北米でもっとも売れるスバル車は、2018年もアウトバック!でも、スバルの北米での販売台数アップを支えたのは、あの3列シートSUVだ。
スバル・オブ・アメリカは、2018年12月の販売台数を発表した。12月の販売台数データが出たことで2018年通期の販売台数も判明した。
スバル・オブ・アメリカは2018年12月の販売データを発表した。12月のセールスは、6万4541台で2018年で最高の販売数を記録した(2位は8月の6万4088台)。
ほかにも
アウトバックは58カ月連続月販1万台超えを達成。
フォレスターは65カ月連続月販1万台超えを達成。
となっている。
注目は、年間の販売台数だ。
2018年のスバル・オブ・アメリカの年間販売数は
68万135台で、2017年から5%も増加したのだ。
年間販売台数は、11年連続で前年実績超えを果たしている。
それでは、各モデルの年間販売台数を見てみよう。
好調だったのは、クロストレック(日本名:XV)だ。前年より31.1%、台数にして3万4246台も販売台数が増加している。
しかし、それ以外のモデルは軒並み前年割れ。フォレスターは、新車が登場したのが2018年からだったから、いわばモデル末期ということで、販売台数は-3.4%となった。同じくレガシィもマイナス。北米でもっとも売れるスバル車、アウトバックもー5.3%と販売台数が伸びなかった。
2017年 2018年
フォレスター 17万7563台 17万15613台(ー3.4%)
インプレッサ 8万6043台 7万6400台(ー11.2%)
WRX/STI 3万1358台 2万8730台(ー8.4%)
レガシィ 4万9837台 4万109台(ー19.5%)
アウトバック 18万8886台 17万8854台(ー5.3%)
BRZ 4131台 3834台(ー7.2%)
クロストレック11万138台14万4384台(31.1%)
ここまでを計算すると
2017年が65万7956台
2018が64万3872台
となり、前年比マイナス2.1%だ。
なぜ、2017年比で+5%になるかというと・・・
2017年2018年
アセント0台3万6211台
そう。2018年に登場した、3列シートSUV、アセントが3万6211台と好調なセールスを記録したからである。
2019年は、フォレスターがフルで新型に切り替わり、アセントも通年販売される。スバルが12年連続で前年超えの販売台数を北米で記録できるか、注目だ。
アセント意外と売れてるんだね
4日間付き合ってわかった!スバル・フォレスターの◯と✖️
フォレスターが新型に生まれ変わってから半年以上が過ぎましたが、その人気は非常に高いようです。そこで、新型フォレスターの魅力を知りたくて4日間を共にしてみました。
今回は山道を飛ばして、という試乗ではなく、都内での移動や高速など、ごく普通の使い方をしてみました。4日間というのはちょっと中途半端かもしれませんが、そこで感じたよい部分、そしてちょっと気になった部分を挙げてみましょう。
ちなみにグレードは2.5LNAのフラット4を搭載した X-BREAK。販売はe-BOXERが4割を占めているとのことですが、今回は伝統的(?)なNA水平対向搭載グレードを選んでみました。
フォレスターのここが◯ ・エンジン
今は2.5ℓもあれば立派な大排気量とも言えますが、やはりある程度の排気量を持つNAエンジンのフィールは素晴らしいですね。アイドリングからジワジワとアクセルを踏み込んでいくと、心地よいエンジンのビートとともにトルクが湧き上がってきます。ピストンひとつひとつの動きが感じられるような回転フィールは、水平対向ならではといえるでしょう。
ポルシェの水平対向6気筒は長らく3.6ℓの時代が続きましたが、1気筒あたり600cc前後というのはパンチのあるトルクを発する理想的な数字だと言えます。とするとFB25の気持ち良さも納得です。ちなみに燃費は都内では9km/ℓ前後、高速道路で12km/ℓ前後といったところでした。
フォレスターのここが◯ ・トランスミッション
走りの気持ち良さはエンジンの素晴らしさだけでなく、トランスミッションの優秀さがもたらす面も多そうです。
個人的にCVTはあまり好きではないのですが、このリニアトロニックCVTはアクセル開度、スピード、そしてエンジン回転の3要素の連携に不自然な感じはほとんどなく、ギヤ式トランスミッションのような自然な感覚で運転できました。下り坂では変速比を低めにキープして適度にエンジンブレーキを効かせるなど、なかなかに賢いです。
フォレスターのここが◯ ・ツーリングアシスト
アイサイトに代表される安全支援システムに力を入れているスバルですが、ACCの優秀さには驚きました。
