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補機類の試作で試行錯誤しているバブリングブースターなのですが、前回よりも進化した図面が届きました

よりスマートにより見栄えよくより効率的に

機能的でありながら美しく、そして魅力のある・・・
う～ん、シ・ビ・レ・ル（陶酔

先日お邪魔したEVOさんの定例でお会いした方からプレゼンされ、ついつい食いついて製作を依頼

削り出しならではの質感とクオリティーが際立ちます

バブリングはディーゼル・ガソリン共に効能を発揮してくれていますが、ガソリンにはバブリングブースターが控えています。

ご存知のようにバブリングブースターはガソリン専用ですので、競争をあおるわけではありませんが、ディーゼルには厳しい状況に

テストドライバーの方々からは「中速域で走行中に、ディーゼルがF-CONスイッチを入れるのと同時にガソリンがアクセルを踏み込むと、ディーゼルが少し前に出るがそれほど離されずに追走できる」とのインプレッション

発案者としては嬉しい効能ですが、ディーゼル乗り（ボクのクルマがディーゼル）というユーザー目線で言わせていただくと面白くありません　これは当方に身近なディーゼル乗りも同意見

ということで「ディーゼルも何とかしたい」と思い、以前から計画していた施工を導入することに

ご覧のようにディーゼルにしか装着されていないパーツです

施工完了は来週半ば、さて結果や如何に

すでにテスト段階に突入し、現在着々とデータ収集中のガソリンエンジン専用オプションパーツ／バブリングブースター

テストはテストでお任せし、ボクは製品化に向けて追加補機類の準備と製作に
※性能に関しては、現在テストを担当されている赤鬼改さん・きよMANさんに聞いてみてください


装着に際しては本体以外にもパーツが必要となるのですが、昨日製造依頼先さんよりCADによるデザイン画が送られてきました　補機類といえども妥協してません、こだわりの専用削り出しです

バブリングに引き続き、バブリングブースターのリリースも秒読み段階

ガソリンエンジンハイエーサーの皆さん、これで街中でもディーゼル同様のトルクフルな出だしが備わるので常用域での走りやすさの向上はもちろん、今まで感じていた精神的なストレスも軽減できることでしょう。しかも高速走行時にはお得意の「伸び」がこれに加わるので、さらにディーゼルエンジンとの差は・・・
※このバブリングブースターはバブリングの性能増幅パーツとなるので、バブリングを事前もしくは同時装着していないと効能が発揮できません。

またしても拉致&カツアゲされ、その上ネタまで持っていかれました

バブリングにヒートシンク
（放熱フィン）を装着です



装着してから各部の温度を計測（走行後、アイドリング状態にて）してみましたが
・ヒートシンク：約65度
・バブリング本体：約55度
・オイルキャッチタンク：約47度
かなりの温度差が確認できました
※実際走行中だと、65度では済まないでしょうね・・・

バブリングの装着非装着は無視しても、通常は65度のブローバイガスがインテークから再吸入されていることになります。ヒートシンクやオイルキャッチタンクが装着されていることにより、約18度も低いブローバイガス再吸入で治まっていることになります。しかもオイルキャッチタンクの装着により、オイルの再吸入も軽減できています（計測時のエンジン状態での数値表記）

ヒートシンクで冷却したバブリングでクランクケース内圧をコントロールし、排出に含まれるオイルをキャッチタンクで除去した温度の低いブローバイガスにしてインテークに戻し、吸気温度を上昇させず燃焼を妨げない

今回装着したヒートシンクで劇的な効能は体感し辛いと思いますが、いずれにせよ、エンジンにはよろしい環境作りに貢献していますね