久しぶりのブログ更新となります。
今回は、かなりの長文となることをお許しください。m(__)m
この約半年間、愛車DISCOのについて色々なことがありました。
落ち着いた頃ブログを更新しようと思いましたが、気持ちの切り替えと仕事が落ち着かず、中々ブログを書くに至りませんでした。
今回のブログの内容は愛車のDISCOについて投稿している2018年2月20日投稿の『整備手帳』の後に続く出来事となります…。
先ずは、初めての車検を済ませると同時に、メーカー保証でシミで汚れたルーフライニングを新品に交換してもらいました。
車検作業後に、引き取りに行った際いつもの窓口になっているT氏は新規お客様と商談中であり、別のセールススタッフが私に対応し、特に不具合等の引き継ぎは受けていないということで、DISCOを受け取り、店を後にしました。
作業後の翌日、家族だ出掛けた先の駐車場で不具合に気が付きました。
今回のルーフライニング交換にともなって計3枚あるサンルーフのシェードのうち2枚(最前列と最後列の座席頭上)の最前列はシェードを半分以上開けようとする時にに手で力を強く入れないと開かなくなり(かなり渋い、抵抗が大きい感じ)、最後列はキャッチ部の引っ掛かりが甘く、リヤゲートや後部左右ドアを閉めたときの衝撃や、振動でシェードがバネにより巻き取られてしまい『バチンッ!』と激しく開いてしまうという状態でした。
当初は無かった開閉時の不具合が発生したのです。
これについては、作業後に納車された当日にいつもの担当者T氏に内容を電話で伝え、後日日程調整してから入庫、作業し、調整して直せる箇所であるということを聞き、安心して話はまとまりました。
それから
2日が経過した頃、の洗車していた際に、私がこんなものを見つけたところから全てが始まりました。
左フロントホイールのガリ傷ではない傷でした。
私は、定期点検等で入庫をする際にルーティンとして手洗い新車を出来るだけ入庫日の『直前』で必ず行うようにしているのはもちろん、作業後の納車前に行うお店側の洗車もお断りしています。
それは、愛車の不具合箇所の確認と傷&凹みを発見して、把握しておくという理由からです。
仕事柄、車の運転は毎日していますし、一度仕事で怖い思いをした経験から、そのようなルーティンをバイクや車に約7年程前から点検等の入庫前、納車後に手洗い洗車をしています。
普段から、所有車は全て手洗い洗車なので私は全く苦になってはいません。
このホイールの傷はDISCOの入庫直前は絶対に無い傷でした。
傷を明るいところで観察すると、車、バイクがお好きな方は容易に想像がつきますが、これは『インパクトレンチによる回転部分が接触した傷』に、間違い無さそうです。
しかも、傷をさらによく観察すると『緩めたときの回転方向による傷』として見受けられます。
当然、以前からブログに登場しているディーラーの担当者T氏から説明を受け、車検代金支払い&納車時にはこの傷やその他不具合に関するお話は有りませんでした。
また、このT氏はサービス(ここでは整備士もしくは整備のこと)担当の者ではなく、セールス(営業&販売)担当者であってお客と店の間に入り、作業による入庫&納車の調整や、点検&車検受付等の窓口業務が中心とした仕事ですから、作業は当然していません。
車検に伴う作業は、別のサービススタッフ(メカニック若しくは整備士という人たち)が作業をしています。
この傷を見た瞬間は怒りというより、ショックでした。
こんな傷くらいなら大丈夫だ。と考えたいところですが、そう簡単にはいかないんです。
というのは以前、みんカラにも掲載しました通り。この左フロントホイールはメカニックの作業ミスによって、ABSセンサーが外れたまま納車され、その後ホイール内側が深く傷つき、ディーラーで新品交換したそのホイールなのです。
そうです。
またまたメカニックの作業により不要な傷が、同じホイールに傷を付けた可能性があるのです。
傷からすると、それだけでは無さそうです。
