
今回は長文です、では日本での出来事から・・・
今回、仕事の一環として海外に来ているのですが、例年の雑誌編集部員の頃と異なり「単独取材」。ということで今回、家族(嫁と2歳になるチビ将軍)で現地入りさせていただいております。当然家族には「レポート優先」を理解してもらっての現地入りなので、存分に取材活動を行えるのですが、やはり人数が増えると思い通りには参りません
出発3日前からは用意で午前様になる毎日。そして迎えた出発当日は余裕を持って空港入りしてノンビリしていたのですが、ノンビリし過ぎてアナウンスに気づかず搭乗ゲートが変更になっていました。いきなり係員からの呼び出しを受ける始末・・・。急いで搭乗して機内に。
初めての飛行機に海外、色々なことを想定し、将軍のご機嫌直しに用意したのが「各種お菓子」。グズりだしそうになると、普段は我慢させるお菓子を与える作戦。最初の頃は候をそうしたのですが、途中から調子に乗って要求する始末。機内食もフルーツやケーキばかりを食し、普通の食事に手を出さなくなってきました。それでも将軍の機嫌を損なわないようにしていたのですが、近くに座ったスペイン系の子供と意気投合!お菓子も効果なく、暗い機内で大はしゃぎ溜まった睡眠不足の解消と時差ボケ回避をする計画が「もろくも」崩れ去りましたこの時点で「かなり」イライラモード
結局将軍はしっかりとした睡眠もとらずに、飛行機はロサンゼルスに着陸態勢。そして何と!このタイミングでご就寝モードに突入、嫌な予感が・・・
機長がアナウンスで「良いお知らせとして定刻より1時間早く到着できます」とのこと、時間に余裕を持つ主義の当方としてはありがたいイレギュラーでしたが、続いて「悪い知らせは、到着が現地時間午前8時なのですが、アメリカの入国手続き開始が9時からなので機内で待機」とのこと。
意味ないやん!
このため着陸したにもかかわらず、機内で待たされることに。これが後々に続く誤算へとつながることに。
溜まった睡眠不足がここで弾け、一瞬のうちに爆睡。早めに降りて乗り継ぎ手続きを行う予定だったのですが、気が付けばほとんどの乗客が降りていました。急いで降りたものの入国審査では長蛇の列。しかも審査用紙の記入漏れが発覚し、またまた列の後尾へ。この時点でかなり焦りが
無事に入国審査も完了し預けていた荷物も乗り継ぎカウンターに預けることができたのですが、ここからがまた大変。国内線に乗り換えるのですが、セキュリティーチェックには国内客が溢れています。「パソコンだせ」「貴金属外せ」「靴を脱げ」とおおわらわ
しかも我が家のチビ将軍様は「暴れん坊将軍の進さん」よりも放浪癖が悪く、アチラコチラを徘徊するので家老のボクはヘトヘト状態。ようやく順番が回ってきたのが、乗り換え機の飛び立つ5分前。いよいよヤバイ状況に。
さて話はさかのぼって日本出国前、機内でアルコールは有料とのことだったので、搭乗前に数本購入して乗り込んだんです。ですが機内ではビールとワインは無料だったので、実質飲み放題状態。でもってあまったアルコール、もったいないので持っていたのが間違いでした。国内乗り継ぎセキュリティーチェックで持ち物検査へと。「時間が無い」と言っても聞く耳持たず、「全部要らない!」と告げ何とかクリアしたのですが、時間はマックス!将軍を抱きかかえてゲートにダッシュ、将軍は奇声を発しながら大喜び、ボクは汗だくに
ようやくたどり着いたゲート、無常にも飛び立つ飛行機を見送るハメに痛恨のミス、「置き去り」です数十回海外に行った経験があるのですが、こんなコト初めてです。落ち込んでいても仕方が無いので、係員に事情を説明、別の便を確保してもらいます。これが乗る予定の飛行機の3時間後、係員に「別のターミナルだからバスで移動しろ」との指示を受けます。
仕方が無いことですがかなり落ち込んで、イライラは更に増します。取り合えずバス停へ向かい、指定された空港内バスに乗り込んで気を取り直し。雨のロサンゼルス、晴れてたらこんなシチュエーションでも気分転換が楽だったでしょう。ですがこれで終わらなかったのです。
