
久しぶりに充実&長期間のお休みを過ごせた気分でした

子供の初節句と知人の結婚式が重なったので、実に6日間も関西に滞在することに

ちょっと休みすぎ?とも思いましたが、まあ「たまには」いいでしょ~
すでに
アップしているブログでもご報告したように、関西滞在中には著名店や多くのハイエースユーザーの方々とも交流を深めることができました
この場をお借りしてお礼申し上げます
さて充実したGWを過ごし、いよいよ関東へと舞い戻る際に事件が起ころうとは
嫁と子供を乗せ気持ちよく高速クルージングを楽しんでいたところ、いきなり
「グワッ!」と乗用車に割り込まれました。
普段は温厚で知られるボクですが、このときばかりは頭に血が上り

ハイエースのエンジンに鞭を打つべつアクセルのベタ踏みです
なんちゃってチューンのハイエースですのでそこそこ加速してロックオン

、「
ウォラ~」状態でしたがそこは乗用車が相手、緩やかな上り坂に差し掛かって徐々に車間距離が・・・。しかしここで逃がすのもシャクなので、3速に落として追随を試みます、そして事件が・・・
プシュ~・キ~ン
という甲高いサウンドと共にエンジン回転数は上昇しているものの、車速が伸びなくなったのです
「インタークーラーのパイピングが外れたか
」
その後は
「負け犬
」のごとくスローダウンして走行車線を80kmぐらいで巡航、すぐさまPAにピットインというありさま。2500回転ぐらいまでは問題なく吹けるので、エンジン本体にはダメージがないと判断、しかし2500回転を超えると同じ症状が
PA停車後はすぐさまボンネットを開けインタークーラーのパイピングをチェック

、しかしどこにも異常は見つかりません。しかし用心のため各部をマシ締めし、再度車線へ復帰
しかし症状は完治せず、依然としてエンジンが吹け上がらない状態が続いたので、すぐさま次のSAに再度ピットイン

徹底的な原因究明に着手です
インタークーラーを装着したのはGW直前、初めての長距離高速走行に備え、今回は純正インタークーラーも持参しておりました

見えないところでのエアーリークも考えられるので、ここは思い切って純正との交換作業に取り掛かりました
高速道路のSAにてインタークーラーを交換しているワンボックスはもの珍しかったのでしょう、かなりの注目を集めてしまいましたね
そして交換作業も終了しエンジン始動!
しかし症状は改善されておらず、依然としてエンジンは不調のまま
そこで今度はサティスファクションのエアクリを含む吸気系のチェックに

取り付け具合や配管の状態などを確認しましたが、エアーリークの原因となるような破損箇所は見当たりません
もはやお手上げです・・・
そこでここは
「かっ飛びハイエース乗り」であるこの方に

、知恵を授かることに
結果、トラブルの原因として考えられるのが
「メインコンピューターの誤作動によるものではないか
」というものでした。そこでバラした吸気系を元に戻し、さらに純正に戻したインタークーラーの大容量タイプに再度戻し、15分程度のアイドリングを行ってメインコンピューターに現状を認識させる作業を行いました。
15分後、再度コースインです
淡い期待を胸に加速、しかし状況に変化は見られません

いつまでも修理と走行を繰り返しているわけにも参りませんので、嫁と運転を交代して80km巡航で帰途に着きました。その後も後部座席で子供の相手をしながら、トラブルの原因となる部分を考え続けます。一時間ほど経過したところで「ふと」思いついた部分があったので、再びピットインです
気になった部分と言うのが
「エアークリーナーの目詰まり」、いわば吸気効率の低下という点でした
停車後すぐさま「カラ吹かし」

するとどうでしょう、下記画像のジャバラ部分がいったん収縮し、エアーリークを発生する回転域に達すると元通りに伸びる(エアーがいきなりたくさん流入している)という状態が確認できたのです
IMG_0338 posted by
(C)Ucchy
つまり低回転域では目詰まりによって多くのエアーを取り入れることのできなかったエアクリが、ある一定回転数を超えると目詰まりも関係なく大量の空気を吸い込むという
「ナチュラル可変吸気システム」のような状態にに早代わりしていたのです
これではコンピューターの燃調で対応できるはずもありません

すぐさま所持していた2本のブレーキクリーナーをすべて使って洗浄です。
完全とまでは行かないでしょうが、多少の効果はあるハズ。
現にエアクリを取り外してカラ吹かしすると、エンジンは本来の吹け上がり

をしてくれるのです。原因は「ほぼ」これに間違いない

と信じて、何度目?かのコースイン
恐る恐るアクセルを踏み込み回転数を上げていきます、そして先ほどまで不調を訴えていた回転数へ到達・・・
コォ~

キター
そのままエンジンは吹け上がり、以前にも増してトルクフル

原因すべてがエアクリにあったとは断言できませんがね~
トラブルを解消でき、その後はブイブイ言わせながら帰ってきました
実に9時間にも及ぶ帰省時間を要してしまいました

以上がボクの長期連休を締めくくる出来事でした
本日も長々とご清聴?ご朗読?ありがとうございます、いえお疲れ様です
さて以上の事柄から・・・

同様のパーツを装着されている方は、「同じ症状が起こる可能性」があります

出先でのトラブルを予測し、「ブレーキクリーナー」ぐらいの常備をオススメします

ジャバラのつなぎ目は、同口径のストレートシリコンパイプへの交換が理想
ということが申し上げられると思います。
あくまでも個人的な見解ですが・・・
エアクリ洗浄後は、街中での中低速のレスポンスも向上(元通り?)しました。
装着後、約2ヶ月(10000km)ぐらいでしょうか、定期的なメンテナンスが必要なようですね
ということ?で今週末に再び長距離テスト走行

(←当然、仕事ですよ

)
明日・明後日と木曽川(長島インター)近辺をウロついています