傷がついたのはホイールナットを緩めたときによる傷ですから、ホイールを車体に取り付けるときにはホイールの5穴に、車体側を合わせて、まずは各ホイールナットを手で回した上でインパクトレンチやトルクレンチを、使用し締めつけを行うので、通常では傷が、付いていることに気が付けるはずです。
もしも、それをT氏に伝えないでDISCOを引き継いだメカニックがいると考えると、信じられません。
納車はT氏が商談中ということもあり、受け取っただけで帰った私にも非があったのかなとも、考えました。
しかし、この件を家族と色々な方向から考え、今後のお店との関係も含めて話し合いをしました。
そして翌日、私が泣き寝入りせずT氏に話すことを決め、電話連絡の上、画像メールを送信したところ、慌ててT氏から折り返し連絡が有り来ました。
T氏の説明では
『サービススタッフ(メカニック達)に確認したところ
私の見解の通りのシチュエーションで、傷が付いた恐れが限りなく近い』
という説明と電話での謝罪を受けました。
その後も、作業したメカニックや上司となるサービスマネージャーや工場長等のサービス側からは説明は全く無く、当然直接の謝罪や電話による謝罪も有りませんでした。
T氏には作業後のサービス工場から車両の引き継ぎをどのようにして受けていたか、説明を求めました。
すると
・T氏はサービススタッフから作業終了後も、傷についての説明は無く、また懸念事項や引き継ぎ事項も無く、引き継ぎを受けていて、そのまま作業後にDISCOを納車するためディーラーでスタンバイしていた。
・商談のお話があったので急遽、引き渡しを別のセールススタッフにお願いした。
とのことでした。
私は全くT氏の過失や謝罪などは求めていませんし、現実にそのような流れになる。
それは理解できます。
入庫と納車の理想は、後のトラブルを防止するためにも決められた担当者等により、入庫&納車時の車の外観略図を利用して、顧客立ち会いのもと、傷&凹みチェックみたいなものは必要かもしれませんが、今回の問題はそうではなく。
作業は傷つけてしまう可能性がある作業であることは理解できます。
しかし、このようなプロの整備士がミスを起こすのは仕方ないにしても、『お客が指摘する恐れが高い目立つ傷』をサービススタッフが他の者に何ら相談をせず、その後の措置を全くとらずして、セールススタッフT担当者に引き継ぐという神経を疑いました。
そしてこの頃から『サービススタッフのプロ意識の低さ』に残念ながら不信感を抱き始めてしまいました。
事の成り行きをすべて、会社である(仮名)Aオートは把握しているので、会社としての考えを後日、回答として連絡を貰うことになりました。
しかし、これで終わりでは有りませんでした。
後日、T氏から電話が有り。
内容は
T氏
『この度は大変申し訳ありませんでした。会社と相談した上で、1つお願いがあります。◯◯様であるからのお願いなのですが、前回の件(ABSセンサー脱落&ホイール傷付きの件)で、このホイールは新品交換していますので、今回の件、ホイール新品交換ではなくホイールのリペア(ホイールの板金塗装)で、ご納得頂けませんでしょうか?』と相談が有りました。
はい???
意味が分かりません。
私からしたら、ホイールに付けられた傷を隠しておいて、お客に指摘されてから本件なにも、全く非がないお客に対して『お互い歩み寄って直しましょう』みたいな考えに見えてしまい、納得がいきません。
せめて、作業していた最中にでも電話等を頂いて経緯をお話頂けたら、少しでもことがうまく行くようにこちらも配意しようとは考えたかもしれませんが。
私もその話を聞いて納得するよう。できるよう。と、前向きに話を聞こうとしましたが、後日T氏とこの件についてディーラーで話し合うことにしました。
そして
後日ディーラーで、T氏と部室をもうけてもらい話をしましたが
私は意見は
・『◯◯様であるからのお願い』と言ってましたがそうではなく、他のお客なら新品交換しますよね?
