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B11のブログ一覧

2008年01月25日 イイね!

愛のメモリー

愛のメモリー体調も回復し,フル回転のB11です.
日常業務に追われていると,つい先週のことなのに,インドでの1週間がまるで昔のことのよう.

記憶が薄れないうちにアップ,今回の旅行のハイライト,
タージマハル

(B11写真紀行)

タージマハルに辿り着くには,デリーから列車または車で4~5時間の旅が必要です.
我々は車を一台チャーターしました.

そして牛やラクダや人力車や手押し車やリキシャやトラックをクラクションで追い払いながら,左車線からの追い越しを繰り返し,4時間半の真剣勝負ののち,目的地のアグラ到着.豪華ホテルで1泊して,翌朝タージマハルへと繰り出しました.
その間の冒険については,また機会を見て報告します.



タージマハル南門

赤砂岩からなる雄大な建築.






南門を通して見る白亜の建築.

この景色でもうしびれてしまいました.




門をくぐればその全貌が...

白大理石が朝日に輝く.完璧なシンメトリー.


ここが霊廟だということはよく知られています.
時は1630年,インドはムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンは,ハレムに溢れる美しい女性たちには見向きもせず,美しい妃,ムムターズ・マハルを溺愛していました.ところが彼女は,14人目(!)の子供を出産後,産褥熱で死亡.

落胆したシャー・ジャハーンは,周辺国への侵略戦争も中止し,22年かけて愛妃の霊廟ータージ・マハルを建設したといいます.
まさに世界最大の愛のメモリー




周囲には美しいペルシャ風の庭園が拡がる.





樹上には「鷺」の群れ.





基壇に登ってみる.





盛装して子供たちと記念写真.

インドの人にとっても,タージ訪問は特別なイベントです.




100m四方の基壇は,ラージャスターン地方産の白大理石で覆われている.





壁面には大理石の彫刻と宝飾を埋め込んだ象嵌

ガイドの説明を神妙に聞くアメリカ人.




裏側に廻ってみる.

朝日を背に,神々しいまでの建築美.
大理石の反射が清冽な印象を作り出す.




タージの裏手を流れるヤムナー河

対岸には建設途上で放棄された遺跡.
シャー・ジャハーンは,対岸に同じデザインで黒大理石製の自分の廟を建築するつもりだったという.

しかし,これ以上帝国の財宝が浪費されることを恐れた息子のアウラングゼーブ帝によって,シャー・ジャハーンはアーグラ城に幽閉されてしまった.




遙かに見えるアーグラ城.

幽閉の身のシャー・ジャハーンは,毎日タージ・マハルを見て亡き妻を偲んだと言う.
今では大気汚染のため,ご覧のように視界不良.

ちなみに過剰な地下水くみ上げによって,四隅に建っている高さ42mの4本の尖塔(ミナレット)も,微妙に傾いているし,酸性雨によって廟の大理石そのものも溶けているという.

インドの公害,まさに恐るべし.果たしてこのままでこの世界遺産を守れるのか?



そんな心配はどこ吹く風.
基壇上ではそこここで記念撮影が...




こちらは盛装で着飾った婦人.

恐らく何かの記念にタージで撮影しているものと思われる.




寝転がって何を撮るのだろう?





付近のベースから飛び立ったインド空軍のジェット.

355年の時代を超えて,中世と現在のコラボレーション.



観光客は思い思いのポーズで記念写真に興ずる




わたくし一押しのさわやか笑顔.





ありがちなポーズを取る白人観光客.





立ち去りがたい思いを込めて,もう一枚.

池に映る白亜の廟に別れを告げました.


完璧な美って,世の中にあるんですね.
Posted at 2008/01/25 15:11:17 | コメント(30) | トラックバック(0) | 世界写真紀行 | 旅行/地域
2008年01月23日 イイね!

狂乱のバンガロール

狂乱のバンガロールインドでの旅を無事(?)に終え,月曜日に帰国したB11です.
?が付くのは,実は帰国後体調不良に見舞われたから.それは... お決まりの胃腸症状です.

