VW ゴルフR の20周年記念車、ニュル最速の「R」に
フォルクスワーゲンは8月22日、『ゴルフR』のデビュー20周年記念車「ゴルフR 20イヤーズ」が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおける最速の「フォルクスワーゲンR」モデルになった、と発表した。ラップタイムは7分47秒31だ。
新型ゴルフRの「EA888型」直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、強化して搭載する。最大出力は320psから333psに13psパワーアップ。これにより、0~100km/h加速は4.6秒と、0.1秒の短縮を実現する。
ゴルフR 20イヤーズには、「Rパフォーマンスパッケージ」を標準装備する。「Rパフォーマンス・トルク・ベクタリング」を備えた最新の4MOTIONを採用した。最新の4MOTIONシステムは、エンジンの出力を4つの駆動輪に配分する新しいコントロール機能を持つ。新型では、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの駆動力を、フロントアクスルとリアアクスルの間だけでなく、後輪の左右の間でも可変配分できるようになった。これにより、とくにコーナリング時の敏捷性を大幅に向上させているという。
フォルクスワーゲン、「ゴルフR 20years」が標準モデルのニュル北タイムを4秒短縮して7分47秒31をマーク
2022年8月22日(現地時間) 発表
独フォルクスワーゲンは8月22日(現地時間)、「ゴルフR」の20周年記念モデル「20Years」が、ドイツのニュルブルクリンク 北コース(ノルドシュライフェ)で、2020年11月にゴルフRの標準モデルで記録したラップレコードをさらに4秒更新し、7分47秒31をマークしたと発表した。
ゴルフR 20Yearsに搭載される直列4気筒2.0リッターターボエンジンは、市販モデルに比べて10kW(13.6PS)のパワーアップが図られ、0-100km/h加速は4.6秒、最高速270km/hをマーク。「Rパフォーマンスパッケージ」「ドライビングダイナミクスマネージャ」「Rパフォーマンストルクベクタリング」なども標準装備し、より高いパフォーマンスを発揮する仕様となっている。
ニュルブルクリンク 北コースのタイムアタックを担当したのは、ツーリングカーレースのドライバーであり、フォルクスワーゲン「R」の開発ドライバーでもあるベンジャミン・ロイヒター氏。特別仕様車には、通常の「コンフォート」「スポーツ」「レース」に加え、「スペシャル」と「ドリフト」のドライブモードが標準装備され、ドライバーはニュルブルクリンクを走るために開発された「スペシャル」を選択したという。
スペシャルモードでは、15段の調整機構を持つショックアブソーバーを調整することにより、ニュルブルクリンクのような凹凸の多いコースでも最適な路面追従性が保証されるほか、ステアリングや駆動系の設定も変更でき、ニュルブルクリンク 北コースに多数ある中速や高速コーナーでも理想的に走行できるという。
また、「インディビジュアル」モードではRパフォーマンストルクベクタリングやエンジンサウンドなど、すべてのパラメーターを手動で調整し、ドライバーの好みに合わせることも可能。さらに7速ギヤのシフト特性も変更することができ、ゴルフR 20Yearsのパワフルな走りをよりエモーショナルなものに仕上げられる。
エンジンは、ドライバーがアクセルペダルから足を離しても、スロットルバルブを継続的に開いておくことでターボチャージャーにブースト圧をかけておき、再加速する際により素早いトルクの立ち上がりを可能にし、エンジン応答性を向上させている。
そしてゴルフR 20Yearsは、ニュルブルクリンクアタック中にシュヴェーデンクロイツで240km/h近く、ドッチンガー・ホーエでは265km/hを計測するなど、結果的に標準モデルの出したラップタイムの4秒短縮に成功し、7分47秒31をマークした。
ベンジャミン・ロイヒター氏はタイムアタック後に、「このクルマがあれば、ニュルブルクリンクを走った後にパン屋さんやホームセンターに寄ることもできるのです。このクルマは、まさに何でもできるオールラウンダーなのです」とコメントしている。
20周年記念のVW ゴルフR は333馬力、ニュル最速「R」に
フォルクスワーゲン(Volkswagen)は8月22日、『ゴルフR』のデビュー20周年記念車「ゴルフR 20イヤーズ」が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおける最速の「フォルクスワーゲンR」モデルになった、と発表した。
◆現行ゴルフRと比較して4秒の短縮
ゴルフR 20イヤーズのドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのタイムアタックは、ツーリングカーレースのドライバーで、フォルクスワーゲン R の開発ドライバーも務めるベンジャミン・ロイヒター選手が担当した。
タイムアタックでは、ゴルフR 20イヤーズは、ニュルブルクリンク北コースの「ドッティンガー・フーエ」で 265km/h を計測。「シュヴェーデンクロイツ」では、約240km/h に到達した。その結果、7分47秒31という新記録を達成。現行ゴルフRと比較して、4秒の短縮を果たした。
ベンジャミン・ロイヒター選手は、「ニュルブルクリンクを走ったら、次の目的地はパン屋や DIY ショップだ。この車は、何でもできるオールラウンダー」とコメント。それこそまさに、フォルクスワーゲンRが追求するコンセプトという。
◆最高速は270km/hでリミッターが作動