・『◯◯様であるから』という前に、いち顧客だからこそ、誠意ある対応をするべきではないか。
・一方的な店側の作業ミスによる傷を、さらに会社(サービス側(メカニック側))でそのままにし、傷を顧客に指摘されてから、T氏のみの謝罪&説明のみ。
・ホイール修理については、お互い歩み寄りリペア(ホイールの板金)で納得してくださいは誰も納得いきません。
・もしリペアで修理されても、ハッキリ言って心情面は、今後もお店に対し不信感と嫌悪感を抱かざるを得ない。
という内容を、じっくりと遠慮なくT氏に伝えました。
そして、今回の件についてはホイールをディーラーが費用を全額負担し、新品へ交換し、施工しているホイールコーティングについても全額費用を負担することになりました。
また作業は
・新品ホイール単体の時点で、コーティング屋さんに対し、ホイールコーティングを依頼し、ディーラー側とコーティング屋さん間で直接やりとりをする。
・タイヤは、当然、現在のタイヤを再利用するため、ホイールにタイヤ装着後に改めてホイールバランス取りは行う。(熟練のタイヤショップが作業(いつも依頼している店であるので安心であるし作業も間違いないとディーラーが説明))
・またこちらからは工賃を支払うのでタイヤの前後ローテーション(装着場所を前後入れ替え)を今回の作業と合わせて依頼をしました。
しかし、前回の12ヵ月点検時に何かの手違い?により、タイヤローテーション未実施の為、今回リフトアップ作業につき、無償で作業をするとの回答がありました。
ということで、作業の話がまとまりました。
更に、その話の後半にT氏から今後の話があり
・2018年4月1日から現在の(仮名)Aオートから(仮名)Cモータースに会社が変わる。
・販売スタッフは、会社が変わっても数名は残る。
・担当者T氏も残留する1人である。
・サービススタッフ(整備スタッフ)はベテランのK氏以外全員退社し、新たなスタッフで新体制になる。
・新たな会社は、イタリア系メーカーで全国的に展開している会社であり、イギリスメーカーはもちろん、ジャガー&ランドローバーは初めてのメーカーであるが、会社が変わっても顧客については安心してサービスやセールス、バックアップ等はこれまで通りやっていくので今後ともよろしくお願いしたい。
・特にサービス工場の体制は経験豊富な関係者が多く、Aオートと比較して力強い体制になるのでメカニック作業について、対応も充実したものになる。
今後はさらに安心して利用してもらいたい。
との説明だった。
私は、T氏は常に真正面に向き合い対応してくれているので、その言葉に期待をしてお店を後にしました。
(この時は3月中旬、会社が、変わるまで残り半月の時点でした)
その後、国内に無かった新品の純正ホイール1本は約10日後の3月下旬にディーラーへ到着し、T氏はホイール到着の連絡やコーティング屋さんへのホイール預け日程についても私に連絡をしてくれていました。
また、ホイールコーティングの仕上がり日が年度末である3月末日になるので、年度が変わった後のコーティング屋さんへのホイール受取りは、サービス側のスタッフ(整備工場のスタッフ)に、依頼しているとのことでした。
それから、年度が変わり4月中旬にコーティング屋さんから私に電話が入りました。
コーティング屋さんは
・年度末である3月末日に、コーティング屋さんからT氏に仕上がり連絡しましたが、ホイールの受け取り日程の連絡が無いまま間もなく3週間が経つ
・作業工賃についても支払いが滞ってしまい困っている
との連絡であった。
結局、こちらがコーティング屋さんとの間に入る形で、T氏に上記の内容を急かすように依頼をし、その日の私が連絡をした後に、サービススタッフがこの件を忘れていた様子で、コーティング屋さんの作業場に作業ツナギを着たままスタッフが慌てて現れ、受取りと振込先の確認等をしていったそうです。
またこの時は
