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稲見一良。いなみ・いつら、と読む。

Amazonを徘徊していたら突然でディスプレイに現れた。
懐かしい名前。
『狩猟小説』という分野を生みだした山本周五郎賞受賞の小説家。
30数年前のおいらの上司。
正確に言えば上司ではなく、『上司になって欲しかった人』だ。

20代前半でCM制作会社の制作進行をしていた頃
稲見さんが部長を務める演出部に入れて欲しくて
直属の上司の制作部長と掛け合った時
『これから先、演出部は人を増やす予定はない。
演出になりたいのなら会社を辞めた方がいいな』と言われ
『わかりました辞めます』と売り言葉に買い言葉で辞めることになってしまった。

その経緯と退職する旨報告に行くと
『いい加減な業界だから、そのうちお前も演出ですなんていってやってくるんだろうな』と、最大限の励ましをして頂いた。
『お前の生き様なんぞに、なんの興味もない。出ていけ』といわれなかっただけでも、自慢できることなのだ。

自称牛丼監督（早い、安い、上手い）となってから、報告に行けなかったのが心残りだ。

稲見さんは普段からハードボイルドなプロデューサーで、馬鹿な失敗をした制作進行にナイフを突きつけて『つぎやったら、殺す』、と言ったという逸話がみなに信じられていた。
おいらも仕事の度に失敗して叱責されていたが、ナイフを突きつけられることもなく指名を外されることもなかったので、それなりに認めて頂けたのだと思う。
稲見さん自身が出演されたCMの制作進行も勤めさせて頂いた。
思えば、叱られなかったのはその時だけかもしれない。
稲見さんは作品制作の時、出演者やスタッフ、クライアントに自分及び自分の身内がなめられたり馬鹿にされること、つまり「恥をかくこと」を一番嫌う。
少なくともこの時は三顧の礼で迎えられて出演者となり、気に入ったスタッフだけを集めて撮影に入ったのだから、だれに「恥をかく」こともなかったのかもしれない。

いつもしかめ面でご機嫌斜めの表情だったが、週末地元の暴走族に焼きを入れてきた週明けは、ご機嫌でその様子を話してくれたものだ。

稲見さんの話はまだまだしたい。また今度書く。

ああっ、あの頃の稲見さんの年齢をおいらは超してしまったのかなあ。

台風が近づくと地震が起きやすい。

と、いわれています。

気圧が下がることによって大地の跳ね返りやずれが起きやすくなる。

と、いうことらしいです。


俄に信じられないけれど、実際幾つかの大型地震が台風の時に起きているとか。

それにしても

地震情報と津波注意報と台風情報が一つ画面に出てくるとは。

地震にあわれた地域の皆さん、引き続き台風と雨に十分お気を付け下さい。

ちょっとシーズンも終わりでしょうか。

アサリの深川丼。

蕎麦屋のランチなのでアサリの量、大きさともやや不満。
味はまあまあ。

でも、いつもならこの時間には終わってしまっているのが
今日は残っていました。
雨で、出足が悪かったのかなあ。

それにしても、ちょっと塩分摂り過ぎですね。

日本中で
大雨が降っているみたいですね。

今は上がりましたが
空は動いています。

マンションの大規模改修のためベランダの整理。

２5年もののカポックなど、いくつかの鉢を解体して、小さくして一緒に。

いらない土が出るんだけど、マンションでは捨てられません。

MINIで田舎に運びます。