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2018年11月19日

ゼネラル(八欧電機) 真空管ラジオ 6S-26A

ゼネラル(八欧電機) 真空管ラジオ 6S-26A  ども、、

えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいぇー!

ということで、懐かしの八欧電機の真空管ラジオから、「ゼネラル6S-26A」であります。

発売は昭和32年(1957年)、当時の定価は現金18800円・月賦払20700円、昭和31年の国家公務員の初任給が 8700円の時代ですから、月給2か月分以上の超高級品と云うことになります。

ブルー系ライトグレーのボディに、フロント一杯に広がったベージュ色のスピーカーグリルが無暗に豪華そうで、とても良い感じでありますよねー( ̄o ̄ )ノ

スピーカーグリルに取付けられたピカピカの「General」のロゴマークもワンポイントで良いアクセントでして、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代の国産ラジオであります。

AM専用ラジオで、使用真空管は6BE6-6BD6-6AV6-6AR5-6X46E5マジックアイ、自社製の4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動しております。(⌒∇⌒)ノ、





左側がラジオと連動したアラーム付の時計で、 右側がラジオの周波数ダイアル表示となっており、大きなRで処理されたボディはとても素敵でありますよねーヾ( ̄  ̄ )

ダイヤルツマミは、左端から電源と時計連動切替スイッチ、中央がレコード切替とボリューム調整、右端がチューナーとなっており、整然と並んだツマミもなかなか良いものであります。( ̄◇ ̄)ノ

時計板の3っのノブは、右側が時計の時刻合わせ、下側がラジオアラームの切替「自動・手動」、左側が時計アラームの時間合わせとなっております。( ̄▽ ̄)b

面白いのはスイッチでして、時計の文字盤下側のノブを「自動」に切り替え、本体の時計連動スイッチを「A(電源オフ)」に合わせておくと、タイマーで自動的に電源が入る仕掛けとなっております。





キャビネットの材質はベークライト(フェノール樹脂)、一見、小型ラジオのやうにも見えますが、実際は、幅420mm×高さ220mm×奥行170mmと、けっこうな大きさでありますw

また、分厚いベークライト製のラジオは、重量が5キロ弱もあり、気合を入れて抱えないと、とんでもないことになってしまうというw、超重量級のラジオなのでありますたw( ̄▽ ̄)b

キャラ立ちまくりの素晴らしいデザインなのですが、実はこのデザイン、以前にアップ済みの米国ゼニスの真空管ラジオ「L-622G」から、まるパクリされたデザインなのでありましてw (`・ω・´)

「Model L-622G」の発売が昭和28年(1953年)で、今回のラジオの発売が昭和32年(1957年)ですので、まー、そうは言っても、今ほど世知辛くもなく、おおらかで良い時代だったと思いますよねー





しかし、この二台、似たようなカタチながらも、ラジオの大きさは、ぜんぜん違いまして、こんな処からも、当時の日米の基礎工業力の差を、まざまざと見せつけられる思いであります。

あと、時計の電源は、ゼニス製ラジオは家庭用120Vとなりますが、ゼネラル製は乾電池の3.0Vでありまして、60HZsと50HZsが存在する、日本ならではの仕様でありますよねー

今回も国内オクでボロボロのジャンク品を入手、当方でレストアとなりましたが、取りあえず受信はするけど、時計のノブが一個欠品したりと云うことで、格安で入手となりました。ヾ( ̄  ̄ )

と云うことで、早々に到着したラジオのレストアを開始ですが、以前に誰かか修理したラジオらしく、一部のコンデンサーがチューブラ式のコンデンサーに交換されておりました。w( ̄◇ ̄)



使われているコンデンサーなどから、おそらく、昭和50年頃の修理だと思われ、固くなった電源コードと、残っていた数個のペーパーコンデンサーを交換し電源を投入してみました。(`・ω・´)キリッ

これだけで、とても良い音で鳴り始めてくれまして、後は、半日ほどエーシング(慣らし運転)となりましたが、暫くすると、放送が途絶えて、小さなハム音だけになってしまいました。