聞いていたにもかかわらず、バスのA路線に乗るはずがC路線に乗っていたのです。「何だか感じが違う気がするな~」と思って、たまたま信号待ちで停車したバスの運転手に聞くと「行かないよ」との返答、信号待ちだったにも関わらず強引に下車!雨のロサンゼルス空港にたたずむ、哀れな家族状態です。50mほど先に、先ほど間違えた路線名のバス停が!取り合えず向かいました。
今度は間違えないように「これはB」「これはD」、「来たAだ!」。先ほどのミスを繰り返さないように念を入れ「これはAで、このターミナルに行きますよね!?」と聞くと、「お前の後ろがそうだよ」「へっ!?」、そう、目標ターミナルまで歩いてきていたわけです、情けない・・・。かなり「ヘコ」もました、何回ハバスに来てるねん!?ロサンゼルスにも住んでいたことあるのに!?って。
しかし目的は本日中の到着、またまた(何度目?)気を取り直してチェックインカウンターへ。事情を説明し、新しいチケットを受け取りました。しかしこの後、先ほど苦労したセキュリティーチェックが「またしても」待ち構えています。しか~し、今回は子供連れということで、優先的に前方のレーンに。「さっきもこの対応してくれていれば」と心の中でぼやいてしまいました。しかしようやくラスベガス行きに搭乗、雨のロスとは打って変わって快晴のベガスです!しかし将軍はこの時点で就寝モード真っ只中で、追加された手荷物状態です・・・
さてここからはレンタカー、今まで雑誌取材で使ってきたレンタカー会社は避け、価格優先で決めたレンタカー会社に係員と談笑しながら手続きは進み、追加オプションのナビとチャイルドシートを受け取ってクルマへ。リーズナブルなミニバンをリクエストしていたのですが生憎出払っており、1ランク上の車種に神様がここまでの苦労をねぎらってくれたのでしょうか
それは大きな勘違いでした
初めてのレンタカー会社、使うナビも初めてのタイプで、目的地を指定しようとするのですが見当たりません。何度やっても同じ検索結果なので、手間を省くために係員にたずねます。しかし係員がやっても同じ結果で、2名で四苦八苦、30分ぐらいかかって目的地を表示できました。でもってようやくGO!
当然、全行程ボクの運転です、はい!
家族は後席で熟睡モード。
ボクもさすがにフラフラでしたが、目的地への想いがクルマを走らせます!
そして様々な苦労とトラブルを乗り越え、遂に目的地に到着したのが、自宅を出発してから27時間後の現地時間19時。疲れました~
さっそく今回のホテルにチェックイン、部屋に荷物を移してから、昨年教わったバッフェへ。これまでの苦労をネタに夕食を済ませ、滞在中に必要な買出しに出かけます。
ここまでご覧になって「大変だったね~」って思うでしょ!?
でもまだ続きがあるんです。
一通り終えてホテルに戻り、さっそく今日のネタをアップしようとしたところに「追加ネタ」となる問題が
ボクの生命線ともいえるホテルのネット回線に問題が!
電波が弱すぎて、途中でダウンするんですメインとサブの2台PC体制なんですが、双方共に不安定。しかも無料なんですが、アクセスするには、広告の表示されるアクセスソフトをインストールする必要が・・・。
ソフトに関する不満は抑えて、フロントにこの状況を報告。すると「有線環境も整った別の部屋に移ってもイイ」とのこと。ボクにとってはありがたいことなのですが、持ってきた荷物類を家具に収納し終わって疲れている嫁にとっては迷惑な話。ここまでお互いに積もり積もった鬱憤が、今にも炸裂しそうな一触即発な状態!嫁もネット環境が大切なのも理解しているので口には出しませんが、態度は心を物語っていましたね~。しかしそんなのお構いなしに「お引越し」させていただきました。
でも~、有線LANは稼動していなく、結局無線回線に接続して今に至ってます。当初の部屋よりも無線LANポイントに近いので何とかなっているようです。ですが明日、有線に関してもフロントに苦情しますけどね
ようやく全てが整ってこの日記を書いているのが午前2時前、明日は家族を放置し、早朝5時過ぎにはひとりでちょっと行きたい所へ。
横で家族はイビキをかいてます(w