ホイール受取りの日程については、コーティング屋さん側も出張作業があるので事前に連絡を、必ずするように言っていたのにも関わらず、連絡も無しに現れたので、出張作業中のコーティング屋さんを作業場まで引き戻したそうです。
(後日、コーティング屋さん談)
申し訳ないことをしていまいました。
その後は
ホイールをサービス工場に用意できたら、あとはタイヤをはめ込む&取り付けの作業となります。
今回はタイヤは再利用するため車両を入庫させる日を決め、入庫するわけですがT氏を通じて作業の、日程を4月下旬に決めました。
外注業者のタイヤ屋さんの日程もありますし。
4月下旬の入庫当日のことです。
ちなみに、ディーラーの会社は新しい会社に変わっています。
場所的に、お店はディーラーとサービス工場が離れており、当日はサービス工場に直接入庫するという話になっていたので、サービス工場に、直接向かうことになりました。
車をサービス工場敷地内に入れると、程なくして男性スタッフ(初対面のO氏)が歩み寄り名刺を持ってに挨拶に来ました。
O氏
『サービスマネージャーのOと申します。この度は失礼しました。担当者のT氏からお話は聞いています。』
と言い名刺を渡してきました。
そしてこの件について、私は
『申し訳ないですが、今回でそちらの作業による傷は2回目なので、顧客から信頼を無くさないためにも車を傷をつけることの無いように今後はお願いします。』
と改めて、願いを込める形で丁重に言葉を選びながら伝えたつもりでしたが、それを聞いたO氏は少し開き直った様子で
O氏
『メカニック作業に傷は付き物ですから仕方ありませんよ。お宅様はタイヤをホイールにはめたことありますか?あれは非常に難しいんですよ。傷が付かない作業してくれと言われてもそれは厳しいし、難しい。』
と自信を持ちつつ、少し呆れた表情の苦笑いで、自信有り気に説明されました。
あまりにも非常識な発言で言葉を失い、その発言に唖然とし、その後少し時間を置いて私は『カチン』と来たのを、グッとこらえ
『私は量販店でタイヤ取り付けスタッフとしてホイールとタイヤの組み付け作業を数年していました。プロだったら傷が付かないように作業は出来ますよ。』と冷静に伝えると、相手方は顔色を変え
O氏は
『当然気をつけて作業させてもらいます。』
とだけ言いました。
その後O氏は話題を変え、話はサンルーフのシェード調整の件になりました。
シェードの開閉を自ら行い症状を確認したO氏は私に対し
『ランドローバーの車はこんなもんですよ。昔のイギリス車もそうなんですが、クラシックレンジやディフェンダーなんてもっとひどいですよ。これならまだ、マシな方ですよ。ほら。ここにこーやって、ホームセンターで買ってきたプラ板を切って、ここにビス止めして。これで引っ掛かりがキッチリ直る。引っ掛かりが甘いのはのれで直ります。このくらいなら自分でも出来ますから。手先が器用で作業が出来るような方のようなので。こういう風にやったらいいんじゃないでしょうかね。』
と言われました。
本当に呆れてしまい、この発言には言葉を失いました。
ここまで来たら、『その場でO氏がどのような説明をするのか』と一方的に話を聞くようにしてやり過ごしましたが、終始その様な説明でありました。
最後の方になり、タイヤローテーションを同時に作業してもらう件を“念押し”して伝えておきました。
前後タイヤの残り溝を確認し、作業は出来ると判断され、受けてくれました。
さらにその後も続きます。
T氏を通じて予約していた代車は用意が出来なかった。という説明はT氏から連絡を受けていましたが、第二希望として、サービススタッフに最寄り駅まで社用車で送って貰うことになっていました。
O氏は送迎について言及し
『申し訳ありませんが、最寄り駅までお送りする人員が居ませんので、そこのバス停から最寄り駅までお帰りください。10~15分に1本くらいはバスが来ますので。』と言う始末です。
本当に呆れました。本当に。
帰宅後、もともと担当であったT氏にこの件を電話しました。
