
良くも悪くも話題騒然、の FK2シビックタイプR。
便乗して一席( ´艸`)♪
そもそもタイプRとは
どんなクルマだったのか(・・?
その生い立ちを振り返ってみよう。
時は1994年。
FF車で筑波1分10秒切りは無理、
アンダー2ℓNAで200馬力は無理、と言われていた時代の話。
筑波サーキットで、
当時のFF車のタイムをすべて塗り替えた某メーカーのクルマがあった。
もちろんFF車で(笑)
それより速いクルマ作ろうという、
実に単純明快な発想で
開発(正確にはドーピング、笑)が始まったのが、タイプR。
サーキットで速いクルマを作るのは
実はそんなにムツカシイ事ではない。
問題は、耐久性と
市販車としての操安性や快適性を損なうことなく、
数値目標を達成できるか、ということにあった。
タイムは出てもフィーリングが悪い、
最終コーナーでリヤが流れる、
アクセルオフでスピンする、
免許取り立ての若者がハンドル握ることも考慮しなければならない
市販車としての宿命が、壁のように立ちはだかっていた。
そんなある日、
開発スタッフの一人が鈴鹿サーキットでN1マシンに乗る機会を得た。
状況が一変した。
迷いが吹き飛んだ、といってもいい。
割り切りと、妥協のない手法。
どうせなら、公道を走れるレーシングカーのようなクルマにしよう、と。
目標だったライバル車の存在は、圏外に去り、
自ら設定した、より高い目標値との戦いが始まった。
高出力化はもちろん、
足回りの強化や剛性アップ、
低重心化など・・・
当時としては、
考えられるありとあらゆる手法を取り入れて、
そのクルマは誕生した。
インテグラタイプR(DC2)。
時に1995年10月。

FFでスポーツ走行はできない・・・
FFアンダーステアだから・・・
そんな常識を覆し、
数々の伝説を作ったこのクルマには
現代のタイプRにない、燦然と輝く特徴があった。
軽さ、である。
軽さは、
加速にも、減速にも、
そしてコーナーリングにも効く、
全方位、究極のチューニングである。
その手法は・・・
遮音シートの除去、フロント遮熱板廃止、フロントガラスの薄板化、など・・・
およそ現在では考えられない徹底ぶりだった。
ここで話はFK2にもどる。
「世界最速、ニュルブルクリンクスペシャル」
「伝統であった高回転NAを捨て去り、ターボ化」
「ガチガチに介入してくる電子制御」
様々なネガ評価飛び交ってますよね。
増大した熱量に対処するため、
冷却系やオイルポンプなど補機類の大型化を招き、
それを支えるタイヤも熱ダレ対策で大径となり、
ブレーキ関係も大型化を招くという負のスパイラルに落ちいった、
かどうかは定かではないが・・・・
ジッサイ重量も増加(1382㌔)
明らかに
これまでのタイプRとはテイストの違うクルマに仕上がっている、らしい。
乗ったことないのでわかりません、が(^^;)
だから、肯定も否定もしない(笑)
FK2を除いては
もっとも新しく、完成度が高いと思われるFD2。
FK2の価格差、約140諭吉。
このクルマベースに、
原点回帰♡で・・・
差額を、
全て軽量化(素材置換、軽量シート、鍛造ホイールetc)に振り向けたとしたら♡
マスプロレベルで本気で取り組んだとしたら・・・
例えばレースカー製作で
一番費用と手間かかるアンダーコート剥がし。
費用と手間かかるなら、最初からしなきゃいい(^^♪
製造段階で①工程省いてしまう。
これで、10~15㎏の軽量化( ´艸`)
猿人?
ノーマルで十分でしょう~👍
マージン削らず、
各段にポテンシャルアップするし☆
猿人音もダイレクトに入ってきて
VTEC堪能できて
感覚的な速さ、
半端ないぞ~.。.:*・゜゚・*☆
タイプR乗りなら本望でしょ(笑)
考えただけでも、愉しくなるよね~
ギミック無しの自然な操舵感にも一層磨きかかるハズ♡
本来タイプRの方程式、とはそういうモノだった筈。
だろ~笑
各部のバランス取、補強、吸排気系、コンピュータ程度の改造しか許されない、
市販車にもっとも近いレーシングカーといわれるスーパー耐久FD2の
ある時の
鈴鹿ラップタイムは2分27秒987。
より軽量なDC5なら2分25秒470。
これ各クラス入り乱れた混走でのタイムです。
FK2の開発目標であり、
実質的ライバルである、
メガーヌRS、独走でクリアラップ取れた時のタイムが2分28秒46・・・・
季節も違うし、一概に比べられないかもですが
十分すぎるくらい射程圏内だと思いませんか(笑)
レーシングカーの真価とは、
ここ一発の速さじゃなくて・・・
周回重ねても、安定してラップタイム刻める耐久性と
乗り易さ、だと理解してますよ!
ちなみに、
筑波ではメガーヌRS、新型シビックタイプRともに1分07秒前後だそうです。
前出の
初代インテグラタイプRの筑波ベストはなんと1分08秒!
タイプR名乗るなら、
FF車世界最速目指すなら。。。
どうせなら、
タイプR飛び越えて
本物のR作っちゃおうYo!
Rゎ勿論
レーシングの
R!
って妄想話でした~
FFスポーツ黎明期♡
懐かしいクルマたちの
筑波運動会
インテR♡の開発目標とされた、あのクルマも登場しますよ♪
Posted at 2016/10/02 17:23:07 |
トラックバック(0) |
独り言 | 日記