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1966年、トヨタは「コロナ」にツインカムエンジンを搭載した、「トヨタRTX」を
レースでデビューさせると「日産・フェアレディ」などのライバル車を次々と撃破し、一躍レース界でその名を上げていった。

そのツインカムエンジン搭載の「コロナ」は、翌、1967年に「トヨタ 1600GT」の名前で市販化。
名前からも分かる通り、「1600GT」が意識していたのは、日本の自動車市場にその名を残した名車「トヨタ 2000GT」である。

1967年に誕生した両者、1600GTはその2000GTの弟分として発売された。

ボディは、3代目「コロナ」をベースとしたクーペタイプで、搭載されたエンジンは、1600cc 4気筒OHVツインキャブの「4R型」に、ツインカムヘッドを施した「9R型」。
ミッションやデフは2000GTと同じものを使用し、最高時速は175キロ、ゼロヨン加速は17.3秒という、当時としては破格の性能を誇った。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがリジットアクスル式で、リアには車軸を安定させるトルクロッドを追加。
ブレーキには、制御力を適切に配分する「PCV」を日本の市販車として初めて標準搭載するなど、新技術も惜しみなく組み込まれた。

市販前からレースで活躍した「1600GT」。
「いすゞ・ベレットGT」や「日産・フェアレディ2000」など、名だたるライバル車をスピードで圧倒していたが、その名を決定づけたのが、初代「日産スカイライン2000GT-R」とのレースデビュー戦での対決であった。

「スカイライン2000GT-R」に対し、デビューから数年経ち、排気量も小さい1600GT。
当然、勝利は難しいものと思われた。

しかし、ギア比の設定や徹底的なレース戦略によって、GT-Rよりも先にゴールを切る大番狂わせを演じたのだ！

「トヨタ 2000GT」の弟分でありながら、兄貴よりもレース界でインパクトを残した名車、それが、『トヨタ 1600GT』なのだ❗️






以上名車ソムリエHP引用でした

https://www.youtube.com/watch?v=jWbDBwGpcNM&feature=share