あらあらとwシャーシーの叩き出しを行なってみると突然復活、暫くは調子良く鳴っているのですが、なにかの拍子に無音状態に戻ってしまうと云う繰り返しで、なかなか原因が特定できませんw

仕方がないので、怪しい抵抗の交換から開始、最初にACラインの500Ωの抵抗を触ったところ、大した力も入れてないのに、シャーシー側のハンダ付部分からスッポリと外れてしまいますたww





どうやらイモ付ハンダだった模様で、ガッチリと再ハンダ、これで解決と思いきや、まだまだ、なんとなく受診が不安定でして、結局、時計に組み込まれたラジオの電源スイッチが原因でありました。

そんなわけで、仕方なく時計連動のスイッチ機能は諦めて、電源ケーブルをラジオ本体の電源スイッチに直結、時計とラジオの回路を独立させてやり、シャーシーのレストアは完了であります。

続いてキャビネットのレストアでありますが、ベークライト製の本体は、茶色の成型色の上にグレーを吹き付けて仕上げられており、そのグレーがあちこちで剥げてしまい、酷い状態でありました。

これがブラ製の本体でしたら、資料的観点から、ブラの地を活かして磨き上げるため、極力塗装は行わないのですが、そんなわけで、今回は、心置きなくw全塗装と行ってみますた。





キャビネット本体は、全体にMr.カラー スプレーの RLMライトブルーを、グリル部分はマスキングの後にキャラクターフレッシュを、最後に軽くクリアーを吹いて仕上げております。

あと、紛失していた時計のノブは、隣のノブwから型取りして「プラリペア」で複製、同じく紛失していたダイヤル版の透明カバーも、アクリル板を切り出して製作してみますたw

時計版の透明カバーは辛うじて残っておりましたが、四隅の取付ピンが全て折れておりましたので、自作のダイヤル版のカバーと同様に、マイクロネジで止めております。

動かなくなった時計は、分解して556を吹いてやるだけで復活しましたので、紛失していた時計用の電池ボックス(単三電池二個)を所定の位置に再設置してやりました。( ̄◇ ̄)♪

ささ、ということで、今週も始まってしまいますた。

ま、なんとか頑張って行ってみましょー、、

でわでわ、、




※写真はクリックで拡大します。( ̄▽ ̄)b
ブログ一覧 | 古いラジオ | 趣味
Posted at 2018/11/19 19:04:22

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この記事へのコメント

2018年11月19日 16:58
おおっ・・・おおきいことはいいことだ!?
 家電、家財のインパクトありますね。
時計も見やすいし、ちょっと凹みをつけて傾斜させてて
お洒落ですねぇ~ マジックアイも装備して・・・
 堂々たるロボ顔! キング・ジョーもびっくり?
コメントへの返答
2018年11月19日 19:15
まいどー♪

>>おおきいことはいいことだ・・と云えば山本直純・・と云えば森永エールチョコレートですねぃw

で、良い顔つきでしょー、、このラジオをデザインした、当時のゼネラルのデザイナーさんも、まさか60,年以上もたってから、ゼニスのオリジナルラジオと並べられてしまうなんて、きっと、夢にも思ってなかったのではないかとww
2018年11月19日 23:38
おぉ~イイ音!!

意匠は流石というべきですね。

インテリアにもなります。

時計が付いているので

未使用時も使えますね。
コメントへの返答
2018年11月22日 0:40
どもども、毎度ですー♪

あい、木製のラジオら匹敵するくらい良い音でありまして、分厚いベークライト製の筐体が功を奏していると思います。

時計は、電池駆動なので、すっごく安心して使用ですますねーw

プロフィール

「日本コロンビア Columbia 真空管ラジオ MODEL1225 http://cvw.jp/b/240223/47672215/
何シテル?   04/22 21:04
座右の銘  『期待に応えるから、面倒なことを頼まれるw』
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