
独りで運転している時は必ず音楽を聴きます。
入ってくる音との相性もあるのかもしれませんが、音楽を聴いている時の方が集中できることもあります。
私の父は音楽が好きで、若い頃はそう多くない休みの日にスピーカーや真空管アンプを組み、オープンリールのテープデッキでジャズを鳴らしてました。まだ小学生だった私も傍で聴いていましたが、いつとはなく眠っているのが常でした。
それから、うん十年が過ぎ、「睡眠学習」で刷り込まれたせいか、当時の父の年代を過ぎた私も、詳しくはないですが、ジャズを聴くようになりました。
一方、ハード面ですが、これまでに乗ってきた車では、かっこよさみたいなモノも合わさり、ヘッドユニットやスピーカーを国内専門メーカー製のものに交換する程度でしたが、それでももう少し奥の深いところを「少しだけでものぞいてみたい」と思ったのは、幼い頃に父と過ごした時間の記憶があるからなのかもしれません。
そんなこともあり、デッドニング等にも関心があったのですが、ついに先日、フロントスピーカー交換とフロントドアのデッドニングを施工して頂く事になりました。(タイトル画像は施工頂いたIICさんのホームページ掲載の写真です。)
デッドニングは「制振」、「吸音」、「遮音」をきちんと行うことで、スピーカー本来の性能を引き出すことにつながる、いわば土台作りのようなもので、極めて奥が深いものだと理解しています。
父のように自分で作業できればこだわりも出しつつ、安くあげることもできるのかもしれませんが、先輩方のブログや整備手帳を拝見する限り、いやはや自分で車を元通りにすることができるイメージが全くわかず、やはりプロに相談することにしました。(面目ないっ。)
MINIクロスオーバーは、ツイーターとミッドレンジの取付位置が耳の高さに近く、かつお互いの位置が近いため、音のまとまり感が出易く、音的には良い要素もあるようです。
今回、フロントに入れたスピーカーはFOCALのBMW車専用のものですが、MINIクロスオーバーにはやや大きめで、設置には多少苦労されたようです。
スピーカーの比較写真を取付前に取り忘れたのですが、箱の写真がほぼ実物大だということが分かり、比べてみました。
確かにマグネット部分の大きさは倍以上あり、しっかりとした音が押し出されそうです。
スピーカーのグレード的にはハイエンドなものではなく、ウーファーもノーマルのままですが、音はノーマルとは全く別物で、はっきりと良いものになったと感じられ、イコライザでの調整なしでもバランスの取れている音になったと思いましたので、「満足です。」と伝えたところ、担当の方から「当面良いと思いますので、暫く聞いてみて下さい。そのうち慣れてきます。次はプロセッサですね。」とのお言葉が・・・
プロセッサ搭載車の音も視聴しましたが、ええ、確かに良かった! 良い音でした・・・。
ああ。次はこれかなぁ。。。
施工頂いたIICさんのホームページに、作業風景の写真を掲載頂いています。
Posted at 2016/01/31 00:08:56 | |
トラックバック(0) | クルマ