2015年04月20日
【VW パサート 】
VWのある時期のモデルはドアロックアクチュエータが焼きついてドアが開かなくなる問題があるらしい。うちのPASSATも助手席側のドアだけ突然ロックしたまま開かなくなってしまった。
この問題はGOLF 4も共通の部品を使っていて同様のトラブルが発生している。遅かれ早かれ出るトラブルらしい。ネットを見ていても散見される記事だ。
最悪の場合、ドアを壊さないと直せないと言われている。
つまらないトラブルなのに修理代は高額。
ドアロックアクチュエータだけで4万円以上。
ドアが開かないと修理が出来ないため、最悪はトリムや内側のパネルを壊さなければならない。
トリムは部品代だけで8万円、インナーパネルは3万円くらいだったと思う。
さらに工賃が必要。
そうなるとVWのディーラーでも直せるかどうかわからないと言われた。
こんなつまらないトラブルで高額の修理費を払うのもクルマを乗り換えるのも馬鹿馬鹿しい。なんとか直せないかと買ったお店で聞いたりネットで修理方法を調べ、部品は中古がヤフオクでスグに見つかって購入。新品もイギリスのAmazonで数千円くらいで見つけられたが、入手に時間がかかりそうだったのでヤフオクで手に入れた。
買ったお店に分解のコツを聞いて問題なくバラせた。
2時間くらいで交換終わって修理完了。
気分良く買い物に出かけた。
ところが、出先でまたドアが開かなくなった。
今度は深刻である。ドアロックアクチュエータは機能してるのにドアハンドルを引いても開かない。内側からも外側からも。ドアロック解錠の機構が空振りしてる。
もちろんディーラーへ行っても修理出来ないと言われた。
リヤドアを開けるとフロントドアのロックを取り付ける2箇所のボルトのうち1箇所にアクセスできる。このボルト穴のスグ横にロック機構がある。
ここからピックアップツールを駆使してロックを解錠しようというものだ。
満を持してピックアップツールで格闘すること約1時間。
開いた!!奇跡だ!!
毎度思うことだが、クルマは機械だから壊れることもある。壊れても良い。
但し、スグに部品が入手できて直せる、交換部品が安価であること。
だが、外車はそこが問題。ちょくちょく壊れるのに部品が入手しにくかったり、高価だったり。ベンツやVWは壊れないと思っている人も多いと思うが大きな間違いだ。以前、CGの編集長は「ベンツよりシトロエンの方が信頼性が高い」といっていたくらいだ。
さらに問題は外車はなかなかリコールしない。何故だろう?
以前乗っていたシトロエンは突然P/Sが効かなくなった。
このトラブルもネットを見ると珍しくないようだ。
これは安全に関わる重大な問題のハズ。
絶対リコールの対象になるハズ。
国産車が嫌いなわけでも外車かぶれでも無い。
国産車に乗換えようかと思う事もあるが、外車には外車にしかない魅力があるのだ。
ある程度のリスクは覚悟してうまく付き合っていくしかない。
Posted at 2015/04/20 12:25:24 | |
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