とにかく仕事を最小限にセーブして,今夕漸く復活いたしました.
全く彼の地の衛生状態は一筋縄ではいきません.

(B11写真紀行)


とりあえず続きは,チェンナイを離陸し,30分の短い飛行の後,到着したバンガロール国際空港から,


ここは標高920mのデカン高原にある,人口600万人のインド第三の都市.
近年はIT産業の中心地として有名.
インドのシリコンバレーと呼ばれている.


空港ビルを一歩出たところで度肝を抜かれた.

今まで見たこともないような大渋滞.
当たりに絶え間なく響き渡るクラクション.
譲り合いの精神なんか一切なし!まさに弱肉強食の世界.

駐車場に既に来ているはずの迎えの車が,我々の前まで辿り着くのに25分.




走り出しても混雑は変わらず.

第一印象はまさにカオスの世界.
よく見ていると,とにかく鼻先を突っ込んだ方が勝つみたい.




渋滞のおかげで沿線のお店の写真が撮れる.

これは揚げ物屋さん?




ファンシーストアって(汗)




市内繁華街




一時間かけてようやく到着したのは,民族系の☆☆☆☆☆ホテル
The Taj West End Bangaluru


この系列のオーナーは,インド最大の財閥,TaTaグループ.
みんカラのみなさんには,最近
ジャガーやランドローバーの買収や,
29万円の大衆車開発でおなじみのところ.

聞くところによると,若い頃,外国系の一流ホテルに泊まろうとして(人種を理由に?)断られた.そのため,奮起して民族系の一流ホテルを作ったといいます.



豪華な内部.外部とは全く別世界.





コテージタイプのお部屋は3室続きのスイート.

一泊5万円.現地の大学卒初任給より遙かに高い.
ただし,浴室の排水溝からは臭気が...
やはりインフラの遅れは如何ともし難い.




その夜はトロピカルなレストランで夕食を...








さて,翌朝です.

これは泊まっていたコテージの入り口.




この日はお仕事です.交通を考えて12時からの講演ですが朝9時に出発.
おかげで11時前には会場へ到着

ところが,いつの間にか時間が30分繰り上がっている!
なんというアバウトな進行!!

早く出ておいて良かった~.



お仕事中.

30分と比較的短い話だったので,まあまあでした.
質問が訛っていて聞きにくかったけど...




デューティを果たしたので,気楽になって町に出ます.

極彩色の寺院.
ヒンドゥー教は日本と同じで神様が沢山います.こういったところが多様性を受け入れる背景になっているのかな.




面白いのはトラック.色々なデコレーションが前にも...




そして後ろにも...

「Blow Horn」(ホーンを鳴らせ)と書いてあります.
これは死角から急に割り込む車があると見えないため,ホーンを鳴らして欲しいという意思表示みたいです.そのためかどうか,道路のうるさいことと言ったら...



郊外でみたラクダの一群.
その後アグラまでの道では,ラクダに荷車を轢かせた隊商?を見ました.

背景左にスラムが写っています.



お!




突如牛さんが道路横断!




悠々として,全く動じるところがありません.

おかげで車もバイクも大混乱.



結局中央分離帯まで行って草を食べてました.



バンガロールで見た狂乱の道路事情には,いろいろ考えさせられました.

① 全てコンピュータの中で片が着くハズのIT産業の中心地が,結局道路交通という物質文明に頼っているという大いなる皮肉.

② 半端じゃない非効率的なシステムとそれによる大渋滞を見ていると,日本がいくら省エネ,エコ,地球に優しい方面で努力しても,結局焼け石に水.

③スラムと5つ星ホテルの対比.究極の格差社会.インドの格差をナイアガラとすれば,日本のそれは池のさざなみ.

人間ってなんだろう?生きるって何だろう?
インドでは誰もが哲学者になる.それって本当かもしれません.
Posted at 2008/01/23 23:39:36 | コメント(32) | トラックバック(0) | 世界写真紀行 | 旅行/地域
2008年01月19日 イイね!

