序論
以前、定速走行時燃費について調査したが、当方愛車を今後も運用するにあたり、さらに効率のよい運転方法を探るため、今回、力行走行時の燃費について調査した。
注意:本実験による成果は、被験車両について言えるものであり、汎用的に適用できるものではない。
実験方法
同一区間(1.4kmほぼ平坦
http://yahoo.jp/qZlFI4 )を次の要領で走行した。
- 被験車両はスイフトXG-DJE (CVT 2WD)
- スタート地点はアイドリングストップで一時停止
- スロットル開度をほぼ一定にし、力行
- メーター読み55km/h(実測ほぼ50)で定速運転に移行(クルコン使用)
- ゴールは定速において通過
燃費は運転席の燃費インジケータを使用した。
スロットル開度は、前日記で取り付けたスロコンの表示を使用した。
試験環境
実験時における環境は、夜間、強い雨・水たまりあり、外気20℃前後、エアコンオート(24.5℃)であった。
結果
スロットル開度別の燃費は次のとおり。
開度 燃費 サンプル数
15 19.2 1
20 18.2 1
25 17.7 1
30 18.1 1
35 18.2 1
40 19.2 1
45 17.2 1
考察
予想ではスロットル開度が小さいほど燃料効率がよいと思量していたが、予想に反して、開度15-40の区間においてほぼ変化はなかった。
とりわけ比較的大きい40でもっともよい値を得られたのは意外であった。
各サンプルについて検討すると、開度25と40において周囲のサンプルと比べてばらつきが見られる。
これは測定誤差によるばらつきなのか、実際にそのようなエンジン特性を有するのかは、サンプル数が少ないため現段階では断定できない。
したがって、ここから得られる情報は、スロットル開度40までは比較的燃料効率がよい傾向にあると読むのが適当である。
ところで、この結果は、最高速に到達した段階での結果ではない点で注意を要する。
最高速に達した時点では、当然スロットル開度の小さい方が燃料消費は少ない。
上記結果は、最高速にいたった後、比較的効率のよい定速運転をした分も含まれる。
すなわち、大きめの開度でよい燃料効率を得るためには、最高速にいたった後、ある程度の距離速度を維持できなければならない。
それでは、何メートル定速すればよいか。
開度15と40の例で考える。
開度40の場合、比較的短距離で最高速に到達するが、15の場合相当の距離を走行しないと最高速に達しない。
いずれの開度であっても最高速に到達した後の運行は同一であるから、燃料消費も同一と見なすのが適当である。
したがって、開度40で力行した場合も、最高速に至った後定速運転をして、開度15で力行したときに最高速に達する場所まで運行すれば、開度15と40の場合で燃料効率は同一になるはずである。
今回の実験では、開度15の場合において最高速に達するのに600-700mの走行を要した。
したがって、600m以上の区間を順調に運行できれば開度の大きな力行であってもよい燃料効率を得られる。
結論
600m以上連続走行可能であることが明らかであれば、力行するのに開度15-40のいずれを選択してもかまわない。
時間に対するコストパフォーマンスを考慮するならば、開度40で力行するのが適当である。
(開度40は、被験車両はCVTであるが回転数2100rpm、周囲の一般的な車両よりもやや強い加速となる)
一方で、連続走行可能距離が600mを下回る場合は、その信号・一時停止までの距離の近さに応じて開度を小さくするのがよい。
Posted at 2015/07/04 00:11:33 | |
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