
いろいろ工作に役立てようと導入したCNCマシンですが、1号機としては正しい選択だったと思います。10万前後となると国内で普通に買うと作業エリアが150x100mmとかになってしまいますが、3Dを駆使して精密なものを加工するには精度が心配ですし、精度を気にしないものを作るにしては狭すぎます。最低でも300x200でしょう。
これはこれで有効に活用するとして主要パーツのみ購入して自分で作れば、かなり作業エリアが大きいものも現実的な価格で導入できそうです。
とはいうものの、最初からすべてのパーツを購入してしまって動かなくてどうにもならなくなったら目も当てられないので、まずは最低限動作確認できる程度そろえて評価することにしました。

パソコンはスペックはあまりいらないので一番安いマザーボードASRock AM1B-ITXとCPUはAMD Athlon5350を購入し、そのほかは余ってるものを使いました。
windowsではなくubuntuでLinuxCNCを使うのでソフトもタダです。書籍をたくさん買ってしまったので結構使ってしまいましたが...
パラレルポート(最近はほとんど見かけませんが)に接続するインターフェースボードとXYZ3軸分のステッピングモーターとドライバがあればとりあえずは動作確認できます。ドライバが初体験のAliExpressで購入したので心配しましたが一応着弾しました。

当然説明書はありません。検索してみましたがあまり有効な情報は得られず...
モーターが回らずいろいろいじってみた結果、ディップスイッチの設定がまずかったようです。このようにしたら動きました。S1-3はモーターが200ステップなので[1]に設定してたのですが[NC]が正しいようです。何故かはわかりません。

コントローラーはSECさんところの基板だけ買って組み立てました。
ステッピングモーターは同じくAliExpressで注文したのですが1週間たっても発送もしてないようなので「キャンセルするぞ」とメッセージ送ったら速攻で発送した(と言ってるだけかも)ようですが、まだかかりそうなので実験用に700円のやつを買いました。
プーリーがついていて回っているのがわかりやすいです。
とりあえずモーターはちゃんと回ったので大丈夫でしょう。他のパーツも発注してじっくり組み立ててみようと思います。
Posted at 2016/10/06 19:42:12 | |
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DIY | 日記