チェンナイよいとこ

チェンナイよいとこ二日間のご無沙汰です.
本当はリアルタイムに旅日記を更新して行きたかったのですが,お仕事の方が何かと忙しく,ブログアップが延び延びになってしまいました.ようやく続きです.

(B11写真紀行)





シンガポールで優雅なトランジットを楽しんだあと,再びシンガポール航空SQ528に乗り込み,向かった先はここ.



インドの東海岸の町,チェンナイです.

チェンナイ空港に降り立つと,こちらもかなり暑い.




パークシェラトンホテルに到着





とってもかわいいフロントのおねえさんがチェックインをお手伝い.





お部屋まで案内してくれます.





おお,なかなか豪華だ.





お風呂にバスジェルを入れて湯を張ります.
しばらくして「もう入ったかな?」と行ってみると...

大変なことに!


お風呂でリラックスして,ブログを上げて...
ね,眠たい....

ZZZZZZ~ ☆





翌朝は日本晴れ,じゃなかった,
インド晴れです.





チェンナイの町を廻ってみます.

思ったよりきれいでした(一部汚いところもありますが..)




家々の佇まいはやはりちょっと違う.





路上に描かれた不思議なマーク.

実は「金運」を呼び込むマークだそうです.どこでも考えることは同じ?




熱帯圏の町だけあって,ところにより自然も豊か.





走り回るリキシャ.

あきらかに人力車から来てますね.
以前は人が漕いでいたのが三輪車に.
私達の年代はダイハツミゼットを思い出します..





インドはヒンドゥー教が主ですが,少数ながらキリスト教も.

これは当地で一番古い教会.




海岸に来てみます.

実は私,1984年,チェンナイがまだマドラスと呼ばれていた頃,一度この町を訪れたことがあります.
真夜中にこの海岸から見上げると,
満天の星が素晴らしくきれいだったなぁ.


その後例の津浪のとき,この海岸も10m以上の高波で洗われたとのこと.

波打ち際まで行ってみよう.
でも,浜が半端じゃなく広く,なかなかたどり着かない.
気温は30℃を越えた! 暑い!




ようやく辿り着きます.
ベンガル湾だ!






延々20km続くビーチ.

往復すればフルマラソン?




さて,町に戻ります.これは小さな寺院.





今日は三連休の真ん中ということで,交通量は普段の1/4.

でも,バイクがすぐ横を走ります.
鼻先15cmに他人の顔が見える状況は,結構新鮮(気持ち悪い).




若いモンはええのう.ふぉっふぉっ.




これがサリーだとこうなります.

ちなみに,こちらでは豊満でないと美人とは見られません.



でもって,家族だとこうなります.

私,小学校低学年の時,これと全く同じ乗り方で一家揃って海水浴に行ったこと覚えています.
昭和20年代後半までは,日本もこういう状態だったんだなぁ.




ちょっと前のインドの国民車,アンバサダー

元は1946年生英国車,モーリスオックスフォードシリーズ.それをヒンドスタンモーターが現地生産.
その設計の古さから,
「走るシーラカンス」との別名も...

私的には懐かしい三角窓がうれしい.
この車は飾りが付いたりしてモディ君.





お仕事の一環で地元のVIPを表敬訪問.

あのブッシュ大統領とも会談したことがあるそうです.




お仕事も終わったし,次の目的地に向かいます.

On the road again!


おまけです.
チェンナイ空港内の掲示.読めない!

これはタミール語で書かれているみたい.
GELの文字があるところをみると,どうも「機内持ち込み制限」についての掲示みたい.


さて,次のブログアップはおそらく帰国後になると思います.
日本でお会いしましょう.
Posted at 2008/01/19 22:19:15 | コメント(35) | トラックバック(0) | 世界写真紀行 | 旅行/地域
2008年01月17日 イイね!

