
さて先に結論から申し上げますと、すでにボクのハイエースの足回りパーツは取り付けが完了しています。作業が完了してからブログアップしたのは、全てが整ってからでないと書けないと感じたからでした。
ボクのこの足回りプロジェクトは、1年以上前からスタートしていたと思います。長くなりますが、その過程や構想をご説明します。
まずボクが
足回りを決める上で大事にしたのが、ボクのクルマのビジョン(完成予想図)を明確にすることでした。
どのような使い方をし、どのような運転をするかなどの将来像を描きました。それに沿ったクルマにならなければ意味がありません。
そこで決めたのが
・ジェットスキーを積載する
・トレーラーを牽引する
・車中泊(ベッドキットを組む)をする
・不正地に乗り入れる
・ある程度オールラウンドに乗り回せる
・扁平率が60前後のタイヤ
などでした。
購入を決めた時期からの構想なので、実質2年前からということになりますね。
上記のような将来像が決定し、そして何から手を付けるかを考えたんです。このようにすれば
遠回りではありますが、無駄な時間や資金をかけずに確実に希望のクルマに仕上がると思ったからでした。実際資金と時間に余裕があれば、その都度調整すればいいのですが、そういうわけにも行きません。
そこからカスタムがスタートしたわけですが、まずボクの方向性が一般的な方々と異なるのが車高でした。多くの方々が車高ありきで採用する、または導入を強いられるものとは違い、ボクのクルマの車高の場合だと交換の必要性がない箇所も存在するわけです。その最もたるものがトーションバーだと思います。
ここからは個人的な見解なので意見が異なる方もおられるでしょうが、そこはツッコミなどを入れず読んで下さい。
車高優先の場合はトーションバーの交換が不可欠だと思います。でもノーマル+αのボクの場合、純正でもしっかりと役割を果たしてくれていますから交換の必要性がありませんでした。
でも車高優先派の方々は、上記にボクが上げた将来像がローダウンだったのでしょうから、その将来像実現のために試行錯誤してパーツをチョイスされたと思います。ローダウンブロックやバンプ類も、ローダウンするうえで必要不可欠だと理解しているつもりです。
ですがボクの足回りに関して言えば交換を強いられるパーツがない状態です。ですので
ボクの足回りプロジェクトは改善や向上といった観点から行うこととなりました。
そこでボクは下記のような順序で、今回のプロジェクトを進めてまいりました。
・積み込む、また仮装予定のものをすべて組み込む(オグショーベッドキット)
・車体を補強する(スルガバー)
・動力性能を向上させる(SEV・吸排気アイテム)
・制動能力を向上させる(SEV・ブレーキパッド、でもまだショボイですが)
そして現在に至っております。
その結果
しっかりと積めて、歪まない車体で走って止まれるクルマが仕上がりました。いわば
上箱を先に理想の状態にしたわけです。
そうすると様々な不満点が浮き上がってまいりました。ここまで仕上げているので、足回りに要求される性能が純正キャパを超えているのを感じ取れます。特に車体補強(スルガバー)を行ってからは顕著に足回りのキャパシティー不足を体感し、
クルマは車体のたわみと足回りの相乗効果で走行(旋回)しているというのが分かりましたね。
昨日のブログコメントでも頂戴したのですが、以外にもボクのクルマの足回りがノーマルだったという点に驚かれている方もおられます。しかしそれは上記のような理由や目論見があったので、これまでジッとガマンしてきていたんです。
そこでようやく足回りのカスタムに着手です
今回このプランに大きな役割を担ってくれるのが
ブレイン(知識者)とショップ(技術者)の存在です。その重役を引き受けてくださったのが
リムコーポレーションさんです。
ボクが今回
足回り3種の神器として挙げた全てのパーツを取り扱い、しかも通える立地というのがお願いした理由です。また同社は自社製品だけを取り扱うのではなく、他社製品も取り扱ってられるので、広い視野からパーツを判断できるだろうというのも考慮しています。
そして
リムコーポレーションさんとのやり取りが始まったのですが、俄か知識のボクに親身になってお付き合いしてくれました。クルマの現状と理想を伝えると的確に理由が帰ってきます。そして改善策が提示され、パーツがチョイスされる。これを繰り返しました。
結果、これが理想かどうかは分かりかねますが、装着前よりは
数段階上のレベルのクルマになりました。足回りは奥が深いので何が理想形かも分かりません、が性能が向上したのは分かります。また順序だてて装着したので、各々の性能や役割をはっきりと体感することも出来ました

現に3つのアイテムは3ヶ月にわたって装着と調整を行ってみました。
ここからは試行錯誤の調整を行っていくのでしょね

とりあえず次回はショックアブソーバーに関しての内容です
ブログ一覧 |
ハイエース200トランポ/足回り | クルマ
Posted at
2008/04/23 21:22:32