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2019年12月03日

それだけ最近のクルマが横広になっているって事だよね…

それだけ最近のクルマが横広になっているって事だよね… 今となっては「小型車並みの車幅」でしかない964型ポルシェ911のすすめ。なお、相場は絶賛高騰中

いわゆる車好きの不満の8割は「964」に乗り替えれば解消する?

2019年11月20日発売のカーセンサー2020年1月号では、「ぶつけそう、擦りそう…という不安にサヨナラ 小さくすれば8割解決!」と題した特集を展開している。

近年、車のサイズがどんどん大きくなっているという事実を背景に、主に運転がさほど得意ではない人々に向けて「でも“小さめな車”を選べば問題はおおむね解決しますよね?」という旨を提案している特集だ。

そしてそれは、「どちらかといえば運転が得意な人=車好き」に対しても刺さる話なのではないかと考えている。

受動安全性などの致し方ない理由から、ひたすら大ぶりになってきた昨今の車。それに対して「大きくて重くて、なんかつまんないよね」等の文句をつけることも多い、いわゆる車好き。

かく言う筆者もそのひとりではあるのだが、その寸法がまだ小ぶりだった頃の車=中古車に目を向けてみれば、車好き各位が現在抱いている不満の、それこそ8割は「解決!」となる可能性だって大いにあるはずなのだ。

例えばの話、「キューロクヨン」ことポルシェ 911のタイプ964である。

助手席乗員との距離は軽自動車並み!(←やや大げさ)

前述した本誌特集の素案をカーセンサー西村編集長から発売前にお聞きした際、筆者は下記のとおり進言した。

「編集長閣下! そういった特集内容であるならば、ぜひポルシェ 911のタイプ964も取り上げることを不肖わたくし、ここに具申させていただきます!」

なぜならば、964型のポルシェ 911は「今となってはきわめて小さな車」だからである。

具体的には、その全幅はわずか1660mm。この数値は、ちびっこCARであるフォルクスワーゲン up! とほぼ同じだ。まあ正確に言うなら964の方が10mm幅広なわけだが、「ま、だいたい同じようなもの」とは言えるはず。

ちなみに現行992型ポルシェ 911カレラの全幅は1852mm。これはLサイズミニバンであるトヨタ アルファードの全幅とおおむね同じである。

そして964型ポルシェ 911の全長は4245mm。これは現行型フォルクスワーゲン ゴルフよりもちょい短く、トヨタ 86とだいたい同じというニュアンス。なお、やたら大きくなった現行912型ポルシェ 911と比べるなら、964型は「30cm近く短い!」ということになる。

筆者が今から10年ほど前に964型ポルシェ 911を購入したきっかけも、その「小ささ」だった。より具体的には「あまりにも車幅が狭いことに驚き、そして感銘を受けたから」である。

約10年前。とある雑誌の撮影用に専門店からお借りした赤い911カレラ2を、筆者は撮影スタジオまで自走にて運んだ。964型のポルシェ 911を運転するのは初めてではなかったが、かなり久しぶりだった。

そして久しぶりの964型で感じたのは、助手席に座っていた当時の同僚Aくんとの距離があまりにも近いことだった。「……軽自動車?」と思ったぐらいだ。

「Aくんとの距離が近いこと」自体は特に嬉しくなかった筆者だったが、「これがAくんではなく素敵な異性であったなら……」とは正直思った。

また異性うんぬんはさておき、このきわめてコンパクトで、それでいてまずまずハイパワーなエンジンを搭載している名車を普段づかいできたらどれだけ幸せだろう……と夢想した筆者はその雑誌の発売後、ひとりの一般客として、まさに撮影に使わせてもらった個体を購入した。

車両価格600万円であっても買いたい名車だが

筆者が個人的に購入した全幅1660mmの赤い964型ポルシェ 911は、夢想したとおりの素晴らしい車だった。「小柄だがゴツい骨格と筋肉を有している、ボクシング スーパーフェザー級(体重57.153~58.967kg)の名チャンピオンみたい」というのが、964型ポルシェ 911という車の真実に近いと筆者は思っている。

ハイテクデバイスのハの字もない車だったが、「小ぶりながらガッチリしている」というだけで、車というのはここまで素晴らしくなるのか……と常に感嘆していた。

そんな素晴らしい車で素晴らしい数年間を過ごした筆者は、964型ポルシェ 911の魅力をより多くの人と共有したいと考え、前述のとおりカーセンサー編集長に進言をした。

だが進言は受け入れられなかった。

「や、キューロクヨンは本誌の特集用にはちょっとマニアックすぎますね~」というのが却下の理由だ。

考えてみればそのとおりである。プリウスやらN-WGNやらが中心となる特集にいきなり古いポルシェ 911が出てきても、ライト層な読者さんはとまどうだけだろう。西村編集長の判断は正しい。

だが同時に編集長閣下は「本誌じゃなくてカーセンサーnetの方だったらいいんじゃないですかね~?」ともおっしゃったため、今筆者はこうして964型ポルシェ 911の「小さいがゆえの魅力」について書いている。

だがそれも、もしかしたらイマイチなのかもしれない。

なぜならば、964型ポルシェ 911の中古車相場はあまりにも高すぎるからだ。 筆者が購入した約10年前はそうでもなかった。具体的には、筆者が買ったのは走行10万kmをちょい超えた個体で、価格は約200万円。ポルシェ 911としてはまあまあ格安な個体だった。

しかしその後、空冷ポルシェ 911全体の相場が世界的にウルトラ高騰してしまった。そのため、現在はあれと同じような走行10万km超のティプトロニックであっても車両価格はおおむね450万円以上。もっと条件の良い5MTのカレラ2であれば「800万円は下らない」というのが現在の相場である。

「チャンスの女神には前髪しかない」というのはしばしば言われるフレーズだが、この記事も、10年前とは言わないが8年ぐらい前に書くべきだったのかもしれない。

とはいえ、「走行10万km超でもOKなら」「5MTじゃなくてティプトロニックでもいいなら」という条件付きであれば、昨今やや相場が落ち着いてきたポルシェ 911やイプ964の中古車は「車両価格600万円前後」でも探すことはできる。

まあそれでも昔と比べればかなり高いことに変わりはないため、万人に積極的にオススメしたいわけではない。

だが少なくとも、タイプ964という車は(しっかり整備さえしていれば)10万km超でも何ら問題はなく、また、ATであるティプトロニックであっても十分以上に楽しめる車だということだけは、まさに走行10万km超のティプトロ カレラ2の元オーナーとして自信をもって断言したい。 ポルシェ 911 初代前期型を見てみる▼検索条件ポルシェ 911(1988年10月~1991年10月生産モデル)×全国 文/伊達軍曹、写真/ポルシェジャパン

現行型ゴルフは「デブ」なのか?その答えはさておき、中古車だから楽しめる「小さなゴルフ」のすすめプジョー 205やルノー 5などを好んだ人に贈る代替案は、あの意外な国産コンパクトだった!情報誌 カーセンサーの購入はこちらから(※外部サイトに遷移します)


って言っても30年近く昔のクルマですからね…ホイホイ買える金額でもないし、維持管理にもお金が掛かる(汗)
オイル交換だけでもドライサンプだからオイル使用量も10L以上になるかな?
水冷になった頃からのモデルであればインテグレーテッド・ドライサンプ(セミドライサンプって思って貰えればいいかな)の為9Lくらいだったかな?たしか
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Posted at 2019/12/03 22:47:06

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