たった4時間半のシンガポール

たった4時間半のシンガポール年末に続いて,またまた寒い日本を抜けだしたB11です.
といっても今度はお仕事.







中部国際空港からSQ528でやって来たのはシンガポール.
チャンギ空港です.

1℃の早朝名古屋から,いきなり気温は30℃!



実は昨日,長年お付き合いのあるシンガポールのお友達(現地のお方.相当なVIP)から電話があり,次の目的地まで乗り継ぐ4時間半の間,リラックスしないかとのお誘い.喜んでお世話になることに.

W221がお出迎え.




フロントグラスには沢山のシール.

聞けばいろんなクラブの会員証だとか.
中には「警察クラブ」のもあり,それが貼ってあると駐車違反も取られないそうです.




花咲く街を走って





やって来たのはここ





実は現地では名高いゴルフコース





クラブハウスには新年の飾り





トロピカルなテラスで





飲んだのは冷たく冷えたタイガービール

プファ~~!
なにせ30℃ですから...



ひとしきり気持ちが良くなったところで,近くの施設でマッサージを受けました.

・最初はジャグジーに入り...
・次に足つぼ...
・そして最後はオイルを塗って全身マッサージ


気持ちいい~~!



出来るならこのまま寝てしまいたい.
でも出発の時は近ずきます




夕焼けの街を走り空港に向かいます.





凄い速度で飛ばすおねえさんライダー




こうしてつかの間のシンガポール再訪は終わりました.

♪On the road again♪

次の目的地に向かったのでした.
Posted at 2008/01/17 05:52:49 | コメント(37) | トラックバック(0) | 世界写真紀行 | 旅行/地域
2008年01月14日 イイね!

中部暇人会新年会

中部暇人会新年会みなさん,新年いかがお過ごしですか?
私,年明け早々忙しく働いて来ましたが,三連休初日はオープンルーフの新年会.
いつもの楽しい連中と一騒ぎです.

その一部始終は,既にこの方この方このオサーンこの方のブログで...




やってきたのは,観覧車が廻り....





あやしい街宣車が走り回る名古屋栄.





いつもの豚シャブ 旬蔵を会場に





恒例の大騒ぎが始まった~

今回は遠く埼玉からアルさんが,三重からちりめんさんが参加.





時節柄タイムリーな差し入れ.「御福餅」.





お,怪しいオサーンに狙われた!





これは迎撃セネバ!

(kaz@spiderさん撮影.kazさん,使わせてもらいましたよ~!)

一体何やってんだか,みんな(^^;





お腹も膨れて街へ.






行く先はお洒落なカフェ?





ノンノン b(-_-)
いつもの大人のバー.





例によってお洒落な小物,





おもむろにオーダー
「アイラモルト.ボウモアある?」

ずらずら出てきます.都合6種類.
これだけ揃っているところはなかなか無い.

ボウモアはピート(泥炭)とシェリー樽の香りがバランスされた,アイラモルトを代表する銘柄.



17年ものを一杯.

シェリー樽独特の赤っぽい色.



怪しい男たち.

レンブラントの世界?




締めはやはりアイラのラフロイグ.

ラフロイグは,全てのシングルモルトの中で,疑いもなく最も個性的.
使用しているピートに含まれる「苔」のせいで,独特の「正露丸臭」,「消毒薬臭さ」があり,好き嫌いが極端に分かれる.

でも,慣れるとやみつきになっちゃうんだなぁ,これが...
わざと香りのキツイ10年ものに行きます.



そろそろ日付が変わるころ,お開きとなりました.



みんな,毎週毎週ありがとう.

おかげで今日も楽しかったよ~!

Posted at 2008/01/14 12:26:27 | コメント(34) | トラックバック(1) | オフ会 | 日記

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「2018年末ボツ写真特集(海外編) http://cvw.jp/b/238553/42363766/
何シテル?   01/01 23:12
ストリートフォトグラファー. スタジオは世界の街角. 写真集,「vapor trail... -旅の記憶-」 Parade books 写真集,「ch...
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