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2019年05月08日

意外とSTIスポーツは設定されないのかね?

意外とSTIスポーツは設定されないのかね? 【試乗】AWDとe-BOXERは雪道でも高い安心感を披露! スバル最新SUVを豪雪地帯で試す

スバルは今4つの4WDシステムを展開する

 スバルは毎年、われわれメディアを冬季の豪雪地域に招待してくれる。その狙いは、スバルのクルマ造りの姿勢にある。机上論ではなく、テストコースではなく、生きた道(実路)でクルマがどう動くかが大事であり、そこを考え、鍛え上げるというもの。人を中心とするクルマ造りのなかで、結果としてシンメトリカルAWDを核に据えた。大事にしたのは、トラクション(駆動力)とアジリティ(俊敏性)そしてスタビリオティ(安定性)だ。

 今年は山形県でも豪雪地域で知られる大蔵村を拠点に開催。触れたモデルが、フォレスターとXV。それぞれにガソリンとe-BOXERが用意されていたので、雪道での乗り味や特性が狙いとして違うのだろうと深読みしつつ、早速試乗開始……の前に。

 スバルのシンメトリカルAWDを選ぶ方は、4輪駆動の性能にかなりこだわる方も多いと思うので、まず頭で物事を理解する方のために整理しておこう。いまスバルは4つのAWDシステムを持っている。

 まずはハイパワー&ハイトルクにも対応し、ダイレクト感がありスポーティで豪快な走りにも対応するが、スムースさや燃費性能が若干キツいDCCD方式。機械的なトルク感応型LSDと電子制御LSDを組み合わせて使い、全軸41%、後軸59%の前後トルク配分を基本として前後拘束力を調整して路面への駆動トルクを調整するタイプで、WRX STIに使われている。

 ふたつめは、オーソドックスタイプで信頼性があるシンプル構造の、ビスカスLSD付きの機械式センターデフを使用したタイプ。過酷な環境を含め、海外向けXVのMT使用に使われる。

 3つめは、レヴォーグの2Lモデルや、WRX S4に使用され、ダイナミックな味付けが施されているVTD(バリアブル・トルク・ディストリビューション)方式。もっとも機械的に理解し辛いが、まず前軸45%、後軸55%に駆動力を配分する機械的センターデフがある。そのデフケースには複列式の遊星歯車の機構が相まっており、“相方には”には前後の回転差が高まると働き出す油圧式多板クラッチがある。そのクラッチ拘束が強まると、センターデフの45:55の不等分割ギアの効果が薄まるというもの。

 イメージとしては、基本として旋回に優位なリヤ駆動寄りの前後配分が、タイヤが滑ったりすると安定重視に変わっていくもの。もちろんここに姿勢安定のブレーキ制御も相まるのでその特性は自由自在となるが、前後トルク変動に滑らかささを出しながらも、アクティブな効果を期待できる方式であり、ハイパワー対応も容易にできるので、まさにWRX S4のキャラクターにぴったりのAWDシステムなわけだ。

 最後4つめが、今回の車両たちが採用しているアクティブトルクスプリット式。軸重が重くグリップしやすい前輪をメインに駆動させるオーソドックスなタイプでもあるが、軽量かつコンパクト、作動がスムースで、燃費と安定性の両立もできる。前後タイヤの想定以上の回転差(基本前後トルク配分は6:4)を検知すると、多板クラッチがオイル流動によって拘束される。それが強まるほどに、リヤの駆動力が高まるとともに4輪駆動力による安定感が高まるというもの。

 使用するオイルなどでその特性は変えられるし、ブレーキ制御も駆使するので、その味付けは自由自在だし変化が穏やかにできるので、安定性を得るにしても、滑りやすい路面での自然で穏やかな反応が得られるなど、街乗りやお買い物クルマからスポーティドライブ、さらには長距離ドライブでの燃費の良さまで持つ万能的タイプだ。

 ガソリンとハイブリッドでそれぞれの持ち味を体感

 ではXVとフォレスター、それぞれのガソリンとe-BOXERの乗り味について触れていこう。

■全車に共通していること

 安定性と駆動力が高く、雪道がとても走りやすい。とくにハンドルセンター付近の反応に適度な緩さがあり、これが絶えず路面が多少なりとも凸凹している雪路面での過敏な反応を抑えつつ適度な素直さを生み出し、狭い道での雪上でのすれ違い動作などを含めて気苦労するなく走れる。この外乱を的確に吸収する特徴は、サマータイヤからスタッドレスにして、タイヤ全体の剛性、とくにブロック剛性が落ちている影響もあるが、じつはクルマ自体が持っている特性でもある。

 とくにフォレスターはラフロードの荒れた路面など外乱影響を吸収してハンドルに伝えないようにする狙いがあるのか、結果として、夏季路面では微細なハンドル操作自体がクルマに吸収される感覚がある。ハンドルの切り返し操作での正確性を害する場面もあるが、雪道は大の得意といった印象。これを踏まえると正確なハンドリング特性を求めるなら、標準サイズのホイルは冬季用にして、夏用にインチアップサイズを手に入れるのも、乗りこなしとして得策ともいえる。

