
少し前になりますが、家族で私だけ丸一日予定が空いてしまいましたので、たまには1人で出掛けようと思い立ち、前から行ってみたかった濃溝の滝を観光してきました。
川崎大師からアクアラインに入り、館山自動車道と房総スカイラインからの景色を眺めながらドライブしていると1:30程で到着です。
1人でドライブなんて本当に久しぶりなのですが、そもそも濃溝の滝を知ったのは、会社に何かの制度で来ていたUniの女子から、千葉にトトロが生息している所があると言っていましたので、写真を見せてもらった所、その神秘的な美しさに感動してしまったといったような経緯です。
森の中の一本道を歩いて行くと眼下に見えてきました。 そして更に階段を降りて行くと写真で見た光景が目に飛び込んで来ます。
周りの観光客も言葉少なくその幻想的な光景を眺めて楽しんでいるようでした。
静かに目を閉じれば小鳥のさえずりと小川のせせらぎ音しか聞こえず、ゆっくりと目を開ければ木漏れ日が水に反射し、神々しささえ漂って来ます。
帰り道は湿地帯の木道を歩きながら現実世界へゆっくりと戻されてきます。
木道を物思いにふけりながら歩いていると、私の横を歩いていたご年配の綺麗な女性から声を掛けられました。
どうも一人で目を閉じて瞑想していた事が気になったようで、色々とお話させて頂きましたが、話口調が何処となく母親に似ていたせいもあり、私のお話を聞いて貰ってしまった感じがあります。m(_ _)m
さて、昼食を食べたいと思い濃厚の滝の駐車場に止まっていたタクシーの運転手に声を掛け聞いてみると、金谷港にある「さすけ食堂」がお勧めとの事、ただ、運転手曰く結構待つ事と、基本相席である事を教えて頂きました。
一人ドライブだし、待ちや相席は全然問題にならないのでいざ金谷港へ出発。
465号線を港に向けて走っているとスピーカーからはU2のWith or Without Youが...
懐かしいな〜と思いつつ運転していましたが、自然と歌っていました。♬
そういえば高校の文化祭でバンド仲間とこの歌を歌う事になり、感情も入るからと言う事で和訳をしてみたものの、さっぱり意味がわからず、英語教師に聞いたら、困った顔をしながら「まだあなた達には理解出来ないわ」と言われたのを思い出しました。
曲が終わりDJが「大人な歌ですね〜」と解説をしていましたが、確かに当時の私ではどんなに説明されても理解出来なかったかな ^_^;
曲が終わり、思考を465号線に戻せば軽目のワインディングロードが続いており、窓を開けながらの運転はかなり気持ちが良く、あっと言う間にお目当の「さすけ食堂」に到着です。
タクシー運転手が言っていたように、結構混んでいます。店員に大体の待ち時間を確認すると約1:30位とか...
混んでいる事は予め分かっていたので、こういう時は時間を気にせずにせず本でも読みながら待つ事に。 なにせ一人ですので!
文庫本を8割位読み終えた所で店員から「どうぞ」の声と共に「相席でお願いします」とも、はい喜んで。
私の前には若いカップルが既に着席しておりメニーとにらめっこしていましたが、私は店内に案内される前にメニー(アジフライと刺身の盛合せ定食)を決めていたので、即注文すると、前席カップルも同じ物を注文し、しばしの歓談。
相席=情報交換の場と言う図式に私の中でなっていますので、色々と情報を頂きました。 どうも、お店から少し行くと鋸山を観光出来るらしく、山全体を使った羅漢像巡りや、頂上にあるサーフボードロックみたいな場所はお勧めとの事。
話をしている間に「お待たせしました」とテーブルには定食が3つ並べられ、待ちに待った食事タイム。 ソースを付けずにアジフライを食べて見ましたが、身がホクホクで美味しい!
また、刺身に太刀魚が付いていたのですが、こちらもコリコリで美味しく、あっと言う間にフライも刺身もたいらげてしまいました。
ご馳走様です。
まだ時間もあるので、カップルに教えて頂きました鋸山に登って行くのですが、それはまた今度のお話で...
Posted at 2016/08/24 06:53:11 | |
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