特にレーンキープ機能が素晴らしく、車線に近づいたらステアリング修正、反対側の車線に近づいたらまた修正、という“ピンボール状態”になることもなく、ほぼ車線の真ん中をキープし続けてくれるので、高速道路は半自動運転気分です。どうやら先行車両の走行軌跡も制御因子に取り込んでいるとのこと。
また日本メーカーのACCは前車との距離を一番短く設定してもかなり距離を空けがちですが、フォレスターのACCは絶妙な距離を保ってくれるので運転していてストレスがたまりません。設定速度が0~120km/hと広範囲なのも嬉しいし、停止まで制御してくれますから渋滞でもかなり使えます。
現在、このテの機能ではメルセデス・ベンツが最も使いやすいと思いますが、フォレスターはそれに匹敵すると感じました。
フォレスターのここが◯ ・SUVにうれしい装備
SUVといっても街中しか走らない、というケースも多いと思いますが、さすがスバルだけあってフォレスターはSUVを遊びで使い倒す人の気持ちがよくわかっています。
ステアリングヒーターと後席シートヒーターが全グレード標準装備なんて、雪国の人やウインタースポーツを楽しむ人ではなくても嬉しいはず。ルーフレールはX-BREAK以外はオプションですが、ルーフに密着するタイプではなく独立したタイプ。この方が汎用品のキャリアが使えて便利ですし、ロープホールまで設けられています。
ラゲッジルームは樹脂製なので汚れを気にせず何でも積み込めます。室内とラゲッジルームを仕切るパーテーションネットがあればもっと良かったですが。
フォレスターのここが✖️ ・エンジン再始動時の振動
最近のクルマの例に漏れず、フォレスターにはアイドリングストップが装備されていますが、エンジン再始動時の振動が大きすぎです。ブルルンッとクルマ全体が揺さぶられて、最初は何が起きたかと思ったほど。
発進するたびにこれですから、思わずOFFスイッチを押したくなってしまいます。これは早急に改善して欲しいですね。
フォレスターのここが✖️ ・繁雑なステアリングスイッチ
ステアリングにはオーディオやACC、SI-DRIVEのスイッチなどがありますが、さすがにちょっと煩雑かな、と。オーナーになればすぐ慣れるのかもしれませんが……
もっとシンプルで直感的に操作できるインターフェースが必要かと思います。最低でもACCの車間距離設定スイッチは、ひとつにまとめて欲しいですよね。
フォレスターのここが✖️ ・デザイン……
デザインは好みなので何とも言えないですが、もっとクリーンでまとまりのあるフォルムにして欲しいですね……主観ですが。ボンネット両端が盛り上がっているなんて、スポーツカーじゃないんだから……個人の意見ですが。
丸っこいクルマはいいならそういうクルマ買えば良いんじゃない?見切りの良し悪しだったり衝突安全性とか意味を持ってのデザインだった気がするんだけどな~
スバル米国販売は5%増の68万台、10年連続の記録更新 2018年
SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは、2018年の新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高の68万0135台で、前年比は5%増と10年連続で前年実績を上回った。
最量販車は、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)だ。2018年は17万8854台を売り上げたものの、前年比は5.3%減とマイナスに転じた。セダンの『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、19.5%減の4万0109台と2年連続のマイナスだ。
もうひとつの主力車種が、『フォレスター』だ。2018年実績は17万1613台で、前年比は3.4%減と、2年連続のマイナスだ。これは、新型の販売が18年中は本格化していなかった影響となる。
『クロストレック』(日本名:『XV』)は好調だ。2018年は、新記録となる14万4384台を販売した。前年比は31.1%増と2桁増を達成する。
一方、『WRX』シリーズは、『WRX STI』を含めて、2018年は2万8730台を販売した。前年比は、8.4%減と3年連続のマイナスだ。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は2018年、7万6400台を販売する。前年比は11.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回っている。
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富士重工 | 日記
Posted at
2019/01/10 21:33:40