2020年07月02日
【リコール】BMW 3シリーズ Z4などにステアリング系の不具合
BMWジャパンは2020年6月30日、3シリーズ、X3、X4、Z4の合計7車種に、ステアリング系のタイロッドの強度が不足しているとしてリコールを届け出ました。
リコールの内容は、タイロッドが設計段階での強度検討が不十分なため、耐久性が不足しているというものです。そのため、外気温が高い環境下や路面から受ける振動によりタイロッドが破断し、最悪の場合、操舵できなくなる恐れがあります。この不具合の情報は市場からの1件の情報によるものです。
対策としては、該当する全車両のタイロッドを対策部品に交換することになります。該当車輌は2018年11月から2019年5月までに製造された3シリーズ、X3 M、X4 M、Z4の合計7車種で、合計台数は3755台となっています。
BMW 3シリーズ など、ハンドルが効かなくなるおそれ リコール
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は6月30日、BMW『3シリーズ』などのステアリング・タイロッドに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、「320i」、「330i」、「320d xDrive」、「X3M」、「X4M」、「Z4 M40i」、「Z4 sDrive 20i」の7車種で2018年11月9日~2019年5月9日に製造された3755台。
対象車両は、タイロッドの強度検討が不十分なため、耐久性が不足している。そのため、外気温が高い環境下や路面から受ける振動により破断し、最悪の場合、操舵できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、タイロッドを対策品に交換する。
不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により、リコールを届け出た。
Posted at 2020/07/02 22:19:27 | |
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リコールなど | 日記
2020年07月02日
「不純物付着率の低減効果を洗浄性と表現」コスモ、スーパーマグナム虚偽表示報道でコメント
コスモエネルギーホールディングスは6月30日、ハイオクガソリン「スーパーマグナム」の性能について、「エンジン内部の汚れを取り除く清浄剤が添加されている」などと、10年以上も実態と異なる説明をホームページに掲載していたとの報道を受け、コメントを発表した。
同社は、ホームページ記載のスーパーマグナムの説明において、4月1日付で記載内容を修正している。これについて、スーパーマグナムが同社レギュラー比で不純物付着率を低減する効果を有していることを「洗浄性」等と表現したことが、誤解を招く可能性があることから、表示等を修正したと説明している。
また、国内同業他社とのバーター取引で買い取った製品を自社製として出荷しているとの報道については、同社商品規格に合致した商品であることを確認した上でスーパーマグナムを提供しており、商品の品質に問題はないとしている。
コスモ、キグナス石油、ハイオク性能を虚偽宣伝[新聞ウォッチ]
気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………
レギュラーガソリンよりも10円前後も高価でスポーツカーや高級外車などに給油するハイオクタンガソリン。石油元売り大手のコスモエネルギーホールディングスが、全国の系列給油所で販売しているハイオクガソリンの性能について、「エンジン内部の汚れを取り除く清浄剤が添加されている」などと、10年以上も実態と異なる説明をホームページに掲載していたことがわかったという。
景品表示法では、商品の品質を実際より優れていると偽り、宣伝することを禁じている。コスモのハイオク「スーパーマグナム」の添加剤には、エンジン内に汚れが付着しにくくなる効果はあるが、除去する効果はなく、コスモは「誤解を招く表現だった」として今年4月、ホームページ上の掲載内容を「エンジンをきれいに保つ」と修正したそうだ。
毎日が6月28日朝刊の1面トップで「独自ハイオク実態は混合、元売り5社タンク共用」などと特報。翌29日の朝刊でも「コスモ、ハイオク性能虚偽,『汚れ除く』10年以上記載」と報じたことを受けて、きょうの各紙も追随している。
さらに、毎日はきょうの社会面に「キグナスも性能虚偽宣伝」として、石油元売りのキグナス石油も「α-100」のブランドで販売するハイオクガソリンについて、オクタン価が100ではないのにホームページで「オクタン価は100」と虚偽の宣伝をしていたと伝えている。キグナスは毎日の指摘を受け、4月にホームページを修正したという。
ガソリンの品質・性能はユーザーにはわかりにくいだけに、相次ぐ石油元売りの虚偽宣伝は消費者を騙す裏切り行為であり、ホームページを修正すれば片付くような話でもなく、それをメディアが指摘するまで修正しなかったとは実に情けない。
2020年6月30日付
●飛ばなくても毎日30億円、航空(読売・1面)
●新様式ディズニーあす再開、マスク・社会的距離(読売・9面)
●コロナ新興・途上国で猛威、世界の死者50万人、感染者1000万人(朝日・1面)
●あおり運転最高懲役5年、改正法きょう施行厳罰化違反10項目(朝日・1面)