(年度が変わりT氏は別店舗のセールス責任者的な立場に昇進)
T氏は愕然とした様子で以下のような見解を示しました。
・新車で納車してからすぐに症状が現れたルーフライニングのシミであるし交換作業するのは当然であった。
・上記ルーフライニング交換に至ったが為に、ルーフライニングを新品に交換し、か尚且つ、付属しているシェード(元々装着のものを移植)の開閉に、新車時から今日までは現れていなかった『開閉不具合』が生じているのは紛れもない事実である。
・シェードの開閉不具合はキャッチ部の調整問題であり、シェードキャッチ部の調整のみで改善されるのは確認済み。(以前、顧客でトラブル対応した経緯を他のメカニックにT氏が問い合わせ調整修理が出来、対応した事を確認済み)
・この回答は、耳を疑う程の不適切な説明、発言である。
・この時代。2015年式、新車価格約800万円の車を正規ディーラーが販売し、さらには未だ新車保証期間内である。
このトラブル症状に対して、実際に売った販売店が、売った顧客に対して直接する説明とは思えない程に耳を疑う説明、発言である。
私もこのような呆れた対応を、とられたのがショックで悩みましたが
その翌日の夕方頃に、ジャガー&ランドローバージャパン本社お客様相談室に上記のディーラー対応の経緯を全て説明し、今後の対応をメーカーに委ねることにしました。
その翌々日に、ディーラーのO氏ではない別のサービスマネージャーであるK氏と名乗る者から直接電話があり。
本社からの連絡があったなどの説明はないまま。
K氏
『この度は大変申し訳ありませんでした。今回の件で、先日対応したサービスマネージャーO氏は◯◯様の担当から外させていただきます。入庫していただいた車両についても、このあとの受け渡し時から今後は私、Kが担当します。』
旨の内容でした。
数日が過ぎ、作業が終わり納車の日となりました。
代車が無かった件とお詫びのつもりらしく、今回は自宅まで車を持ってきて貰うこととなりました。
当然のように納車時は、電話をしてきた新たなサービスマネージャー担当K氏です。
K氏が、部下が運転する社用車と共にDISCOを運転し自宅まで来ました。
DISCOを降りるなり、名刺を持って自己紹介もそこそこに平謝りをしてきました。
正直、こちらもそのつもりで構えていたので名刺を受取り、相手方の説明と謝罪にしっかり耳を傾け、今後の対応について説明を受け、私も現在の心境と今後も良好な関係を続け、保ちたいと意思を伝えました。
K氏も終始平謝りでしたし、当然ですがDISCOの外観などにも傷や凹みは見受けられず、『口頭』で今回の作業内容を全て確認し、新品ホイール交換と合わせてローテーションも行いましたと自信を持って言ってくれていました。
更にK氏からは
『サービスマネージャーのK氏が責任を持って、メカニックが作業を終了した後に、その作業内容等を確認しました。』
と頼もしい説明もありました。
私もその場で、サンルーフのシェードの開閉を確認し、開閉に問題も無く、以前のような正常な状態へ調整のみの作業により直ったのを確認したので、納車を終えたK氏とその部下を自宅前から見送り届けたのです。
しかしです、念のためホイールを、確認したところ、左フロントに『鉄粉跡が殆どついていない、一見して新品ホイール』が装着されているではありませんか。
そうです。
やられました。
タイヤローテーションを実施したと説明していましたが、作業していないのです。
もちろん、左フロントタイヤの片減り具合も入庫前と同様であり、他3本のタイヤを確認し片減りを確認しても明らかにタイヤローテーションは実施されていませんでした。
もう信用出来ません。
心の中は
『いい加減にしろ(怒)』
です。
しかし、ここは冷静に今帰ったばかりのサービスマネージャーK氏に電話をしました。
いい加減な作業と、いい加減な説明を、繰り返すサービスマネージャーとサービススタッフはもう信用なんてありません。