■フォレスターとXVの違い

 ボディの大きさからくる、意のままに動く感覚や、ボディ四隅にまで意識が届く感覚は当然異なるが、加えて車両重量の違いが大きく乗り味と操作性を左右していた。例えばフォレスターのガソリンモデルは1530kg。XVのガソリンモデルは1440kg。これだけ違ったら、グリップレベルが低い雪道、さらに前述した理由から操作レスポンスが落ちやすい操作性において、90kgの差は大きい。

 乗り換えるとXVの意のまま感がとても光るし、重さが明確に不自由感として出やすい下り坂を要する山道の安心感が大きく違う。ちなみに意のまま感やレスポンスでは軽さが武器になるが、通常時の乗り味は圧倒的にフォレスターだ。やはり軽いXVは、クルマごと路面の凸凹で跳ね上げられ、ヒョコヒョコと動き、フォレスターのようなしっとり上質の落ち着き感は少ない。

■e-BOXER(グレード:アドバンス)とガソリンの違い

 3つ考えるべきことがある。

 ひとつは、フルハイブリッドではなく、加速を陰で“さりげなく”サポートするマイルドハイブリッドがe-BOXERの本質なので、モーターらしいレスポンス良い加速などは、低回転の出足など要所でしか体験できない。とくに高速領域になってしまうと、小さな電動モーターなのでその存在感はなかなか感じられず、排気量を踏まえたら加速が良い? とか燃費が良かったなど、頭で理解する魅力であり直感的に得られる魅力にはなりにくい。なので、まずは街中走行が多い方におすすめである理由がここでひとつできる。

 ふたつめは、前章同様に重さの影響。フォレスターにせよ、XVにせよ、e-BOXERにすると車両重量が110kg増える。これにより乗り味には重厚感がでるが、その分、自由自在感は薄れると捉えた方が良い。もちろん雪面の下り坂の安心感なども変わってくる。

 最後3つめは、コントロール性の違い。重さの違いもあるが、乗り比べたら、明確にフィーリングの取りやすさが違う。ガソリンモデルの方が、いまクルマに何が起きているのかがよくわかり、グリップ限界が近いなどもよくわかり、安心してクルマを信じて走って行ける。もちろん、その先にはスポーティに走れるし、豪快な楽しい走りもある。

 では雪道は絶対にガソリン? となりそうだが、違う。じつはe-BOXERは何が起きているか直感的にはわかりにくい。重さの影響もあるが、不思議と滑らずにグリップするし、不思議なほど旋回中にフロントタイヤが逃げず(回生ブレーキのアンダーステア制御が効いているのか……)旋回もする。不思議と……この表現通り、グリップするからといってそのグリップを信じることができず、豪快に走ることはできないが、滑りにくいのは確かなので街中、お買い物クルマ的な生活に寄り添った実務でのクルマの使い方にはとても適している特性だろう。

■まとめ

 勘違いしてもらいたくないが、スバル車が冬季路面に強いことはクルマ好きなら知っていて当然だろうし、それを前提に今回はXVとフォレスター、そしてe-BOXERとガソリンの違いを明確にしてみた。ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、クルマ選びの参考にしていただけたら幸いだ。


〈スバル・フォレスター〉SUVの本質を極める攻めのキープコンセプト【ひと目でわかる最新SUVの魅力】

月間登録台数:3232台(18年9月~19年2月平均値)現行型発表:18年6月JC08モード燃費:18.6km/ℓ ※「Advance」レポート●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)フォト●中野幸次(NAKANO Koji)モデル●菅原樹里亜(SUGAWARA Juria)

■主要諸元 Advance
全長×全幅×全高(mm):4625×1815×1730
室内長×室内幅×室内高(mm):2100×1545×1260
ホイールベース(mm):2670
トレッド(mm) 前/後:1565/1570
最低地上高(mm):220
車両重量(kg):1640
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC+モーター
総排気量(cc):1995
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):107[145]/6000
エンジン最大トルク(Nm[kgm]/rpm):188[19.2]/4000
モーター最高出力(kW[㎰]):10[13.6]
モーター最大トルク(Nm[kgm]):65[6.6]
燃料タンク容量(ℓ):48(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/55R18
最小回転半径(m):5.4
JC08モード燃費(km/ℓ):18.6
車両本体価格:309万9600円

乗降性

前後ドアともに開口部はかなり大きい。リヤフェンダーが張り出すSUVの中でも後席足元は広い方で足の出し入れも楽だ。前後ともに高過ぎないため、小さな子供でも比較的楽に乗り降りできるはず。

先進安全装備

ボディカラー

インパネ

居住性

ラゲッジルーム

大開口かつフラットな床面で積載性は良好。側面にはキズが付きにくい素材が採用され、汚れも拭き取りやすいなど、アウトドアグッズなど頻繁に出し入れする使用を想定する。ゴルフバッグを横積みできるほか、後席を倒せばMTBなども積載できる。電動テールゲートは全車にオプション。

