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まごころmusicのブログ一覧

2015年12月01日 イイね!

魔法の最高級ハイエンド(スピーカー口径と鳴りの関係)

車のスピーカーを選ぶ時は自分の耳で音楽を聴いて好みのものを選ぶのが基本。

基本…なのだが知ってるようで知らない、、、というより誤解されがちな事が、、、、、ある。


それは「鳴りやすさ」について。


「鳴る」というのは車体にスピーカーからの音楽(振動エネルギー)が伝わって、音楽が耳からも体からも感じとれる状態。

だから、、、スピーカーの口径は大きいほど鳴りやすい


ところが、、、鳴りやすいのは小口径スピーカーとされている、、。


もう一度…しつこく説明、、、

大きなスピーカーコーンが激しく動けば、そのエネルギーは強力で車体を揺らす力が大きく、「鳴っている」状態になりやすい。

車体そのものが音楽を出し、車内の空気中にも音楽があふれると…それは響く」ということ。


、、、、、とはいえ音がリアルなのは小口径スピーカーなのも事実、、、、、。


、、、かといってリアルなだけの音を…迫力がない弱い音にも関わらず「響いている」と判断してしまうと、、、小口径スピーカーは鳴りやすいと判断してしまうと、、、

鳴りにくいユニットで懸命に前方定位を目指し…

「TAタイムアライメントなど各調整を念入りにしているのにセッティングが出ない。ナゼ???」となり…
「そうだ!アンプが悪いに違いない!高額なアンプにしてみよう!」となり…
「アンプは高額なアンプにした。なのにイマイチ。そうだ!高額なヘッドユニットにしてみよう!」となりやすい。
そして
「アンプもヘッドユニットも最高のものに変えた。まだ何か違う…これは…ケーブルが悪いのか?そうだな…ケーブルに違いない!高いケーブルなら間違いないはず!」

…もう気づいただろうか…


ヲデオ沼に落ちるぜよ、、、、、。


※ここで大切な話をしておこう。※

快適なカーオーディオライフを過ごすために。



電気を使うユニットの話。ヘッドユニットやアンプや各種機器の話。

分かりやすく説明するために原動機を例に取る。
車にはエンジンがあるだろう。モーターもある車もある。

パワーがありトルクがある。

銘機と言われているもの全てはパワーとトルクのバランスが良い。

パワーばかりでトルクをまるで感じないユニットは注意。

音というのは次々に変化するものだろう。

音は、まずトルクが出て、そこにパワーが乗る。
しかしトルクがないと…パワーが出る前に次の音に変化してしまう。



見かけだけのパワーにだまされて骨のない音に惚れると地獄の沼に直行です。



パワーとトルクのバランスを決める大部分の要素はヘッドユニットにあります。

バランスを決める割合はカーオーディオユニット全体の90%を超えるだろう、、、、、。それだけヘッドユニット選びは大切。

ここで少しでもトルク型にするためにバッテリー直接接続「バッ直」をやるんだな、、、、、


そして音楽信号にパワーもトルクも大幅に付け加えるのがアンプの役目。

少しでもトルク型にするためのバッ直はヘッドユニットと同じ原理、、、、、。

アンプもパワーとトルクのバランスを決める要素がある。

一般的にはアンプの電源周りに気をつかってトルクのバランスを調整する。

ハイエンドな魔法の方法が、実はもうひとつ有る。

PHASSのハイローコンバータHLC-01を使う方法。

アンプそのものがパワー/トルク調整の部品になる方法。

一般的にはヘッドユニットとパワーアンプとスピーカーという組み合わせだが、

ハイエンド方法ではパワーアンプの直前にアンプを取り付ける。

欠点は、接続機器が増えるため一種のフィルター臭さがどうしても出る。

しかしねえ、、、カーオーディオは楽しむためにやるものじゃないか。小さな欠点がどうでも良くなる「楽しさ」はある。

とびきり楽しいのがハイエンドなアンプ接続方法の長所。
前方定位に簡単になる上にライヴ感まで出てくるしな、、、、、

難しくはない。ホームオーディオと全く同じやり方。
プレイヤーがあって、プリアンプがありパワーアンプがある。


パワーやトルクは音にどう表れるのか。

パワーは中域から上の表現がきらびやかになります。

トルクは全域に渡って力強さがレベルアップします。
トルクは低域だけ?…いや、全域のレベルアップです。

全域の音が力強いと、それだけ響きが増しライヴ感が出ます。


これでカーオーディオの全体像が少しはつかみやすくなっただろうか、、、、、



この考えが頭にあれば、無茶な買い物をしなくなるだろうし、あほオーディオ評論家たちの物欲刺激文句に踊らされることもなくなるだろう…

ちなみに前方定位になりにくい細い音のパワー型ユニットは高額品に多いです。

音を追い求めるあまり、お金を出して楽しさを捨てる感覚。
だから全てのものを高額品でそろえていけば、、、、、どんどん楽しくなくなります。

音楽を楽しむはずが、、、財布を捨てたり落としたりすることが面白くなってくる異様な人が少なくない、、、、、、、、呆


プロショップも詐欺ショップが大半だから注意が必要。

「ヘッドユニットにパワー型を使ってるから、アンプとスピーカーはトルク型にしましょうか」

数多くの経験を持つプロショップは本来こんな提案をすればいいのだが…


たいていは、こんな感じ。

「あなたのヘッドユニットはハイエンド(パワー型)なので、それに見合った最高級ユニットじゃないと本領を出しませんよ。あなたの宝を活かすためにアンプは高額ハイエンド(パワー型)でスピーカーも高額ハイエンド(パワー型)でいきましょう!想像を絶する音が出ますから」