●日産再建株主厳しい視線、巨額赤字を社長謝罪「重く受け止める」(朝日・9面)
●トヨタと3メガ銀、宇宙ベンチャー支援、ファンドに計82億円出資(朝日・9面)
●自動車8社世界生産6割減、5月販売は復調、米中が牽引車(朝日・9面)
●ハイオク過大表示コスモ、ウェブに「汚れ取る」(朝日・25面)
●キグナスも性能虚偽宣伝「オクタン価100」HP修正(毎日・23面)
●社説、日産株主総会、安易なリストラ戒めて(東京・5面)
Posted at 2020/07/02 22:13:22 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年07月02日
Posted at 2020/07/02 22:09:52 | |
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2020年07月02日
ブリヂストン、ブラジルで商標権侵害訴訟およびトレードドレス侵害訴訟に勝訴
ブリヂストンは6月29日、ブラジルのタイヤリトレッド会社であるNew Tyre社を相手に提起していた商標権侵害訴訟およびトレードドレス侵害訴訟で勝訴したと発表した。
ブリヂストンは2015年1月、同社の登録商標である「TURANZA」および同社製品「TURANZA ER300」のトレッドパタンを使用してタイヤを生産・販売するNew Tyre社の行為は、商標権侵害およびトレードドレス侵害に該当するとして提訴。その結果、サンパウロ控訴裁判所は、New Tyre社に対して、侵害行為の停止と損害賠償の支払いを命じる判決を下した。
トレードドレス侵害とは、タイヤのトレッドパタンの不正使用など、消費者に誤解・混乱を生じさせる可能性のある製品やサービスの特有の要素の使用。今回の判決は、トレッドパタンの不正使用がトレードドレス侵害と認められた点で、ブラジルにてリーディングケースとなる画期的な判決となった。
Posted at 2020/07/02 21:41:07 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年07月02日
「世界で一番速いチューニングカー登場」1200馬力を超空力ボディで受け止める魔改造ポルシェ968!
果敢なアップデートでWTAC2連覇を達成!
頂点に君臨するレーシングスペックのポルシェ968
チューニングカー世界一を決するWTAC(ワールドタイムアタックチャレンジ)。その最上位カテゴリー“PROクラス”の頂点に君臨しているのが、このポルシェ968だ。つまり、現時点で世界最速のチューンドと言うことになる。
タイプ968は、ポルシェのFRモデルとして日本でも知られた存在だ。しかし、タイムアタックシーンを研究してほぼ全てのパートに手が加えられたこのマシンは、もはや968とは別物のレーシングスペックへと進化している。
根幹を成すボディは、WTACのレギュレーションに沿ってフロアやファイヤーウォールなどは設けられているものの、基本構造はワンオフのパイプフレーム仕様となる。
ハイダウンフォースを追求したエアロパーツは全てドライカーボン製だ。大きく張り出したフロントのアンダーパネルやリヤウイングはもちろん、フロア下面やフェンダー内部まで空力を追求して作り込まれている。チーム名である”RP968”の文字がペイントされたシャークフィンは、このマシンのアイコン的なパーツだ。
エンジンは、純正で搭載されている直列4気筒3.0LのM44.43をベースに4.0Lまで排気量を拡大。なお、シリンダーブロックはビレット削り出しの逸品だ。
そしてヘッドには、なんとV8エンジン用ヘッドの片バンク用を加工したオリジナルのリバースタイプをセット。これにより、ターボレイアウトの自由度を高めているのだ。タービンはギャレットの最新モデル“G42”をシングルで使用している。
エンジンマネージメントは、EMトロンというメーカーのレース用ECUを採用。最大ブースト圧2.0キロ時に1250psという強烈なパワーを絞り出している。
エキゾースト環境は、排気マフラーもウエストゲート解放もボディサイドから最短距離で排出。これは近年のWTAC参戦車両におけるトレンドで、排気効率はもちろん、ボディ下面のデザイン自由度を高めるためのメイキングでもある。
サスペンションは、前後ともにオリジナルのダブルウィッシュボーン式に変更。アームやアップライトといったパーツ類も含め、足回りはほぼ全てのパーツが特注もしくはワンオフ品で構成される。
ブレーキは、ポルシェのレーシングキャリパーとカーボンローターという最強コンビ。全てのパーツが一切の妥協無しで選ばれた一級品だ。
駆動系に関しては、リヤにトランスアクスルタイプのアルビンス製シーケンシャルミッションを装備する。
操作はIパターンからパドルシフトに変更し、EMトロンのフルコンによる綿密な制御によって電光石火のシフトチェンジを可能としている。メーターはモーテックのC187、ステアリングにはトラクションやブースト圧の制御スイッチが組み込まれている。
このマシンで参戦するチーム“RP968”の代表によると、製作やチーム運営にRPテクノロジー社の協力を得ているが、あくまでもプライベーターであるとのこと。とはいえ、ドライバーからエンジニア、メカニックに至るまで超ハイレベルな一流集団である事は言うまでもない。
Posted at 2020/07/02 21:39:10 | |
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