※精神衛生上有害な内容なので神経質な方はお戻りください。
カーオーディオの常識にハリセンをくれてやるお時間ですよ。
・DIYができる人向けの話です。
店で注文して施工費用まで入れると高額になるため。
ケーブル…
安いほうがいい。
完
ちょっと違った。
安くて不純物が比較的多い導体で作られた電気を通す電線がいい。被膜が薄くてもいい。
完
世には数え切れない謳い文句のケーブルが存在する。
いい音が…透明感が…迫力の…ハイエンドな…数量限定の…
当社にしかない技術で…世界有数の…
かの有名なオーディオに使われているものと同じ素材・製法で…
極上の…至高の…贅沢な…最高級○○素材を…
宣伝文句は数多い。
では!ケーブルの怪しい話のはじまりはじまり。
ヘッドユニット内蔵アンプを使わない、社外アンプを使ったシステムとして話を進めよう。
スピーカーはサブウーハー以外とする。
(スピーカーケーブルのみ内蔵アンプにも使える技を書きます。)
あくまで傾向、、、、、
初心者
スピーカーケーブル
純正やブランドケーブル(高額品)を使う
RCAケーブル
なんとかテクニカをはじめとするメジャーなブランドを使う。
(メートル辺り1万以上の高額品を使いがち)
RCAピンプラグはいかにも伝送ロスがなさそうな謳い文句の高額品を使う。
中級者
スピーカーケーブル
勧められるままマイナーブランドの安いケーブルを使う。(カ○レなど)
RCAケーブル
本人は理由は分からないが勧められたのでマイナーブランドの安いケーブルを使う(ベ○デン・モ○ミなど)
RCAピンプラグはアメリカのブランドを使う。
上級者
スピーカーケーブル
自分の聴覚を頼りにケーブルを選んで使う。値段が格安になる。純正を使うことが多いだろう、、、
RCAケーブル
自分の聴覚を頼りにケーブルをこだわりなく選んで使う。RCAピンプラグも特にこだわらない。
ワシのような怪しい人
スピーカーケーブル
ホームセンターの電線コーナーで売っているベルコードやチャイムコードと呼ばれる
AE線(単線、被膜の中の導体をよじってないもの)を使い、ケーブルの太さに注意をする。
ただしドアヒンジ直前までAE線を使い、そこからドア内スピーカーまでは子供玩具屋に売っている理科の
豆電球の実験で使う電線を使う。導体が細くて両手で引っ張ればちぎれそうな細さ(笑)
線と線のつなぎ目、、、単線に豆電球線をぐるぐる巻き…で、まさかのビニールテープ(笑)
どうだ?精神衛生上気持ち悪いだろう(笑)、、、常識のカラを割るべし。
ここで丁寧に端子を取り付けると音楽信号がロスする。
余分なパーツはつけず、シンプルに。
RCAケーブル
電気屋で売っているテレビとプレーヤーをつなぐ
メートル千円以内のRCAケーブル、、、
RCAピンプラグは当然
白と
赤(笑)
ただし総延長が約3メートル以内におさまるように。それ以上はノイズを拾うアンテナになりがちだからな、、、、、
ちなみに…
一番ライヴ感があり音楽性がありナマ音なのは、、、
ワシのやり方、、、。
ライヴの生音が出るのはワシの組み合わせ。
理屈じゃない理論じゃない、、、全ては楽しい音楽のため。
脱線、、、ボソッ
前もって書いておくが、ワシのシステム…実にシンプルな構成ぜよ、、、
イコライザーやチャンネルデバイダーの類は一切つなげないシンプルイズベストの王道システム。
音の出方のバランスは主にドアインナーでやる。
次がアンプのゲイン調整。
ゲイン調整、、、ここにもカーヲデオの常識に隠れた真実が、、、
ゲイン調整、、、ゲイン位置によってアンプのキャラが変わる。
常識ではヘッドユニットのボリュームを7,8割の位置に合わせて普段聴く最大音量になるように
歪まないようにゲインを合わせ、ヘッドユニットのボリュームを下げていく。
なんということだ…ゲインでアンプのキャラが大きく変わる場合が多いのに、そのオイシイところを見逃している、、、呆
ワシか、、、たいていゲインはマックス(メインアンプ前のアンプ・ラインドライバー)だ、、、照
そして
細かい調整はヘッドユニットのバス・トレブル、、、
トーンコントロールなんだな、、、
アナログイコライザー(代表的なのはオーディオコントロール社のEQX)を
真剣に考えながら弄くりまわした経験がある者なら、おそらく気づくはず。
音の調整は広範囲の3バンド調整で融通が利く、、、
31バンド…いらない…
ほら、、、悪魔が調整沼へようこそと手招きしているぜよ、、、
しかも調整沼より奥地のヲデオ沼の悪魔も熱い眼差しで見てるぜよ、、、
復帰、、、ボソッ
いきなり親しみにくい話になるが、
オーディオはインピーダンスとの付き合い方が重要、、、
インピーダンスには
ロー出しハイ受けと決まり文句があっての、、、
ヘッドユニットからローインピーダンスで出た音楽をアンプがハイインピーダンスで受ける。
そしてアンプが仕事をしてローインピーダンスで音楽を出し、ハイインピーダンスでスピーカーが音楽を受ける。
スピーカーが振動して車室内にライヴ空間ナマ音充満。
ローインピーダンス音楽信号をハイインピーダンスで受けるようにすると、音楽信号が余すところなく伝わりやすくなる。
そのため故意にハイインピーダンスの状況を作りだしてやるだけ、、、
これもPHASSの姿勢から学ばせてもらったこと。
カタログやホームページのアンプのスペックに何オームで信号を受けるか書いてあるわな、、、
ロードインピーダンスという項目。
ロードインピーダンスの値が大きいものが音楽仕様のナマ音迫力ライヴアンプ。
小さいものが音質派向けニュアンス重視アンプ。
アンプのワット数も関係してくるが、、、
ただ何事もやりすぎは逆効果で、例えばケーブルにゴムを使うと極上のハイインピーダンスに…ならない、、、電気が流れない、、、音が聴こえない。
ケーブルというのは機材の部品の一部分との考え、、、真実言っちゃった、、、ボソッ
導体の純度が高いものを使えば使うほどローインピーダンスとなり、電気伝送ロスが小さくなるが音楽伝送ロスが大きくなる、、、ボソッ
スピーカーのボイスコイル線より細い電線となると、豆電球線となる、、、ボソッ
ケーブルの長さは左右のチャンネルで出来るだけ長さをそろえ…
ない、、、ゴキゲンに音楽が聴こえる長さがいい、、、つまりテキトー、、、ボソッ
※ドアヒンジ手前からドア内にAE単線を使う
のは控えましょう。
ドアは過酷です。雨の侵入もあれば、外気温や日光によるアウターパネルの温度急上昇、車室内の冷房によるインナーパネルの温度急下降、そしてドアの開閉。走行時の振動。
単線は単なる金属の板。
環境の影響を受けやすく、ある日突然ドア内で線が折れます、断線します。
そこでアンプやヘッドユニットの故障と考えて修理や買い替えをすれば余計な出費が増えるだけ。