うれしい装備

排気量の異なる自然呼気エンジンを搭載

予防安全性能評価ASV+++を獲得

バイヤーズガイド

個人的には「Advance」か「X-BREAK」の二択。都会メイン、たまにアウトドアなら「Advance」、もし積雪地に住んでいたら「X-BREAK」だ。どちらにしてもAWD+X-MODEによる走破性はSUVトップレベル。実測実燃費は前者が13.8km/ℓ、後者が11.8km/ℓと、走破性能からすればともになかなかと言っていい。


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〈スバルXV〉ハッチバックベースとは思えない悪路走破性が自慢【ひと目でわかる最新SUVの魅力】

月間登録台数:2540台(18年9月~19年2月平均値)現行型発表:17年3月JC08モード燃費:19.2km/ℓ ※「Advance」レポート●山本晋也(YAMAMOTO Shinya)フォト●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)モデル●住吉史衣(SUMIYOSHI Fumie)

■主要諸元 Advance
全長×全幅×全高(mm):4465×1800×1575
室内長×室内幅×室内高(mm):2085×1520×1200
ホイールベース(mm):2670
トレッド(mm) 前/後:1555/1565
最低地上高(mm):200
車両重量(kg):1560
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC+モーター
総排気量(cc):1995
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):107[145]/6000
エンジン最大トルク(Nm[kgm]/rpm):188[19.2]/4000
モーター最高出力(kW[㎰]):10[13.6]
モーター最大トルク(Nm[kgm]):65[6.6]
燃料タンク容量(ℓ):48(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/55R18
最小回転半径(m):5.4
JC08モード燃費(km/ℓ):19. 2
車両本体価格:282万9600円

先進安全装備

ボディカラー

居住性

最低地上高200mmを確保するXV だが、乗降性は乗用車感覚に近い見事なパッケージだ。撮影車の「Advance」はレザーシートを標準装備。ブルー内装車はネイビー/ライトグレーだが、オレンジステッチ入りブラック内装も選択できる。

インパネ

ラゲッジルーム

「Advance」はラゲッジ下にバッテリーなどを積むため、わずかに荷室高が低くなるが、通常時のラゲッジ容量は340ℓを確保(ガソリン車は385ℓ)。タイヤハウス後方の荷室幅が広い部分は1340mmとなり、ゴルフバッグ3個を積載することができる。6対4分割タイプの後席はそれぞれワンアクションで格納でき、フラットなラゲッジフロアを生み出す。

うれしい装備

バイヤーズガイド

「Advance」は19.2km/ℓのカタログ燃費を見ても、燃費狙いというより上級モデルの立ち位置。それでいて、本格4WD車で300万円を切る価格は魅力。ミニマルに済ませるなら、「1.6i EyeSight 」の213万8400円はさらに魅力的!


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〈スバル・レガシィアウトバック〉低全高で扱いやすいワゴンボディが魅力【ひと目でわかる最新SUVの魅力】

月間登録台数:383台(18年9月~19年2月平均値)現行型発表:14年10月(一部改良 18年9月)JC08モード燃費:14.8km/ℓレポート●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)フォト●中野幸次(NAKANO Koji)モデル●菅原樹里亜(SUGAWARA Juria)

■主要諸元 X-BREAK(特別仕様車)
全長×全幅×全高(mm):4820×1840×1660
室内長×室内幅×室内高(mm):2030×1545×1240
ホイールベース(mm):2745
トレッド(mm) 前/後:1575/1590
最低地上高(mm):200
車両重量(kg):1600
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC
総排気量(cc):2498
最高出力(kW[㎰]/rpm):129[175]/5800
最大トルク(Nm[kgm]/rpm):235[24.0]/4000
燃料タンク容量(ℓ):60(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/60R18
最小回転半径(m):5.5
JC08モード燃費(km/ℓ):14.8
車両本体価格:340万2000円

先進安全装備

ボディカラー

居住性

前後ともにシートサイズは大きく、ゆったり座れるのが美点。運転席に10ウェイ、助手席に8ウェイの電動調整を標準装備する。「X-BREAK」は撥水ファブリック/合成皮革のコンビシート。後席は頭上、足元ともに余裕があり、左右別々にリクライニングが可能だ。

インパネ

ラゲッジルーム

フロアはワゴン感覚のフラットなつくりで、ワイドな開口幅に加えて、床面が高くないため大きな荷物の出し入れも楽にできる。床下には47ℓの大きなサブトランクも備わり、洗車用品などの小物も収納可能。パワーテールゲートは「Limited」「X-BREAK」に標準装備。後席は6対4分割可倒式で、荷室側面にあるレバーを引くことで前倒しできる。

うれしい装備

バイヤーズガイド

グレードはふたつで、価格差は27万円。上級の「Limited」は、ホイールが18インチとなり、乗り心地を向上させるダンパーが付くほか、パワーリヤゲートや本革シートを標準装備。大人びたイメージにフィットするのは「Limited」の方だろう。


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ブログ一覧 | 富士重工 | 日記
Posted at 2019/05/08 11:16:31

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