
ゴールデンウイークは、暦通りにお休みです。
初日29日は朝からガソリンスタンドで洗車。
ドライブを兼ねて市内のパン屋さんをハシゴ。
そして、ヘッドパッドをシートに装着しました。
ルームミラーカバーのチリレッドとも相性が良くて、「あら、思った以上に良い感じ。」と自己満足。
今度はシートベルトを赤色にするのも良いかも。。。と妄想は尽きませぬ。
そして2日目は、早起きしてちょっと遠出。しまなみ海道をドライブしてまいりました。
目的は3つ。
1つはここです。

平山郁夫美術館です。
平山郁夫画伯は瀬戸田出身であり、ここ生口島にある美術館には少年時代の絵も含めて収蔵されています。
美術館の展示室内は撮影禁止ですが、入口すぐの「仏教伝来」の絵の前では記念撮影もすることができます。
お庭もきれいです。
平山郁夫画伯といえばシルクロードを題材とした絵が有名ですが、UNESCOの親善大使も勤められていたこともあるせいか、驚くばかりに各地を訪問され、そこを題材とした絵を描かれているのが分かります。

その他にも瀬戸内、瀬戸田、しまなみ海道の風景を数多く残されました。
平和への想いと郷土への愛を感じながら、訪れたもう1つの場所はここ。
大三島にある「大日本総鎮守 大山祇神社」であります。
瀬戸の要衝にあった大三島に浮かぶようにあったこの神社に平氏、源氏の武士が武運を祈願して太刀や甲冑等の武具を奉納したそうです。
甲冑の国宝・重要文化財の約4割が収蔵されているという何やらたまらない話を仕事関係の方から聞きつけ、やっと訪問することができました。
この周辺は楠の群生地域になっていることもあり、境内には、枯死してなおパワースポットな樹齢3,000年(だった?)「雨乞いの楠」
そして今もなお威容を誇る樹齢2,600年の「乎知命(おちのみこと)御手植の楠」
境内に佇む楠の様子に厳かなものを感じてしまいました。
拝殿でお参りを済ませ、おみくじを引きます。そして「大吉」。
何と!!尊ばれる運が授かっているそうです。が、凡人にはこの運は強すぎるので、何事もおごらず身を低くすれば、願いはことごとくかなうと。。。肝に銘じます。
そして待望の宝物館(紫陽殿、国宝館)へと向かいます。
見た目以上に内部は古い建物です。内部は撮影禁止です。
主として平安から南北朝時代の武具なんですが、国宝・重要文化財じゃない方が少ないんじゃないかっていうくらいの展示内容でした。

入ってすぐにもう弁慶や静御前が奉納したと伝わる薙刀に始まり、源義経の有名な「八艘飛びの鎧」(国宝)といった展示物があります。
ただ、何せ革や金属で作られたものが海沿いで時代を経ていることや、武家らしく自ら使用していたものを奉納することも多かったと思われるため、傷んでいるものも多くきれいな美術品という感じではありませんが、質実剛健の中にも見られる武家のこだわりは分かる気がしました。
紫陽殿、国宝館の隣には「海事博物館」があります。

昭和天皇が海洋研究でお使いになっていた採取船「葉山丸」を永世保管するために建てられました。当然、中央に葉山丸がどーーんと展示してあり、収集されたと思われる生物・鉱物などやそれらに関連する解説物を加えつつ、皇室にもゆかりのあるこの神社内に展示してありました。
そしてもう1つの目的。。。それは写真撮影場所の下見であります。
この日は夏日で日差しも強く、風も強かったので透明度は今ひとつでしたが、撮影に良さそうな場所をいくつか見つけることができましたので試し取りをば。

あとは自身の鍛錬あるのみであります。
と偉そうに書き連ねましたが、せっかく訪れたのに失念事項もありまして。。。
大山祇神社のパワースポットの1つと言われている樹齢3,000年の楠の根「生樹の御門」をくぐって伺う奥の院へのお参りをうっかり、すっかり、ぽっかりと。。。
まぁ、神様が「また来い、それまでお前の運は預かる」とおっしゃっているようで。。。
それでは、今日も最後まで御付合い頂き、ありがとうございました。
Posted at 2017/05/04 01:47:00 | |
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