また傾いて…

単に手抜き工事なんでしょうが、設計段階で構造計算とかしないんでしょうか？
せめて、倒れない程度に鉄筋を減らすとか、何とかって…(笑)

日本でも大分前に姉歯構造計算書偽造事件がありましたけど、アレは完成前には倒れず、普通に利用者が入居して暮らしていましたし、経年変化でひびが入ってから怪しいって話しになっていたので、まだ強度的にはかなりマシだったんでしょう。

でも、利用者から見れば住む前に不具合が見付かったって事は良い事なんでしょうケド。その意味では良心的な建物だったのかなと。

それにしても、傾いた「だけ｣なのに窓枠やベランダその他の部分も歪んでいるように見えますねぇ。どうせまだ発表していない『手抜き』もあるんでしょうねぇ。

大木って土の上の幹枝葉よりも、土の中の根っこの方が広がっているから風が吹いても雪が積もっても倒れない。って言われていますけど、コレと同様の事は人口の建造物にでも言える訳で、地盤や基礎が強固に作られていて、必要が有れば根に相当する地中柱を何本も深く打ち込んで、上部の加重を支えているから、強風で倒れたりする訳です。

どこぞの貨客船はトップヘビーでバラスト水を抜いたから転覆したらしいですが、目先の利益を優先して、その結果取り返しの付かない損失を発生させるって所はこの建物もソックリですね。

見えない所でも手を抜かない、むしろ普通なら見えない・気が付かない所だからこそ入念に作りこむ。なんて気違い職人一応褒め言葉です。みたいな考え方は理解できないんでしょうねぇ。

韓国で完成目前のビルが20度傾く、倒壊の危険も

牙山の傾斜建物、打ち込まれていた鉄柱が１０本少なかった