ゴルフR 20イヤーズは、現行ゴルフRの「EA888型」直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、強化して搭載する。最大出力は320psから333psに13psパワーアップ。これにより、0~100km/h加速は4.6秒と、0.1秒の短縮を実現する。最高速は270km/h(リミッター作動)とした。
19インチのアルミホイールは、スポーク部分がブルー仕上げとなる専用デザインも選択できる。ドアロックを解除すると、足元に「20R」の文字が投影されるなど、20周年記念モデルらしい演出が施されている。
フォルクスワーゲンの量産車で初めて、ダッシュパネルとドアトリムに、カーボンファイバー製パネルを装着する。マルチファンクションスポーツステアリングホイールには、ブルーのRロゴを添えた。ブルーのRロゴは、車両のキーカバーにも配されている。
◆「Rパフォーマンスパッケージ」を標準装備
ゴルフR 20イヤーズには、「Rパフォーマンスパッケージ」を標準装備する。「Rパフォーマンス・トルク・ベクタリング」を備えた最新の4MOTIONを採用した。最新の4MOTIONシステムは、エンジンの出力を4つの駆動輪に配分する新しいコントロール機能を持つ。新型では、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの駆動力を、フロントアクスルとリアアクスルの間だけでなく、後輪の左右の間でも可変配分できるようになった。これにより、とくにコーナリング時の敏捷性を大幅に向上させているという。
2つのマルチプレートクラッチを備えたリアディファレンシャルを採用しており、リアトルクの最大100%を左右の後輪に分配することができる。このシステムは、速度やパワー、ヨーなどに基づいて、車輪間で動力を配分する。コーナーでは、システムは数ミリ秒でカーブの外側のホイールにより多くのパワーを振り向けることができるという。
新しい4WDシステムは、「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」を介して、電子ディファレンシャルロックの「XDS」や、アダプティブシャシーコントロールの「DCC」などと緊密に連携する。ビークル・ダイナミクス・マネージャーは、新しいドライビングダイナミクスシステムだ。XDS機能と調整式ダンパーの横方向の入力の両方を制御することで、快適性重視の設定と、スポーティな乗り心地重視の設定までの幅が大きく広がり、その結果、動力特性が大幅に強化された。これにより、高い精度で最適なトラクション特性とニュートラルなハンドリングを追求した。
このRパフォーマンス・トルク・ベクタリングのおかげで、サーキットなどのクローズドコースでは、「ドリフト」モードが選択できる。このモードでは、ESCを「ESCスポーツ」に変更し、トルクベクタリングシステムがすべてのリアトルクを外側の後輪に送ることによって、ドリフトを開始する。このモードをクローズドコースだけで使用させるために、インフォテインメントシステムは作動前に、確認画面を表示する。
ニュル最速「フォルクスワーゲンR」、ゴルフR に20周年記念車
フォルクスワーゲン(Volkswagen)は8月22日、『ゴルフR』のデビュー20周年記念車「ゴルフR 20イヤーズ」が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおける最速の「フォルクスワーゲンR」モデルになった、と発表した。
ゴルフR 20イヤーズのドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのタイムアタックは、ツーリングカーレースのドライバーで、フォルクスワーゲン R の開発ドライバーも務めるベンジャミン・ロイヒター選手が担当した。タイムアタックでは、ゴルフR 20イヤーズは、ニュルブルクリンク北コースの「ドッティンガー・フーエ」で 265km/h を計測。「シュヴェーデンクロイツ」では、約240km/h に到達した。その結果、7分47秒31という新記録を達成。現行ゴルフRと比較して、4秒の短縮を果たした。
ゴルフR 20イヤーズは、現行ゴルフRの「EA888型」直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、強化して搭載する。最大出力は320psから333psに13psパワーアップ。これにより、0~100km/h加速は4.6秒と、0.1秒の短縮を実現する。最高速は270km/h(リミッター作動)に到達する。
VW ゴルフR の20周年記念車、6速MTも設定
フォルクスワーゲン(Volkswagen)は9月1日、『ゴルフR』のデビュー20周年記念車を、「ゴルフR 20thアニバーサリー・エディション」として、北米市場に1800台限定で導入すると発表した。
同車は欧州市場向けには、「ゴルフR 20イヤーズ」として発表済み。北米向けのゴルフR 20thアニバーサリー・エディションでは、「EA888型」直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが、最大出力315hpを発生する。
トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「DSG」を組み合わせた。北米市場向けには、欧州仕様にない6速MTも設定されている。
ゴルフRとしての最速って言うことなので野暮なこと言うなよって言われそうだけどアウディが新型RS3で直5で400馬力にして7分40秒748でコンパクトカー最速を出してきているんだよな…
Posted at 2022/09/03 14:32:35 | |
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