普段から怒らない私ですが、この時ばかりは言葉を選びながら感情をぶつけました。
まだ近所あたりにいるK氏に電話を掛けると、すぐに電話に出ました。
電話の向こうにハザードでも点滅させているような、音が聞こえます。
K氏は直ぐにDISCOを引き取りに自宅へ戻ろうとしますが、そうはさせません。
相手の言い分を聞こうじゃありませんか。
電話に出たK氏に、対し先ほど説明された内容をそのまま返し、確認をしました。
K氏
『確かにそのように。ローテーション実施したと説明をしました。確認もしましたと説明しました。本当に申し訳ありません。今からローテーションを実施しなかった理由をサービススタッフ(整備士)にすぐ確認するので、お待ちください。すぐ折り返し電話します。』
全く説明に、筋が通っていません。
すぐに折り返しがあり、K氏は
『メカニックに確認したところ、前後のタイヤ溝の差が生じたので、前後タイヤ回転等に差違が生じ、デフやトランスファー関係に負担を掛けデフ及びトランスファーの破損に繋がる可能性が考えられるので、前後タイヤローテーションを実施しなかったとのことでした。説明が不足していました。申し訳ありませんでした。』
意味が分かりませんでした。
説明不足ではなく、嘘つきです。
DISCOを預けたときはメカニック(整備士)の上司であるサービスマネージャーO氏は
『前後タイヤの残り溝を目視で確認し、作業は出来ると判断』
してDISCOの入庫を受け付けたはずです。
作業が出来ないと判明した時点、または作業内容等に変更が生じたのであれば、その時点でサービス側がT氏へ連絡をするか、私に直接連絡するなどの措置を取るべきであるし、そもそも先程、自宅前にてDISCOを納車したときに私に対しサービスマネージャーK氏が話した『ローテーション作業を行った』との説明は一体、何だったのか…。
ますます、不信感が湧いてきます。
私のDISCOを、すぐそこから引き取りに戻ろうとするK氏を電話口で断り、電話を切りました。
私は不信感を抱き、すぐさま駐車場に止めたDISCOのエアサスを全上げにして、DISCOの下に仰向けで潜り込み、車検時に依頼した
・フロントデフ
・トランスファー
・リヤデフ
のオイル交換作業の痕跡を確認しました。
トランスファードレンボルト
リヤデフドレンボルト
新車時に塗ってある、緩み止め塗料が垂れた跡からボルトの着脱痕跡を見付けようと考えたからです。
白色の塗料がデフ及びトランスファー本体とドレンボルトを結ぶ様にドレンパッキンにも塗布されているのがわかります。
よく観察すると
・リヤデフ及びトランスファーのドレンボルトに工具を当てた跡(傷)も全く確認出来ない。
・トランスファーはオイル交換に伴って交換しているはずのドレンパッキンは交換から2ヵ月も経過していないのにしっかり茶色く錆びている。(この間における海岸近くの走行は無し、海から自宅までは数十キロキロ離れているので潮風の問題は皆無)
もう不信感が大きくなり、残念なことに痕跡を確認せざるを得ない心境になってしまいました。
車検時の作業内容の及び費用の請求書を確認すると
しっかりと作業内容と金額が請求書に記載がされており、当然のように引取り時には支払いを完了しています。
記録簿を確認してみると
エンジンオイル交換とエンジンオイルエレメント交換の記載はありますが、交換部品等の欄に前後デフオイル及びトランスファーオイル交換の記載は一切ありませんでした。
後日、私が神奈川県自動車整備振興会に電話で問い合わせたところ
『特異な事項などが有れば記載する欄』として『交換部品等の欄』を活用し記載する。
との回答があり、ディーラーの点検時に指定交換部品エンジンオイルとエンジンオイルエレメント、エアコンフィルターの交換を記載していれば、当然書かれていないことに疑問を感じます。
とのこと。
