としたタイトルだ。いくらこの作家でもおもしろくないだろう、、と手を出さずにいた。
そのうち「ビッグバン」が出た。ビッグバンは科学小僧にとっては最先端でありながら、あまりにも話題になりすぎている、ある種手あかのついた話題といえる。(ただのしったかぶりなんですが、、)
今更ビッグバンか、、と思いながらよんでみた。
素直にさっさと読めばよかったのだ。ものすごくおもしろかった。人生観が変わった、、わけではないが、人生観の厚みが増した。それでもまだフェルマーの定理は読む気がしなかった。私は数学は大嫌いなのだ。
あるとき私は知人に暗号解読とビッグバンを勧めた。彼はそれらを読んで気に入り、フェルマーも読んでしまった。 彼は私がフェルマーも読んでいるだろうと思って、私と感想を交換したがった。 うーん、まだ読んでいないんだよね、、
仕方がないので図書館で借りてみた。 一晩で読んでしまった。
読み終えた軽い興奮を持ってこちらに書き込んでいる、、
というわけ。
Posted at 2007/04/22 10:17:31 | |
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