
北海道も蝦夷梅雨という言葉ができたようであの日、6月7日は小雨交じりの天候でした。
その日は昨年タイミングを逸し、行けなかった上士幌町にある幻の橋、タウシュベツ橋梁を見にプチツーへ出かけたのです。
糠平湖(ぬかびらこ)のダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面に姿を現し、水位が上昇する6月頃から又沈み始めて、その年の雨量によりますが8-10月頃には湖底に沈みます。
このように、季節によってその姿が見え隠れするアーチ橋はここだけで、幻の橋といわれる所以です。昨年は早目に水没してしまい見れませんでした。
近頃、熊が良くでるので森の中を抜けて近くでみるにはガイドさんに頼まなくてはなりませんが天気も悪く、そもそも怖いので対岸の展望台?から眺めましたが、、、遠(~_~;)
近くでみるとこんなかんじです

(上士幌町HPより)
今年は雪も少なかった事もありダムの水が少い為、水不足にならないか心配です。
と、余計な心配している場合ではありませんでした。
このあと、層雲峡という景勝地を越え、山間部を抜けて旭川方面周りで札幌へ帰るルートでした。
冒頭申した通り、雨模様ではありますが、広い北海道、雨足の強い所や降ってない所を抜けながら気持ち良くワインディングを抜けていました。
層雲峡温泉街を超えて暫く前方2台に続いて走行していましたが、見通しの良いストレートに差し掛かったので、2台同日にパスしようと前の1台を抜いた時にそれは起こりました。
道内は轍も多く、水溜りが出来やすいのですが、リアタイヤの溝が少なくなっていた事もあり、ハイドロプレーニング現象に見舞われ、あっと言う間にスピンして川と道路の間にある林にリアから突っ込んだのです。
高低差は2〜3メートルでしょうか、木を何本かなぎ倒しポルエちゃんは停止。
あと数メートルズレていたら崖下の石狩川に転落していたかもしれません。
ドラレコで確認したら、前方の1台目と2台目の間をすり抜けてスピンしており、どなたも巻き込まず単独事故で済んだ事、身体は軽いむち打ち症で済んだ事が不幸中の幸いでした。
修理をする為に見積もりを頼んだ複数の業者さんでは正確に出せない、道内では無理などと言われ困っていました。
そんな時に丁度江別の蔦屋で開催されたイベントに気晴らしで出かけたのですが、その時にみん友のGENROQさんから紹介してもらった方が苫小牧で輸入車部品をやっておられ、バラして見積り出してくれるというので、藁をもすがる気持ちでお願いをしました。
新品パーツで修理した場合と、一部中古や社外品を使った場合で提示頂いた金額が当初予定を上回る事となり、結局は修理を断念する事になり、ポルエちゃんは廃車になりました。。。ううう
あれから丁度7週間が経ちましたが、今回の事で色々と人生観も変わりましたし、沢山の決断も迫られました。
これまでタイヤのメンテも確り行ってきたつもりでしたが、今回はもう少し大丈夫そうだからこのツーリングの後に交換しようと安易に考えてしまった事は否めません。
事故は注意していても起こる可能性はあります。ただ未然に防げる事もあります。
お恥ずかしい話ですが、このブログが少しでも読んで下さった車好きの皆さんの気付きになればと投稿を決意しました。
ポルエちゃん、ごめん(T_T)
そして、今まで本当にありがとう。。。
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Posted at
2019/07/27 16:11:01