その後は、サービス工場側に確認する事項を整理し、5月上旬にサービスマネージャーK氏、サービス工場長M氏(初対面)、Aオートから残留しているベテラン整備士K氏(初対面)と私、合計4名で、DISCOの車底部を下から覗き、前後デフ&トランスファーオイル交換作業をしているかの痕跡を確認することとなりました。
結論、ベテラン整備士K氏は
・その時の作業はベテラン整備士K氏は行っていない。
・どのサービススタッフ(整備士)が作業したのか、作業整備士の氏名等は記載されておらず、これ以上の追及が出来ない。
・記録簿に、記載があるのはサービス工場長や整備士の責任ある立場の者であり、実際のところは記載されている氏名イコール作業担当者ではなく、あくまでも『責任者』という立場の者であることがほとんどである。
・当該、記載のある『責任者』も現在は退職しており、作業した整備士についても判明しない。(すでにこの者も退職している)
・リヤデフのドレンボルト、トランスファーのドレンボルトに工具の当てた跡は確認出来ないが、リヤのオイル注入口のボルト周辺に白色シールテープが僅かにはみ出しているのが確認でき、よってリヤデフのオイルは交換されているだろうとの予測しか出来ない。
・フロントデフとトランスファーに付いては確認が出来ない。
・トランスファーのドレンボルトパッキンは交換後間もないと思われるが、茶色く錆びているのが確認できる
・デフ及びトランスファーのオイル交換作業をしていたら本来、記憶簿には記載しているし、記録していないことは問題である
・現時点では、作業を誰が行ったとの記録や記憶、確証はなく、誰かしらのサービススタッフが『作業したであろう』というとても曖昧な回答しかできない
・よって、前後デフ及びトランスファーオイル交換の作業を行ったとは断言出来ない
との見解であった。
その場において、車低部の確認に立ち合った工場長の判断により
・今回は、会社が変わる以前(会社名(仮)Aオートの作業である)の当該オイル交換作業での問題であり、作業した者が特定出来ず、作業を行ったとの確証は得られないのは、新たな会社とはいえ、私共も責任を感じる。
・お客様がその様な不信感を抱く気持ちも理解できる。
・今後のお客様との良好な関係を考慮すると、改めて前後デフ及びトランスファーオイルの交換をお客様ご本人が立ち合いで再度実施する。
・当然、オイル代、工賃等の費用は全額店側が負担する。
ということとなりました。
さらには
・サービススタッフ(整備士)についても、今後はベテラン整備士K氏が作業の、全てを担当し、点検&車検等の窓口については、今回の反省を踏まえて変わり無く今後もサービスマネージャーK氏が担当し、今後は信頼回復に努める。(サービスマネージャーは2名体制でこのK氏の他はO氏しかいない為)
との回答をもらったので、工場長M氏の言葉を信じ納得しました。
また前後タイヤローテーションを実施しなかった件について、最新の記録簿のページに記載された『タイヤの溝の深さ』を示して、ベテラン整備士K氏に説明を求めたところ
ベテラン整備士K氏は
・前後のタイヤ溝の深さの差は約0.5ミリ程であり、デフ及びトランスファーの負荷がかかり駆動系統を破損する恐れはまず無いと思われる
・しかし、K氏の経験からして3000ccV6エンジン搭載のディスカバリー4はフロントタイヤの磨耗が早い車両(その様な乗り方のオーナー様が多いという意味らしい)が多いことからタイヤを観察し、若干の偏磨耗が確認されたが、フロントのタイヤ溝が深いことから、今回の前後タイヤローテーションの実施を見送った。(作業しなかった)。
旨の的確な回答を受け、タイヤローテーションの件について、やっと納得が出来ました。
サービスマネージャーK氏が私にDISCOを納車した後、慌てて確認をとった内容と随時と内容が違うと感じます。
メカニックと顧客とを結ぶ、パイプ役である『サービスマネージャー』として今後も務まるのか…、、、
先が不安になります。
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