想像を絶する軽い音が出るべよ、、、、、

スピーカーの存在を感じてライヴ感はゼロ、聴く人が音を聴けば笑いが止まらなくなるだろう、、、悪い意味で(笑)

しかし、車の持ち主の前では笑えない、、、なぜならプロショップを信じきって新車が買えるほどの施工料を払っているからだ、、、、、


高額品にもパワー/トルクのバランスが良いものは有る。それが銘機と呼ばれているユニット。
ただね、、、、、絶妙なバランスで存在しているから他のユニットの組み合わせで宝にもゴミにもなる。

経験が浅くて迷ったら、ひとつのハイエンドユニットの他は全て安ユニットを組み合わせるとカーオーディオライフは成功しやすいだろう、、、、、。

※カーオーディオ成功の秘訣の説明おわり※




再びスピーカーの話。

「音が歪む」という表現があるだろう、、、早い話が音がウソくさいってことだな、、、。

これはスピーカーが大きいほど歪みやすい。

どれだけ爆音でも、、、どれだけ微笑出力のアンプを使っても、、、歪みにくいリアルな音楽を奏でてくれるのは小口径スピーカーユニット。具体的な数字を挙げるなら直径10センチ以下のスピーカーユニット。


「音にリアル感がある」 という事と 「鳴っている」 という事は全く違う。



鳴りやすさを取るか、、、、、リアル感を取るか、、、、、

この問題を欲張って解決したスピーカーユニットは…ある。


13センチスピーカーユニット

PHASSでいえばFD0590と呼ばれるフルレンジスピーカーなど。

ちなみに、、、、、

鳴りやすいのは…FD0790。リアル感あふれるのは…FD0496。


あこがれの?前方定位を目指すなら手っ取り早いのは鳴りやすい16センチや17センチのスピーカーユニットを使えば夢は叶いやすい。


「鳴る」という状態が経験として身について初めて「実在感が欲しい」となった時に10センチ以下のスピーカーユニットを使う。

たいてい苦労するだろう、、、、、「鳴らす」ために。



スピーカーは直径で考えると、鳴りのイメージがつかみにくい。

そこで円周で考える。直径×3.14=円周。直径にテキトーに3をかければいいべ、、、、、

例えば定番の16センチスピーカーは円周は約48センチ。50センチはあろうかという棒を素振りすれば「ブオン」と音が出るだろう、、、

ところが10センチスピーカーともなれば円周は約30センチ。30センチの棒を振ったところで「シュ」くらいの小さな音しか出ないだろう、、、


それだけ10センチ以下の小口径スピーカーユニットは鳴りにくい。けれども気持ちのいい胸のすく音は出る。


音楽は出にくいが音は出る。音を追い求めているなら大満足だろう。

完璧な草食系サウンドだな、、、、、完璧に草食系サウンドだな、、、、、


「鳴る」と「歪まない音」を経験して「ライヴ感が欲しい・ナマ音が欲しい」となった時…たどり着くところは13センチスピーカーユニット

音楽を自然と演奏してくれて、音は気持ちいい。しかもナマ感がある。

M a k i n g   M u s i c  
S o u n d  
R e a l
、、、、、

厳密にいえば若干の歪み感はある。でもそれを音楽を楽しむスパイスとして余裕ある気持ちで受け止めれば、、、耳の奥の鼓膜に心地いい音圧を感じる、、、、、。

音圧はあったほうが楽しい。音圧があって低音から高音まで実にリアル。
これぞ肉食系サウンド、、、




最後に、、、かなり重要なことを記しておこう。

「なにやら『イイモノ』のようだから13センチスピーカーユニットを取り付けてみよう」





13センチスピーカーユニットが一番大ケガしやすい、、、、、

特に経験が浅い場合、こんなことが起きる。

全く鳴らなくて音圧?…そんなもの有るものか!さらに低音は絶望的に出ず高音は思い切りくもっている。歪む以前にボソボソと歌詞が聴きとれない、、、

嗚呼、高い買い物だったのに損した、、、、、

試行錯誤を繰り返した経験のない人にありがち。

13センチスピーカーユニットは特殊です。

基本は16・17センチスピーカーユニット。音質を求めたら10センチ以下ユニット。

「13センチは中間の大きさだから、なんとかなるだろう」 → なんともならない可能性が極めて高い、、、

13センチスピーカーユニットを鳴らすことに成功したら、、、、、


勝手に前方定位

自然とナマ音ライヴ音楽仕様

マイカーが長く付き合いたい相棒になる

こんな現実が待っているぜよ、、、、、




番外編

スピーカーユニットは大きすぎると、不思議と音が歪みにくいという現象が起きます。

PHASSの20センチフルレンジユニットFD0890、、、、、

口径なりの深く迫力のある低音が出ます。フルレンジスピーカーで位相の狂いがゼロ

極低域から高域まで位相の狂いがゼロの音楽は、、、ワシが聴いても鳥肌が立つ、、、

問題点はもちろんある。音源を選びやすい。ライヴ音楽は独壇場、、、ゾク

そしてドアの(スピーカーを取り付ける土台の)大改造が必要、、、20センチ径だからな、、、
ポン付けは不可能…ボソッ


ただ、音源がハマれば、、、、、
FD0890は某3人組アーティストの女ボーカルや某全世界展開レーベル(ソ○ー)の重役も太鼓判を押す音楽が出る、、、、、ボソッ

車で音楽がかりの、まごころmusicです、、、、、ボソッ

トルクがポイント、、、



13センチスピーカーユニットを活かしたいなら、ワシのブログ

デッド?(ドアチューニング)

を参考にすべし、、、、、ボソッ
Posted at 2015/12/01 08:20:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | PHASS | 日記

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